プレミアイースト第18節 川崎U18×横浜FCユース(等々力)

 今日はJ1は無く、味スタのJ2東京V×新潟にも少し惹かれたが、プレミアイーストの試合が等々力開催てことで行ってみようかなと。高円宮杯という意味では
プレミアファイナル(2015年)
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全日本ユース(2006年準決勝)
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を観に行った事はあるが、プレミアのリーグ戦を観るのは初めて。マリノスユースもプレミアイースト所属なんで前々から試合を観に行きたいとは思っていたが、無観客だったり、関係者、保護者のみ観戦可能という試合が殆どで行く機会が無い。という中でのこの試合は日程、会場、時間、天候等条件が良かった。

 14時開始だがユースの試合だし13時半位に行けば良いだろうという感覚で13時過ぎに小杉からバスに乗ったのだが、車内にユニを着た人が結構いて、あれ、実は意外に人多い?と。この試合は1階席のメインスタンドホーム側、ゴール裏、バクスタ、そしてアウェイゴール裏のみ解放ということで着くとメインスタンド席は半数以上埋まっていて通路沿いから内側の席を確保。

等々力メインスタンド
  • 試合

 プレミアイーストにおいて現在首位は川崎U18で横浜FCユースは中位(全12チーム)という中で試合だったが、序盤は川崎がボール支配しつつ横浜FCがカウンターでチャンスを伺う展開。むしろFCが相手ゴール前に達するシーンが多く、右ウイングの20番が縦に斜めに仕掛けてチャンスメイクと。かなり小柄な選手だったが、こういうタイプはユース、高体連限らずいるよなーと思いつつ観ていたのだが、最も目を引いたのはCBだった。川崎U18高井、横浜FCユース ヴァンイヤーデン共に190cm以上のCBでU代表に選ばれている逸材(背番号4なのも共通)。東京五輪世代以降こうした長身CBが増えた印象だが、2人とも単なる高さ要員ではなくボールを繋ぐ面においても躊躇無いのが印象的だった。表現を変えればボールに触るのを恐れないというか。特に川崎の高井は高さでアピールというよりボールタッチの柔らかさやフィードの正確さが目を引いた。ヴァンイヤーデンも落ち着いたプレーだったが、前半終わり頃にトラップミスして相手にボールを奪われそうになったところでタックルしたのがレイトと判断され一発レッド。以降試合は11vs10に。

 後半はほぼ川崎U18が押し込む展開で、ゴール前で人数を掛ける横浜FCユース陣内はなかなか突破出来なかったが、半ば頃にCKのこぼれを押し込んで先制。ATにも追加して2-0で川崎U18の勝利。

 全体を通して感じたのは上手さよりも激しさ。選手権は別としてU18年代の試合を観に行ったのは2015年のクラブユース決勝と上記のプレミアファイナル以来だが、その時より局面の激しさがあった。中盤の上手い子も相手がボールを持っていれば激しく寄せる様は15年当時にはあまりみられないシーンだったな。

 今日の観衆は何と3505人。

今日の観客数

今週は偶々土曜にJ1試合が無く、その他無料、土曜、14時開始、等々力、好天といった条件が重なっての結果と思うが、年に数回でもトップチームと同じ環境で戦えるのは良いなと。マリノスもたまには日産or三ツ沢で、と思うが、使用料や他チームの予定が詰まっていたりでなかなか難しい。故に近年横浜国大と提携して整備したグランドや保土ヶ谷公園が主戦場になる。昔はトップチームの試合前に日産の隣の小机フィールドで試合があったりしたが、それも最近はあまりなく。

 てなことを思いつつ新丸子駅に戻って帰宅。