年間表彰2024(後編)

 今年もギリギリとなったが、2024年最後の日に日本の年間MVPを発表。今年も周りの友人、某SNSで相互フォローしている方々に協力頂き、私を含む総勢40名による投票で決定。

【選考方法】
各投票者は今年活躍したと思う日本人選手1位~5位を選考、それを1位:5pt〜5位:1ptとポイント化しその総合計で選出。仮にポイントが並んだ場合は1位票の多い方が上位、それでも並んだ場合は順番に2位~5位票の大小で決定。順位票も並んだ場合は両者同順位とする。

【過去の受賞者】

年間MVP(2005-2023)

それでは5位から発表。例年通り選考者コメントを太字で引用。
第5位
遠藤 航(リバプール):34pt
 代表では不動のキャプテン、クラブでは「23/24はクロップの花道を飾り、24/25はバックアッパーながら頼もしい存在」で「出場したらちゃんと自分の仕事してい」て「長谷部パイセンと同じくチームに1人いてくれると嬉しい選出になりつつある遠藤航。前シーズンになるが「3月のvsマンCのMOM級の大活躍は歴代日本人選手の瞬間最高到達点」。
 「CBでも新境地を見せ、理解してくれるクラブ行けばさらに輝けるのでは」というコメントもあり、このまま今の状況が続けばそうなる可能性もあるが、直近のリーグ戦では40分近く出場機会を得て、これから超過密日程になるイングランドのシーズンを考えれば、最終的に一定の出場機会は得るのではないかと思う。「今は不遇でも、もう一度波は来るはず。

第4位
鈴木 彩艶(シント・トロイデン→パルマ):38pt
 4位は今年から代表正GKとなった鈴木彩艶。「年始のアジアカップでは不安定なプレーを指摘されたが」クラブでは着実に出場機会を得て今夏セリエAに渡り、そこでもレギュラー確保。やはりこのインパクトは大きく「世代的な贔屓目もあるがwセリエA(しかもパルマ!)でGKスタメンを張るというだけで偉業。」、「5大リーグでGKポジション確保は素直にすごい」、「セリエAで日本人GKがスタメン獲る日が来るなんて夢の様」、「てかセリエAでGKのレギュラーてすごくない?」とコメント多数。この選考の投票者は私の年代±5歳くらいが中心だと思うが、やっぱこの世代にとって「世界最高峰リーグ、セリエAジョン・カビラの声で)」のイメージ強く笑、殊にGKでレギュラーを取る選手が現われたというのは感慨深いものがあるな。

第3位
武藤 嘉紀(神戸):52pt
 3位は今季のJ1MVP。神戸の連覇に貢献し「昨年は大迫、今年は武藤の年だった。」「テレビで見てても、ガンガン走るわガシガシディフェンスするわ、バシバシ点取るわ。見てて爽快な選手」で「フィジカルお化け」。「大事な試合で得点を決めるなど優勝を争った広島攻撃陣とは対照的に、リーグ終盤にキチンと結果を出したのを評価」というコメントもあったが、リーグ戦ラスト2試合ゴールを決めた勝負強さもあった。去年の大迫然りで、32~33歳というのは技術やパワー、経験のバランスが取れた最後の時期なのかもしれない。「予てより持っていた力強さや強引なプレーはそのままに、より知性を感じさせるポジショニングやコンビネーションプレーが増えて来て、結果として試合を決めるアシストやゴールが圧倒的に多くなった」というそれを言語化してくれたコメントもあった。なお「神戸のアウェイ新潟戦前、新潟市内カフェに高徳や大迫とともに現れたそうですが、武藤が一番オーラ凄くてギラついた雰囲気があったとのこと」という情報もあり笑、フィジカル、メンタル共に充実していたんだろうな。
 「もう一度代表でのプレーも見てみたい」、「今の代表にも合いそう」という期待もあったが、来年は7月に国内組でのE-1選手権があるのでそこで選ばれる可能性はある。前回も水沼宏太が30代にして初代表だったし、経験豊富な選手を何人かは入れると思うので。

