- 最終日
と言っても特に寄る場所は無く、ただ帰るだけなのだが、帰りは鹿児島空港ではなく敢えて熊本空港にした。飛行ルートを考えると鹿児島発はずっと海上を飛ぶのであまり景色は楽しめなさそうで、熊本なら四国や関西上空を飛ぶだろうなという事で。また羽田着陸時の都心ルートを経験してみたく、夕方のまだ明るい時間帯に羽田に着く便を予約。
熊本駅か市街地で昼食摂ってから空港に行く事も考えたが、最近ターミナルがリニューアルして飲食店も揃っているようなので一気に空港まで移動。そして空港内で昼を食べて15時過ぎの便でさあ帰ろうというタイミングで空港上空が雷雲で覆われ、全ての便が出発延期となる事態。ターミナルの中からも落雷の音が聞こえるほどだった。
ただ1~2時間の遅延を覚悟していた中で雲が通り過ぎるのは早く、結局遅延は35分程度。
最終的に16時過ぎに離陸。通常なら四国の中央構造線上(おおよそ松山市と徳島市を結ぶライン)を飛ぶが、今日はここに大きな積乱雲が浮かんでいた故か、より南寄りを飛行。
これにより高知の太平洋沿いから室戸岬~紀伊半島の潮岬のラインを飛行というなかなかレアなルートを楽しめた。
そして17時過ぎに首都圏が見えて来て都心上空を飛行。
こういう時はスタジアムを探してしまうのだが笑、千葉のフクアリ、後はGWに行った葛飾の奥戸競技場は確認出来た。そんなこんなで17:45頃着陸。遅延した事で結果的に自宅近くを通るリムジンバスとの乗り継ぎもスムーズだった。
振り返れば今回は天候に恵まれた旅だったな。最後の飛行機遅延は別として、この旅行中雨に降られたのは奄美島内を車で移動中、少し通り雨に遭遇した程度。車を降りての観光中は晴天が続いた。そんな中、これを書いている8/27の午前中現在、台風10号が奄美に接近しており、出発が数日遅ければ(台風の発生、接近が少し早ければ)旅は中止せざるを得なかっただろう。やはりこの時期の九州、沖縄旅はある意味で運次第というか、いかに台風を避けられるかとなる。
未踏スタジアム制覇という意味では、これで九州のJ本拠地は全て周ったが、来年以降長崎の新スタジアム、そして鹿児島の新スタジアム計画が進展する事を願って本旅行記の締めとしたい。