J2第13節 長崎×愛媛FC(ピースタ)

- 最終日
 今回泊まった宿は駅ビルにあるのだが、朝食はホテルで貰った朝食券を出せばビル1階の喫茶店でモーニングセットを出してくれる仕組み。食後は少し歩いて近所の諫早神社を参拝。

諫早神社

ここは8年前にも行ったのだが、当時は御朱印を集める前だったので、改めて拝受。ホテルに戻ってチェックアウト後は新幹線で長崎に向かう。諫早駅を出てすぐにはVファーレンの旧ホームであるトランスコスモススタジアムも見えた。

新幹線より望むトランスコスモススタジアム

こうして僅か10分足らずで長崎駅に到着。ここは2年半ぶりだが、前回から駅周辺の整備も進んでバスロータリーや商業施設の増築部分が完成していた。

- 長崎市内を巡る
 長崎市内はこれまで何度も行っており有名な観光スポットはほぼ行き尽くしているのだが、事前に調べる中で見つけた場所へ。

軍艦島デジタルミュージアム

ここは軍艦島の歴史や現地での生活の様子を紹介する施設。軍艦島は8年前に行ったが、世界一の人口密度だった場所も人の営みが無くなればこんなにも風化してしまうのかと驚いたのは今でもよく覚えている。この施設ではそうした在りし日の姿も映像で数多く紹介されている。

 まだ時間があったので近隣にあるグラバー園に向かう。大浦天主堂を横目に坂を上り到着。

グラバー園

ここは2012年以来だから13年振り。丘の中腹にあるので市内を一望できるが、港に停泊中の巨大クルーズ船が目を引く。

グラバー園より長崎市街を望む

 この船は中国の天津からやってきたらしく、近くに行くと降りて来る人々は8割方中国人だった。

長崎港に停泊するクルーズ船

調べたらこの船は横浜港に寄るツアーもあるらしいが、恐らくベイブリッジの下は高さの関係で通れないはずなので、その手前、大黒ふ頭での乗降になるだろう。

 そんなこんなで昼時になったので、新地中華街に行って昼食。

ちゃんぽん@新地中華街

ちゃんぽんとを焼売を頼んだが、焼売の入った木のせいろが3月に行った香港を思い起こさせた。

 まだ時間には余裕があったので、グラバー園から眺望した時人が集まっているのが見えた海沿いの公園に向かう。行くとDEJIMA博というイベントらしく、数多くの屋台が出店しており、その中を散策しつつ時間を潰す。

DEJIMA博

 その後は近くの大型スーパーでドリンクを調達した後、ようやくスタジアムシティへ。市電で行こうとしたらかなりの混雑で1本見送る羽目になった。2本目にはどうにか乗れて14時過ぎに到着。

- スタジアムシティ見学

長崎スタジアムシティ入口

試合の無い日もスタンドに入れるとの事だが、今日は試合日なので柵で仕切り。ただ入場後も入退出は可能なようで、多くの人が行き来していた。
バスクタ裏はレストラン街になっており、ガラス張りでスタジアム内や併設ホテルの連絡路も見える。丁度選手が降りて来る所。

ホテル連絡通路

またスーパーもあり、いつもの観戦の癖で事前に購入して行ったが、ここで買い物しても良かったな。

スタジアムシティ内スーパー

その他数多くのレストランやアミューズメント施設があり、オフィス棟も併設。何と言うかスタジアムにそうした施設が付属しているというより、大型商業施設にスタジアムも付いているという感があった。隣にはアリーナもあり、当初の旅行日程(4/26-28)だとVファーレンの試合の翌日に長崎ヴェルカの試合があったので是非行きたかったのだが、日程変更により断念。

 30分ほど場内を見学した後、入場。中にも各種飲食店が揃っており、スタジアムオリジナルクラフトビールまである。普段1人観戦ではあまり酒は飲まないのだが、つい買ってしまった。

ヴィビールというらしい

- 試合

選手入場時

 ようやく試合について。長崎はここ最近勝点を落としているとは言え、相手は最下位愛媛FCということで開始から押し込む展開が続く。そして前半10分過ぎにCKからエリア外ミドルが決まって長崎が先制。その後も長崎が押す展開で、一度ファンマのシュートがゴールラインを割ったかに見えたがこれはノーゴール判定。ほぼ一方的な内容で前半はこのまま終了。
 
 後半も開始当初こそ同じ展開だったが、徐々に愛媛が押し返す様になった。愛媛が押し込むというより、長崎が攻めあぐねて相手ゴール前に近付けなくなっていったという展開。そんな中で愛媛が左クロスから中央で頭で合わせて同点。決めたのはマリノスからレンタル中のFW村上悠緋。調べたらこれがプロ初ゴール。
 今日の席はメイン2階のややアウェイ寄りで、ビジター関係者席が近かったのだが、この時間辺りから近くに座っているそのアウェイチームの恐らくは経営幹部、強化担当者の様子も気になり始めた(自分の席はやや見切れ気味で、ピッチを見ると自然と視界に入って来るというのもあったが)。基本落ち着いて試合を見守っている様子だったが、ゴール時やビッグセーブ、チャンスでのミスには力強く拳を握りしめたり天を仰いだりと、自分が言うのも失礼かもしれないがサポとはまた違うチームを運営する「当事者」としての思いが伝わって来て、途中から愛媛に肩入れして試合を見ていた。
 長崎は途中から山口螢を始め交代カードを切って攻勢を強め、後半半ば以降だけでもバー直撃や惜しくもオフサイドでのノーゴールなど決定機は3~4回あったと思うが、これを決め切れずそのまま1-1で終了。愛媛にとってはアウェイで貴重な勝点1、長崎にとっては勝点2を失う結果となった。

- 試合後雑感

アウェイ側

 長崎は昇格有力候補とされながらこれでリーグ戦7戦未勝利(3分4敗)。見ていてACLサウジ勢、あるいは2年前に昇格を逃した当時の清水に似た面があるなと。そのカテゴリーの域を越えたタレントを集めて実際相手を押し込むサッカーを披露するものの、細部の詰めが甘く、肝心な場面で失点して勝点を失ってしまう辺り。J2も底上げされてタレントの力だけで押し切れるリーグでは無いし、昇格は「最後まで走る」、「相手に良い形でパス、シュートさせない」といった小さいが大事なプレーの積み重ねの先にあるのだろう。

 話は変わるが、このスタジアムはホテルも併設されているが、試合中部屋から見ている人は結構いた笑。屋根でピッチ全体は見えないのではないかと思うが、どんな見え方なのだろうか。今回の旅でもここに泊まろうかなと考えたが既に満室だった。

ホテルから観戦する人達

- 試合後~帰路
 18時頃に試合が終わり、出来れば18:35、それが無理なら18:55長崎発のリムジンバスに乗るつもりですぐスタジアムを出たのだが、途中市電が来るのが見えてすんなり乗れてしまい、18:10には長崎駅に到着。お陰で18:15発のバスに乗れた。
 帰りは21時過ぎの便なので時間に余裕はあり、夕食と土産を買いつつ時間を潰し、21:40頃離陸。1時間20分ほどで羽田に着いたが、途中愛知の渥美半島が都市部でも無いのにやけに明るいなと目を引いたのだが、これは電照菊と言って夜間にビニールハウスに光を当てる栽培手法だという。

渥美半島の電照菊(写真下部)

 23:00頃に羽田に着いて無事帰宅。そのままACL決勝を見てしまい、寝たのは翌朝。