第2位
守田 英正(スポルティング・リスボン):63pt
 2位は「代表の頭脳」かつ「ピッチ内の監督」であり「最終予選での独走首位の立役者」である守田。中盤の守備だとか今年は代表で4ゴールなど攻撃面でも貢献だとか局面的な話を越えて「余人をもって代えがたい唯一の選手であることがわかってしまった一年」で「遠藤とのボランチコンビの替えが効かないところがリスクになっているほど」。「いるといないで全然違う」のよね。
 この人を特徴付ける能力として「守備」、「パス精度」、「視野(の広さ)」、「ペースチェンジ」、「前線への攻撃参加」の5つがあると思っているのだが、この20年代表の中盤の守備を支えてきた稲本、阿部、今野、長谷部、細貝、山口螢遠藤航らは、この5つの内の3~4つを備える人いたが、全てを高いレベルで備えているのはあまりいない。一番近いのは長谷部かな。ある意味で1つの到達点というべき選手。「そこそこ出られそうなビッグクラブに移籍してほしい」というコメントもあり、スポルティングからステップアップとなるともう四大リーグしかないが、来年30歳になるMFを獲るクラブとなると限られるかもしれない。遠藤の場合は監督がブンデスをよく知るドイツ人だったとか、色々タイミングが重なっての移籍だったと思うので。
 
2024年日本最優秀選手
久保 建英(R・ソシエダ):64pt

 当blogの2024年日本サッカーMVPは昨年に続き久保に決定。今年は「ケガで離脱していた時期が記憶にないくらいクラブでも代表でもほぼ年間を通して高水準なパフォーマンス」で「クラブの王として君臨」し「序盤は所属チームが微妙な戦いを強いられていたが、その分久保の孤軍奮闘が目立った」。「本人としては不満のシーズンだと思うけど、期待値の高さが当たり前になっているし、短い出場時間でも出れば結果を出す」のがこの選手の強み。個人的に久保と堂安は大きな負傷(長期離脱)が少ないのも才能の1つだよなと。
 一方で代表では今年11試合2ゴール5アシストと悪くは無いがもっとゴールを決められると思うし、代表常連以上絶対的主力未満という印象。「そろそろ代表でも「久保で勝った」試合が見たい。
 得票の経過を言うと、今回の1位票最多は守田(10人)で、ずっとこの人が得票全体でも1位だったのだが、ラスト40人目の選考で久保が1位票を取り、1pt差で逆転という劇的な展開だった。ただMVPの得票自体は昨年(42名投票で131pt)の半分以下。20名投票だった2009年長谷部(48pt)の例はあるが、実質過去最も低い得票率での受賞となった。64ptは去年なら4位相当。それだけ突き抜けた活躍、インパクトある活躍を見せた人がおらず、票が分散した結果と言えるだろう。それも今年の反映だとは思うが。

全順位は以下の画像を参照。

2024年投票最終結

以下雑感を箇条書きに。
- 6位7位
 上位5名に続くのは南野拓実伊東純也。南野はクラブ、代表双方で「常に安定して結果を出し」、「充実していたのでは?」という1年。去年まではシュート時に不必要にタメたり切り返したりしてシュートブロックされる場面も多かったが、今年はシンプルに決める事が多くなり、代表で7ゴールは上田と並ぶ最多得点者。
 伊東はとにかく「代表復帰おめでとうございます!」に尽きるな。「とにかく彼が愛されていることを実感した2024年。復帰戦での歓声と拍手は感動しました。」というコメントも。今年代表では8試合1ゴール5アシストと相変わらずのチャンスメーカーぶり。特に年内最終戦となった予選のアウェイ中国戦の3点目は、切り返しでマークを外す動き、クロスを上げるタイミング、精度全てが完璧だった。*1

- 意外に票を伸ばした選手
 と言ったら失礼かもしれないが思ったより票が入ったなと思ったのは小川航基で7人から20pt獲得。「今年日本代表9試合出場6得点」という代表での結果や「ゴール前でイヤなとこにいてイヤな動きするし、ディフェンスもしてくれる」存在だが、「欲を言えば、ボールを保持する能力が上がれば上田の真の好敵手になれると思うので今後の成長にも期待」。大迫以外の日本人CFはそこが課題ではあるな。個人的には「巻誠一郎の進化版」という印象。体格や体を張るプレーが持ち味で、足でボールを収めるプレーが苦手なのは似ているが、シュートセンスや得点力そのものは巻より高い能力を持つという意味で。

