- 宿泊先
今回泊まったホテルは大浴場付という事で選んだのだが、オープンが22年12月と比較的新しい施設だった。朝食もビュッフェ形式で奄美の総菜始め種類が多く、申し分なし。
- 島の南部を巡る
2日目は島の南側を色々巡る。まずはマングローブ林に向かったのだが、併設されている世界遺産センターも、奄美の独特の動植物が分かりやすく展示されていて面白かった。ちなみにこの後この世界遺産についてもう少し知りたくてwikipediaの世界遺産「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」項も見てみたが、世界遺産センターで展示されていた様なその多様な生態系や価値よりも、政治的背景や課題ばかりが前面に出た記述で違和感。
それはともかく、このマングローブ林ではカヌー、セグウェイなど色々アウトドア体験が出来る場所だったが、展望台から眺めるに留めた。
そこからは更に南下し、島の南西部宇検村にあるアランガチの滝を見つつ、南の瀬戸内町へ。丁度昼時だったのでここで海鮮丼をば。
海の向こうには加計呂麻島が見える。
カーフェリーが出ていて時間的に往復出来なくもなさそうだったがスケジュールがタイトになってしまうので諦め、周辺のスポットを色々と巡る。車で20分ほどの場所にあるホノホシ海岸へ。
ここは砂浜ではなく波に洗われた大小の丸石で覆われた浜辺が独特の景観を作り出している。その後は途中マネン崎展望台に寄りつつ再び古仁屋港方面へ戻り、あまりに暑かったのでコンビニで休憩し、名瀬へ戻った。
名瀬までは約50分だったが、車の返却まではまだ少し時間があったので、最後に奄美博物館に立ち寄り、当地の歴史や自然について見学。
その後車を返却。2日間で合計230km走り通した。今回は途中山道も走ったが殆どの道路はしっかり2車線整備されており、また島内各拠点間を結ぶ道は1km以上、中には3km以上にもなる長いトンネルが幾つも整備されていて走りやすかった。直線で走りやすいトンネルを進みながら、相当な公共事業が島内に投下されたんだろうなとも思ったが。返却後は奄美のクラフトビールを出す店でビール+1品物を2~3皿頼んで夕食とし、フェリーターミナルへ。
- 奄美→鹿児島フェリー
今回の旅を計画するにあたり、鹿児島へは2日目夕方に飛行機も考えたのだが、折角なので船旅を選択。那覇と鹿児島を結ぶ便が、丁度夜21時過ぎに名瀬港にも寄る為、こちらを利用する事にした。船から星空も見てみたく、そうなると2等船室(広間に雑魚寝)だと夜中に周りに気を使う必要があるので個室を確保。運賃2万だが、宿泊費も含めた金額であり、朝8時半には市街地からほど近い鹿児島港に着いて、名瀬から奄美空港、鹿児島空港から市街地への移動時間、費用も併せて考慮するとむしろ安上がり。
20時過ぎに港に着くと、かなりの人出でちょっと驚いた。自分の様な観光客だけでなく、地元の人の足としても利用されている様だ。中には鹿児島ユナイテッドユニを着ている人もいて、奄美からも夜行フェリーで移動して試合を観に行く人がいる事に驚くと共に、県内にサポが広がっているのを感じさせた。
こうして21時半頃に出航し、奄美を後にした。天気に恵まれたのも大きかったが素晴らしい2日間であった。
出航後も概ね天候は良く、夜中に甲板に行くと丁度屋久島の沖合を通過するところで、上空にはオリオン座が。