J1第26節 横浜M×広島(三ツ沢)


東横線沿線御朱印巡り(新丸子編)
 今日もまた三ツ沢なので前回に続いて東横沿線を巡る。今日は新丸子。
 まず向かったのは丸子山王日枝神社。新丸子から多摩川下流方向に10分ほど歩いた場所にある。

 創建から1200年という長い歴史を持ち、案内板によると北条氏直発行の虎の印判状が遺されているらしい。内容は年貢の納入や多摩川の流路変更による対岸の世田谷領との境界線の裁定など。現在も多摩川の両岸には同じ地名を持つ場所が多いが(丸子、等々力など)、かつては一体となっていた土地が川の流路変更で分断されたことに因る。おそらく北条の時代は今よりも蛇行していたのだろうが、当時はどんな風景だったのだろうか。
 御朱印は近くの社務所にて頂いた。宮司不在により先日の浅間神社と同じく書き置きを。

 社務所を出た後は歩いてすぐの場所にある大楽院に向かった。ここは数年前に親戚の葬儀で訪れた場所で、これも何かの縁かな。ここでも書き置きの御朱印を。

 最後は新丸子駅近くにある京浜伏見稲荷神社へ。

 駅の近くにこんな神社があるとは知らなかった。戦後に京都の伏見稲荷分祀した社らしい。限られた敷地を有効活用した作りが印象的で、このようなオブジェもある。

 参拝客もそこそこいて御朱印にも何人か並んでいた。

 本当は他の駅も回りたかったが新丸子だけで三つも参拝したのでそれはまた来月の湘南戦の時にでも。この試合は14時開始だから並びを考えると相当朝早く家を出ないといけなくなるが。

■試合
 そのまま東横で横浜に向かい、三ツ沢へ。今日の抽選番号は前回よりかなり前の方で余裕を持って席を確保出来た。試合前に夕景が綺麗だったが、9月も中旬となり、気温や湿度が少しづつ秋を感じさせる。
 今日の相手、広島はドウグラスヴィエイラレアンドロペレイラが負傷欠場で渡、川辺、東の3人で前線を形成していたが、本来川辺はもう1列後ろのポジション、東もU20代表でそうだったようにSB、サイドハーフの選手という印象が強く、実際あまり迫力ある攻撃は無かった。広島がマリノスゴールに近付く時は大体左サイドハーフの柏の突破がきっかけになっていたかな。
 マリノスもスタメンは何人か変わったとは言え、仲川が中央というここ数試合の基本布陣は変わらなかったが、前半はボールは支配するもののパスカットされるシーンも多く0-0で終わった。広島は前線の迫力は無かった一方で、守備(3バック)はよく組織されていて、GKから丁寧に繋いでいく様は大分を彷彿とさせた。

 後半も同じ展開だったが、半ば頃にトイレに行こうと席を立ち、丁度ゲートに差し掛かった時にマリノスが先制。ボールを奪って左サイドに展開し、そこからグラウンダーのクロスを仲川が合わせたのだが、後でハイライトを視るまで誰が決めたのかもよく分からなかった(笑)視ると、縦パスを右サイドハーフだったハイネルがカットし損ねた感はあったが、この選手は前半から攻撃時は生き生きしていたけど守備は明らかに苦手そうだったので、さもありなんというシーンだった。
 で、そこからポスト直撃シュートありでマリノスが一層押し込むようになって、後半35分頃にティーラトンが2試合連続となるミドルを決め、その数分後にはPKを得てこれをエリキが決めて試合を決めた。

 3点差ほど内容に差があったとは思わないが、得点の流れはマリノスによって理想的だったな。先制後にゴラッソからの追加点、そしてそのすぐ後にPK。まさに「快勝」という試合。FC東京が負けたのでこれで残り8試合で勝点4差となり、十分優勝は射程圏内。またこれで今季のリーグ戦はホームで既に11勝(1分2敗)。ホームで10勝以上というのはおそらく優勝した04年以来だと思うので、その意味でもなかなか縁起が宜しい。