- J2最多得票選手
 J2所属、そしてA代表歴の無い選手で最上位は千葉の小森飛絢。5人から計16ptも得票とかなりの人気だった。ちなみに投票した人を見ると、千葉サポの方もいるが、「ジェフサポのパパ友曰く、ジェフ史上最高のストライカーらしく」とか「今年唯一のJ観戦だった千葉×群馬戦。直近6試合11ゴールと覚醒する中、押し込まれる展開からこぼれ球をヒールで流し込み決勝弾。まさにヒーロー」など、口コミや偶々の観戦で徐々にこの選手が知られていったのが分かる。
左右両足を器用に使いこなせる。ポジショニングが上手い。ワンタッチでボールを捌けて球離れも良い。ボディフェイントだけでシュートコースを作ることができる。90分間走れる万能型CF。」個人的な印象としては「より得点力を増した江坂任」。身長170台後半と一定の体格があるトップ下/セカンドトップタイプという意味で。経歴を見ると富山第一高出身とのことだが、ここは柳沢敦中島裕希、西村拓真らストライカーをよく輩出する。恐らく来年は別のチームにいると思うが、J1なのか海外クラブなのか、果たして。

- なでしこメンバー
 女子選手は谷川萌々子熊谷紗希の2人が得票したが、中でも谷川は「パリ五輪ブラジル戦のゴールは個人的年間ベストゴール」というコメントにもあるように、あの試合での活躍の印象が強い。「左右で蹴るボールの強さが半端ない。世界最高の選手になり得る、男女含めて日本人最高選手に一番近いんじゃないかと」というコメントもあったが、10月になでしこの試合を観た限りでは、よくいるトップ下、セカンドトップタイプとは少し異なり、かつてのランパードバラックの様に中盤やや下がり目から大きな展開でゲームメイクしつつゴール前に現れて点を取るタイプに見えた。この手のタイプはこの人を中心にチームを組み立てないとチームが回らず、それ以外だと飛び道具的な起用になってしまうようにも思うので、先日決定した代表の新監督がどのような起用を見せるのか注目している。

- 恒例アイドル枠(別名影山優佳枠)
 アイドル枠としてここ数年常連の影山優佳が今年も得票。「この4年でサッカー好き女子タレントの枠は彼女がキングになってしまった。メッシがバルサにいたころ、バロンドールの争いはメッシかロナウドかそれ以外かとなっていたが、彼女がいる今は新規のサッカー好き女子タレントの枠は完全に埋まってしまった」。まぁこの人は頭が良すぎる。芸能界に入るきっかけはアイドルだけど、その枠に収まる器では無く、ステップアップは必然だった。
・・・と言う中で今回青木宙帆という新顔が。全然知らなくて「僕が見たかった青空」て曲名かと思ったらグループ名なのかよ笑。wikipedia情報によると乃木坂の公式ライバルらしい。で、この子は「影山ちゃんの系譜を引き継ぐサッカー経験者アイドル」との事だが、プレー経験あるらしく、その点で影山との違いというか住み分けが図られるかもしれない。単にプレー経験あるだけでなく、かなりスキルもあるようでエラシコやってる動画も出てきた笑。この2人は日韓W杯前後に生まれた世代だけど、あれから20数年経って、今こうして生まれながらにサッカーに親しんでプレー経験だったり語るのが好きな子が世に出てきたって事なんだろうな。この世代より数年若いが、今年の選手権の応援マネの子もサッカーやってたらしいし。

- 引退/勇退
 今年は例年以上に引退選手に票が入った気がする。
伊藤輝悦(沼津)
アトランタ五輪の勝利は間違いなく日本サッカーの転換点でした。カズに引けをとらないレジェンド。お疲れ様でした。
プロ入りが93年で30年に渡ってJ1、J2、J3全てのカテゴリでプレーしてきたこの選手もまたこの30年のプロ化の時代を象徴する一人。
本間幸司(水戸)
水戸というクラブでシュートを浴び続けながらゴールを死守し続けたということ。多くの選手が今後も引退し続けていくと思うが、この年になると一つの場所にい続けて、選手生活を全うするということにグッとくる。本当にお疲れ様でした。
この人も「水戸一筋26年間」まだJに加盟する前から在籍し、まさにクラブの歴史そのものと言える大レジェンド。
青山敏弘(広島)
海外サッカー移籍で世界との距離感を測る時代が近付くとともに日本サッカーにおけるロールモデルの完結がこの選手の引退で来てしまったように感じる。
今年引退試合を開催した中村憲剛もそうだったが、代表でW杯に行くほど活躍し、なおかつ国内でワンクラブマンとしてキャリアを全うする(出来る)のはこの人が最後かもしれない。
興梠慎三(浦和)
これほど点を取るのが上手い選手は他にいない。最終節、セレモニーを見に行くことができたのは本当に良かった。
この選手は選手権で観た事があり、当時は「南国のロナウジーニョ」というキャッチフレーズで笑、典型的なトップ下のテクニシャンだったのだが、それが裏抜けを得意とする点取り屋になるとは。

