J1第23節 FC東京×新潟(国立)

  • 連休初日

 マリノス戦は日曜なので土曜にどこか観に行こうかなと日程を見ると国立で試合が。カード自体も興味を引いたが、この時期は何よりスタジアムに屋根があるかどうかが観戦を決める最重要ポイント。雨の日に「陸スタだが屋根有り」、「球技場だが屋根無し」どちらの試合を選ぶかと言えば基本は前者になるのよね。実際、今日は夕方から雨がパラつく天候だったし。また屋根無しだと天気予報を見つつギリギリまで購入の判断を保留せざるを得ないが、屋根有りなら予めチケを購入する事が可能。特に国立は通路側席の確保が必須なだけに早めに買えるのは大きい。

 試合は夜で国立往復するだけなのも面白くないので、昼過ぎに家を出て都内を散策、という事で四ツ谷にある須賀神社へ。ここは某アニメ映画で有名になったとの事だが、自分はそれを見てないので「アニメで描写されて聖地化した」という事実しか知らないのだが苦笑、シンプルに四ツ谷周辺てあまり行った事ないなと。
 新橋から銀座線、丸の内線を乗り継いで四谷三丁目駅から徒歩5~6分で到着。

須賀神社

神社としては四ツ谷地域の総鎮守だという。

神社前の階段

それほど参拝者は多く無かったが、アジア、欧米系と思われる人々がいたのでこれもあの映画の影響だろうか。

 実はこの須賀神社から南に10分ほど歩けば信濃町駅、つまり国立まで歩ける距離なのだが、まだ16時半と少し早かったので、新宿に移動して喫茶店で休憩する事にした。新宿駅周辺ならカフェは無数にあるが、ここからJRで国立に行くとなると距離は短いとはいえ代々木で乗り換えが発生、ということで都庁の辺りまで歩いて近くのビルにあるスタバで休憩。ここなら都庁前駅から大江戸線で3駅乗れば国立競技場までダイレクトに行ける。スタバで30分ほど時間を潰し、18時15分頃に現地着。
 国立はかなりの人出で、新潟サポもゴール裏を3層ともほぼ埋めていた。国立開催はこうしたアウェイサポの動員力も考慮されてるんだろうな。今日の席はバクスタ3階の中央付近。着いたすぐ後には木村カエラのミニライブがあってButterflyを歌ったのだが、個人的にはこういった歌手やバンドが試合に来て歌うのを聞くのは苦手でコンコースに引っ込む事が多いのだが、生歌のレベルの高さに聞き入ってしまった。
 選手紹介~入場時はここ最近のFC東京のここぞという試合では恒例の炎と花火の演出。

試合前(全景)
試合前(ホームゴール裏)
試合前(アウェイゴール裏)

チームカラー的に炎と新潟のオレンジ(とペンライト)がマッチしていて幻想的だった。

  • 試合

 前半5分頃、FC東京が中盤から最前線のCF目掛けて蹴ったフィードはオフサイド?と思いきや実は後ろから走り込んでいた左サイドの遠藤渓太に渡り、遠藤はそのまま持ち込んでゴール。いきなりFC東京が先制。遠藤はヴェルディとのダービー以来のゴール。エリア内に侵入した後、右足で切り返してからシュートまでが早かった。
 その後は新潟がボールを保持する時間が長かったが、正直お互いチャンスらしいチャンスは無く、膠着状態というか塩分の高い内容で前半が終わった。FC東京は伝統回帰したのかカウンターに徹する姿勢が目立ち、それならそれでチャンス時はギアチェンジして味方が複数人前に走り込めばチャンスも生まれそうだったが、その点で中途半端ではあった。前半途中に、膠着する中で右SB白井がカウンターで逆サイドまで長い距離をドリブルでボールを運び、パスを受けた遠藤はボールを落ち着かせる選択で再び最終ラインまでボールが戻った場面があったが、折角の白井の長距離ドリブルが無になるような虚しさすら感じる場面だった。

 後半は早々にFC東京の先制時とよく似た場面が新潟に訪れたが、谷口のシュートは枠を外れた。同じ様に前後半の開始早々に左サイドから切り込んで右足シュートという場面で決めたFC東京と外した新潟、今思えば今日の結果を象徴する場面だったかもしれない。
 その後も新潟が押す展開で前半よりも相手GKを脅かす場面が増えたが、最後のフィニッシュの精度に欠けてゴールには至らず。相手ゴール前でしっかり人数は掛けていたし、サイドから複数人で連携した崩し方などよく仕込まれてるなと思う場面も多々あったが、個の質やプレー精度で物足りなさがあった。伊藤、三戸といった選手がいたらまた違っただろうなと思わせる展開。そうしている内に、後半30分過ぎにFC東京小泉がカウンターで右サイドを抜け出し、クロスをファーサイドで野澤が合わせて2-0。
 その後も新潟が攻める展開は変わらず、惜しい場面もあったがFC東京が守り切ってそのまま試合終了。FC東京は押されながら2度あった決定機を決めて勝ったというような試合だった。

  • 試合後雑感

 今日の両チームはマリノスと所縁が深いというか、元マリノスやアカデミー出身が結構いた。まず両監督クラモフスキー、松橋両氏からしてそうだし、アカデミー(U-18)出身は東京に遠藤、新潟に松田、小野。その他元マリノスとして東京の仲川もいる。そんな中でアカデミー出身者は良くも悪くもマリノスらしさを出していたと思う。特に同じサイドアタッカーである遠藤と松田を見るとよく分かるのだが、2人共基本上手いし、遠藤は先制点を挙げ、松田も後半途中出場して何度かチャンスメイクして惜しいシュートも放っていた。ただ―――
 遠藤のゴールは素晴らしかったが、リーグ戦では3か月ぶりのゴール、松田も決定機を迎えながら決め切れず、ATには相手陣内深くでのスローイン時に中途半端な動作で味方から叱咤された場面が悪い意味で印象深い。上手いけど特長が無く、優等生だがプロの世界で生き抜くにはタフさに欠ける―――これが個人的に抱くマリノスユース出身者のイメージ。勿論喜田、水沼などチームを背負える選手もいるが、あくまで例外的というか。遠藤もあのポジションで今年27歳、ブンデスも経験しているならもっとゴール決めて然るべきだし、松田もレンタル中でマリノスに戻りたいならとにかく数字を残さないといけない(ここまでリーグ19試合出場でゴール、アシスト共にゼロ)。けどそれには何か足りない。いつの間にかW杯や五輪メンバーにマリノスユース出身者がいなくなり、昨季はプレミアイーストからも降格するなど、アカデミーには色々思う所多い。

  • 試合終了後

 終了後はすぐスタジアムを出て、いつも通り北参道駅から帰宅。