- 3週ぶり日産スタジアム
3/16ガンバ戦以来のマリノス戦。あの時は冬の様な寒さ、かつ雨だったが今日は春の気候。新横浜駅からスタジアムに向かう途中、鳥山川沿いの桜も見頃だった。

ここ数年この時期の土日は天気が崩れがちで桜も雨の中で見る事多かったので、久々に晴天下で(ほぼ)満開の桜を愛でた気がする。
開始10分前に到着。

- 試合

まずアンロペ、ヤンマテがベンチにも入っていないのには驚いた。去年までの、どれほど過密日程でもスタメン固定だったのと対照的だが、この連戦でコンディションを厳密にチェックしての起用か、あるいは結果が出てない状況故のテコ入れ、ショック療法の意味合いもあるのか。
という中での試合だったが、前節名古屋戦同様にお互い牽制し合うというか、中盤での潰し合いが続く展開。予想された内容ではあったが、その中でヴェルディは中盤で繋いで逆サイドに大きく振る展開でマリノスゴールに近付く場面が幾つかあった。特に左→右が多く、ボールを受けた右ハーフの宮原がフリーでクロスを上げるシーンも幾つかあり、前半途中には中央で木村が頭で合わせてゴールネットを揺らしたがこれはVARでオフサイド判定。
一方マリノスは決定機と呼べるものは無く、何度か単発でサイドを攻めるシーンがあったかな、という程度。前半印象に残っているのはジャンクルードの対人の強さとキニョネスがボールを持った時の相手のいなし方くらい。0-0で折り返し。
後半半ばまでも似た様な展開で、目に付いたのはヴェルディが左サイドを何度か深くエグッてクロスを上げた場面と途中出場の山見が左から切り込んでバー直撃のシュートがあったくらいか。今日のマリノスは植中がCFの位置だったが、後方から展開しようにもボールが収まらず攻撃が続かない事が多かった。確か去年のACLアウェイ光州戦でもそうだったが、この選手はCFの後ろから飛び込むプレーが持ち味で、最前列で体を張るというタスクはちょっと厳しい。前でボールが収まらないので遠野にもボールが渡らず、ボールを貰いにボランチの位置まで下がったりしてチームの重心が更に後ろに下がる悪循環だった。アタッカーとしては他に右ハーフの井上もいたが、数的不利の中でサイド突破してチャンスメイクするというのはこの選手には酷なタスクでもあり、ほぼ機能不全状態。
後半半ばにエウベルが左に入って2列目中央が遠野、右井上、トップ植中にした辺りから少しずつ前でボールキープ出来る様になり、井上がフリーでクロスを上げたり、右SB宮市もこの試合初めてオーバーラップで相手陣内深くに攻め込む場面が。決定機と呼べるシーンは無かったものの、シュートで終わるだけ前半よりマシだった。ATは4分だったがゴールは生まれずスコアレスドローで終了。
- 雑感
ここまでリーグ戦8試合で4ゴール、内訳はPK1、CKからのヘッド1、エリア中央から1人の選手がボールを運んで相手のチェックも撥ね退けつつ決めたゴラッソ2。つまり流れの中でチームとしてデザインされたゴールはまだ無い。守備時のリスク管理などは非常に徹底されてると思うのだが、そこにリソースを費やし過ぎて攻撃に手を掛ける余裕が無いというか、個の力頼みなところはある。今日も攻め込んでエリア内にいるのは植中+1名くらいなのに高めの山なりのクロスを上げて、これじゃ相手もクリアし易いだろうなと。アンロペ、ヤンマテ、エウベルの個の力(=一定のゴール数)を担保にまず守備を整備するつもりが、頼みの前線のタレントが軒並み今のサッカーにフィットせず、というのが現状なのかなと。フィットせずというか、アンロペはともかくヤンマテに関しては去年までの様にボールに触れる量で勝負するタイプなんだな、つまり少ないチャンスでしっかり仕事するタイプ(例えば遠野の様に)では無いんだなと思ったりもするのだが。
まぁ連戦かつACLEに向けてのコンディションという側面も考えられるので、今は耐え時なのかもしれないが。
ヴェルディは湘南にイメージが重なる。サッカー自体は同じではないが、全員が惜しみなく走って体を張って、たまにアイデアに技術が追い付かない場面もあるものの気付いたら相手ゴール近くにボールを運んでいるという点で似ている。試合を観ていて目に付くのは守備陣、サイドアタッカー陣、そして前線の染野、木村らだが、こうした選手達を動かす意味で中盤の平川がもっと存在感を見せるとチームの結果も付いてくるのかなと。
また今日はヴェルディサポの声量に驚かされた。試合中も節目節目で場内に響く声量で、こんなに声大きかったっけと。J1に上がって去年、今年と人数も声の大きさも増している印象を受けた。