その他稲本、長谷部にも。ここ数年シドニーアテネ世代の引退が続いてきたが、いよいよ北京世代も40歳に近付いて引退の報が増えてきた。また今年は主審の西村雄一氏も勇退
あまりマリノスとは相性はよくないイメージでしたが。。だって円だもん*2。にならいまーるく収めましょう。」国際主審としては南アW杯で名を上げて4年後は開幕戦に指名されるまでになったもののそこでねぇ。*3

- パリ五輪組
 今年はパリ五輪もあったが、五輪代表組は6人得票。主なコメントを↓
高井幸大(川崎)
春先のFC東京横浜FMとの2連戦で大化けした印象」というコメントもあったが、その日産でのマリノスvs川崎は現地で観ていて、0-0のまま迎えた終了間際にドリブルで相手ゴールエリア内に入ったアンロペを完璧なカバーリングでファール無しでボールを奪い切って味方に繋いだ守備には唸った。「パリ世代の中でA代表で主力になってほしい選手の一人」。今冬か来夏には移籍していると思うが、先日噂で出たユーベのセカンドチームに行くくらいなら、(STVVではなく)ベルギー、オランダの欧州カップ圏内クラブ、あるいはブンデス1部のセカンドチームではないトップチームに直接行って欲しい。
小久保玲央ブライアンベンフィカ→シント・トロイデン)
安定感あるセービング、ハイボールの処理と土壇場で発揮する勝負強さに惚れました。STVVでスタメン獲得出来たのも高評価」、「表情が豊かなGKは好き。」というコメントにあるように、かつての川口能活を思わせるゾーンに入った時のプレーは素晴らしかった。特にU23アジアカップ決勝の終了間際のPKセーブは、2004アジアカップヨルダン戦の川口を思い起こさせるプレーであった。
細谷真大(柏)
パリ五輪代表の最多得点者であり、去年後半からJ1二桁ゴール、A代表入りとゴールなど順調に成長していた中で、今年はJ1で6ゴールに止まり、チームも残留争い強いられた。U23アジアカップでは大会終盤に貴重なゴールを決め、五輪本選でも1ゴール上げたが、スペイン戦のあのゴールが認められていれば・・・ただ「そもそも彼は去年の2月から今年の12月までずっとオフなしで活動していたので(年代別代表としての遠征、去年末の天皇杯決勝、タイ代表との元旦親善、アジアカップ招集、パリ五輪招集、)仕方がなかったと思いますし、むしろ良く大きな怪我せず乗り切った」という見方も出来る。
まずは今オフ休んで来季再び得点量産に期待したい。

全体的には高井以外あまり票は伸びなかった。今はA代表のレベルが高い故に、要求水準も上がってこれくらいの活躍ではインパクトに欠ける面はあるかもしれない。チマもU23でのプレーを見たら9月以降A代表確実だろうと思っていたが、実際は11月にようやく呼ばれ、出場機会無しという状況。STVVでそこそこ試合に出る程度では厳しく、ここで絶対的主力として立場を確立し、より上位のクラブ、リーグに移籍して初めて評価されるんだなと。

- E-1選手権候補
 先ほど来年はE-1選手権があると書いたが、今回の得票者の中で選ばれそうな国内組、それも上記パリ世代以外の中堅組についてピックアップ。毎年隠れた逸材に票が入って、翌年代表入りしたりする事も多いので。
中谷進之介G大阪
熱さと上手さと力強さを併せ持つJリーグを代表するCB」であり「J1のCBで、怪我、累積警告を含めての出停がないのはすごい。」既に代表歴はあるが、今国内組でCBとなるとこの選手は外せないだろう。立場的に前回(22年)の谷口のような立ち位置。

知念慶(鹿島)
中盤、それも守備的な役割にコンバートされ、J1のベストイレブンまで獲ってしまった男。「身体的なポテンシャルはわかっていたので活躍が素直に嬉しい」、「粛々と与えられたポジションで期待を上回るパフォーマンスを出し続け、周りを納得させたところに、これこそがプロフェッショナルなんだと思わされた。」というコメントも。意外と遠藤、守田に続く選手の候補になるかもしれない。ドイツにいる佐野はプレー以外の要素で代表入りは不透明な面があるので。

