J1第35節 横浜M×浦和(日産)

  • リーグ終盤戦

 10月も終わりを迎える今日この頃、ここ最近は連戦でリーグ戦、天皇杯ACLと続き、リーグ戦順延で代替日程となった試合もあって、今日がどのリーグの何節なのかも一々確認する必要があるのだが、本日は35節。

スタジアムへ

 現地に着いたのは開始直後。

  • 試合
ホーム側

 正直、ここ最近の両チームの試合内容、そして置かれた状況(お互いまだ残留を決めていない)から今日の展開は想像付いていた。0-0、もしくはどちらか1点取っての1-0だろうなと。そしてまさにその通りの展開であり、結果であった。
 
 前半はマリノスがボールキープして浦和陣内に攻め込む時間が長く、浦和はたまにマリノスSBの裏を突いてカウンターという展開だったが、ゴールに近付いたのはどちらかと言えば浦和。オフサイドで取り消されたが一度ゴールネットを揺らした場面や、枠外に外れたが中央のパス交換からリンセンが抜け出してシュートという場面もあった。
 マリノスは攻め込む割に決定機と呼べるシーンはあまりなく、右のヤンマテが相手ゴール近くで仕掛ける時は少し可能性を感じた程度。今日は左に井上が入ったが、これまで同様にサイド高い位置まで攻め上がっても“その先”に繋がるプレーが無くあまり印象に残っていない。前半0-0。

 後半は徐々に一進一退の展開となったが、お互い攻め込みながら最後のパスやクロス精度を欠いて消化不良に終わる事が多かった。どちらも相手の人数が揃っている時にそれを崩す力はなく、必然的にカウンター合戦となったのだが、ここでも一工夫足りずといった感じで。
 お互い選手交代で打開を図り、マリノスは一度相手ゴール前の混戦でシュートを押し込むも浦和守備陣にゴールライン上でクリアされた場面や、終盤にはカウンターからアンロペが抜け出しフリーでシュートという場面もあったが、これは西川が正面からキャッチ。浦和も中央から右に展開→折り返しを中央にいたチアゴサンタナが押し込むも、前半同様にこれもオフサイド判定。
 と、試合が動きかけた場面を思い出しつつ書いているが、全体的には素晴らしいパスの直後に凡ミスがあったり、安定しない戦いぶりであった。AT5分の後、そのまま0-0で終わった。

  • 試合後所感
アウェイ側

 お互いそれなりにタレントを擁しながらこの内容、結果というのはどちらも今季のチームビルディングを間違ったからに他ならない。マリノスの場合、試合を決定付けられるタレントが(今日出た中では)アンロペ、ヤンマテくらいで彼らを使い続ける他なく、相手もそれが分かっているからマークされてなかなか以前ほどチャンスメイク、ゴール出来ない悪循環。その他攻撃陣も宮市、井上のサイドアタッカーは力不足が否めず、西村も渡欧前の様にアンロペとの共存がまだ出来ていない。また西村の復帰で植中の出場機会が限られてしまう勿体なさ。浦和もタレント力ならマリノスと同等以上とも言えて、今日途中投入された中には原口、チアゴサンタナ中島翔哉がいた。お互いこうした高い能力を持つはずの選手達がチームになっておらず、個々の連携と即興でどうにか体裁を整えていた、そんな印象。

 ただその「体裁」でも浦和は中盤のグスタフソンがいる事でまだバランスが保たれている感もあった。中盤のスペースを埋めて相手を止め、前に繋ぐシンプルな仕事ぶりだったが、逆にそのシンプルさで重要性がよく分かるというか。浦和が崩れず今の位置(今日の試合終えて暫定12位)にいるのはこの選手のお陰だと思う。マリノスはここ最近顕著なのだが、中盤が存在せず前後分断されたような時間帯が結構あるのよね。故に味方の最終ライン、相手の最終ラインがそれぞれボールを跳ね返しても拾う選手がおらず、相手に拾われまた攻め込まれるという場面が出てきてしまう。その意味では喜田の不在は結構大きいかもしれない。渡辺、山根は今は最終ラインと前線の間のボール経由点という感じであまり存在感が無い。

 これでお互い勝点1づつ加えて43に到達。

チーム/勝点/得失点差/残り試合
浦和/43/+2/残り4試合
横M/43/-2/残り4試合
(中略)
―――降格圏―――
磐田/35/-15/残り5試合
札幌/32/-20/残り4試合

理論上磐田の最大勝点は50だが、実際は残り5戦で3勝以上するとは考えにくく、最大でも2勝1分2敗の勝点+7と読んでいる。となると勝点42となり、43のマリノス、浦和は得失点差の面からもほぼ確実だろうと。もちろん残留が確定した訳では無いので、残り試合で1つでも多く勝点を積んで欲しいところだが。ただ磐田とのアウェイでの直接対決など、残り4試合中3試合がアウェイなので1勝も楽ではない。加えてACLと並行しながら戦わないといけない。

 今日は夕方から風が強く、バクスタ2階で寒風を浴びながらこのまま引分けで良いから早く終わってくれとすら思った。試合後はすぐスタジアムを出てそのまま友人と新横浜駅に直行し、帰宅。