J1第19節 横浜M×浦和(日産)


 今年は梅雨らしい梅雨だな。6月以降の松本戦、大分戦はいずれも雨だったが、今日もまた午後から雨が降ったり止んだりの天候だった。スタジアムに着いたのは18時半頃で、席に着いて友人と歓談しているうちに選手紹介→試合という流れ。

 この試合もここ最近の試合と同じく序盤からマリノスがボールを支配する時間が続いた。浦和は埼スタでの対戦時は不慣れな4バックでかなり無理をしている感はあったが、今日は慣れた3バックに中盤も経験豊富な阿部を久々に入れて、その他青木、長澤と走れる中盤を置いた布陣。しっかりサイドに蓋をして要所は抑えていたが、前半の終盤に右サイド橋岡が自陣で転けてからの流れで遠藤にボールが渡り、逆サイドネットにゴールを沈めた。遠藤という選手は(2アシストを決めた)5/18神戸戦がターニングポイントとなったのかと思うがその後もゴールが遠かった中でリーグ戦19節にして初ゴール。これで今後右サイド仲川と同等の“怖さ”を相手に与えるならばそれに越したことはないが、やはり一人前になるまでの“長さ”を感じずにはいられない。これだけ(マリノス公式戦100試合以上の)チャンスを与え、加えてU18~22代表で国際経験も積んだらそりゃこれくらいやってくれなきゃ困る。

 前半はマリノスが圧倒し、後半もマリノスが追加点を上げれば4月の埼スタの試合同様になるだろうとは思っていたが、後半15分頃にマリノスが上げた追加点は、
マリノスから見て左サイドから遠藤が低いクロスを上げてゴール前の選手が合わせたものだが、
・ゴール前でマリノスとレッズの選手が競り合いながら合わせたものだが、最後触った選手がマリノスなら映像で見る限り最後にボールに触れたのは仲川で、オフサイドの位置だった。
・ゴールが認められた後、一旦取り消しになった
・取り消し後、両チーム監督も巻き込んだ騒動になった後、ゴールは認められた。

と色々突っ込みどころの多い展開。他にも色々あるが、現時点でJリーグはVAR未導入の中で、映像を観た(審判団以外の)第三者の影響を受けたのでは無いかという疑念によってこの騒動が起こったのではないかな。

 その後浦和が1点返し、終盤にはマリノスがPKを得てエジガルがこれを決めて3-1でマリノスが勝利。PK時はトイレに行っていたのだがこの判定もボールが手に当たったのかどうかという疑念はあったようだし、色々後味の悪い試合だったようだ。まぁ去年のホーム清水戦やルヴァン杯決勝など、マリノスサポは常にジャッジの“被害者”をアピールしてきたが、この試合でどのようなリアクションをするのかは興味深い所。これで(主語を大きく)Jのジャッジ全般に怒りの矛先を向けたら、ご都合主義も甚だしいことになるが。AT(7分)に入った後、3分程でスタジアムを出て帰宅。