山田新(川崎)
恐らく今回の最年少投票者(友人の小学生の息子君)による「アウェー町田戦のループシュートが凄かった」の評もあったが、この選手は「器用な岡崎慎司」というか泥臭いプレーも器用なプレーも出来る万能性がある。今ならイングランドに行った大橋に似ている。まぁ今冬か来夏に欧州行って代表入りはその先になるかもしれないが。

宮代大聖(神戸)
ACLで韓国王者蔚山相手にヘディングを決めたり、リーグ戦でも貴重なゴールを決めて神戸の連覇に貢献するなど来年のE-1選手権で代表招集されても不思議ではない活躍」というそのものズバリなコメントが。山田とは川崎のアカデミーで同期で、去年は川崎でCFの位置でやりにくそうだったが、今年は神戸で大迫の周りを動いてゴールに絡むスタイルでブレイク。

ジャーメイン良(磐田)
磐田で19得点できるのははっきり言って異常。フィジカルよりも、ゴール前でのボールへのレスポンスの早さが優れていると思う。体勢が悪くてもミートできることも良い
海外ではなく広島行きが決まったので、来季もゴールを量産すれば代表入りに近付くだろう。余談だが高校、大学は流経だが出身は神奈川の厚木なのか。父はアメリカ人とのことなので、勤務先はあの近辺にあるあの施設*4だろうか。

- ブルーロック
この投票もこれまで選手以外に監督、アイドル、マスコット等等様々な人/動物が票を得ているが、ついに漫画のキャラも得票。糸師牙、凪誠士郎らは全員ブルーロックのキャラの様だが、正直この漫画読んでないのよね・・・。サッカー漫画としてこれとアオアシはよく耳にするという程度。

- ヴェルディ
 今年もヴェルディサポの某氏から熱いコメントを貰ったので1位を全文掲載。思えばこの投票のお陰でヴェルディの選手に詳しくなったし笑、そうした選手達が今年J1に上がって来て実際にこの目で観るのも楽しかった。
齋藤功佑
今年チーム内で唯一38試合全て出場してた選手。
とにかく今のチームにはスタメンで出ても良いし、途中から流れを変えるゲームチェンジャーのような役割もこなせるタイプ。
昔のタイプで言えば鹿島にいた本山みたいな存在ですね。
欲を言えばこういう選手がもう1人欲しい(特にベンチ層があまり高いとはお世辞でも言えないチームなので…笑)
こーすけ!来年もユニ買わせて頂きます!

経歴見たら地元が結構近くて驚いた。

- 品川CC枠
友人チームから今年も得票者が。「槙野監督のYouTubeでの存在感がはんぱなく、前川黛也までもを「たなこう」と囁かせていた。*5来季では更なるピッチでの存在感を期待!」という田中康平選手。今は神奈川県リーグも普通にJ1、J2経験者がプレーしていてかなりレベルが上がっているが、来季に期待。

- 選考者別投票
・最後に前回に続いて選考者別投票一覧を掲載。上から回答が来た順に並べており、回答日を自分の回答を探す目安にして頂きたい。

投票者別結果(投票日順)

 私の回答は最上段だが、前田大然は入れたかったのよね。クラブでは監督がロジャーズになってから古橋より存在感を高めてオールドファームやCLなどビッグマッチで点に絡み、2024-25シーズンは公式戦13ゴールと早くも昨季を越えた。代表では絶対的レギュラーという訳では無いが、出ればそのスプリントや守備対応でこれはメンバーから外せんわというプレーぶり。票を入れたのは自分以外にもう1人いるのだが、その友人からは「今年マリノスにいたらACLとれてたかもなあと」というコメントが苦笑。
 3位は堂安なのだが、意外に票は入らなかったな苦笑。突き抜けた活躍という訳では無いし、クラブもブンデスの中堅で目立たなかったのはあるかもしれないが、クラブと代表で1年通して試合に出続けて結果も残した選手はそう多くないなと。「なぜかアンチコメントが目立つ不思議で貴重な存在」なのも、そうした安定感の裏返しなんだろうな。昨季はリーグで7ゴール、今季は前半戦で5ゴールと二桁を狙えるが、この着実な進化こそこの選手の長所。移籍先で最初は苦労しても、最後は結果を出して次の(より大きなクラブに)ステップアップを実現させる。

- 終わりに
 最終的に今年は去年を越える78名の選手、監督、審判、アイドルに票が入った。毎年依頼に応えて回答してくれる友人、相互フォロワーの皆さんには感謝に堪えない。2025年もサッカー界色々あると思うが、来年が日本サッカーそして皆さんにとって素晴らしい年でありますように。