- 未観戦都道府県制覇行
自分が遠地へ観戦旅するのはほぼ未踏スタジアム目的なのだが、ふと「サッカー観戦した事の無い都道府県」も今や相当限られるだろうなと思い調べてみると8県あった。Jクラブがある県はいずれ行くとして、それ以外どうするかなと各カテゴリの日程を見てみると、6/28は滋賀と三重でJFLの試合。検討の結果、今回は滋賀に行く事に決めた。
- 滋賀行
関西方面に行く時はほぼ京阪奈エリアとなるが、今回は滋賀県を周る。いつもは新幹線で通過するだけだが幾つか行ってみたい場所がありこのタイミングで。のぞみで京都に行った後、在来線で近江八幡駅に行き、そこで車を借りて出発。
滋賀と言えば琵琶湖ということで、まずはこちら。

電車や丘の上から眺める事はあってもこうして湖畔まで行く機会はあまり無い。
その後は近江八幡まで戻り、古い街並みを散策。堀を舟で巡る様は、昔行った福岡の柳川を思い出した。

近くのロープウェイ駅から八幡山に上り、豊臣秀次が築いたという城跡を巡り、頂上にある瑞龍寺で百名城スタンプと御朱印を入手。

山を下ると丁度昼時だったんで店を探したが、団体客の予約で埋まっていたり12時前からかなり混雑しており、その中で見つけた店で近江牛バーガーを食した。
食後、駐車場へ戻る途中ふと空を見上げると飛行機雲が幾つか。

特に羽田から西に向かう便では琵琶湖上空や近傍を通る事が多いが、こうした飛行機の通り道なのを実感する風景。
近江八幡を出た後は近くの安土城跡へ。ここはロープウェイなんぞ無く、↓の様な石段が延々と続くのだが、

結局山頂まで上ってしまった。

麓にある資料館で百名城スタンプを入手。係員のおばさんは気さくな人で冷茶も頂いた。
この後は多賀大社を経由して彦根に行くつもりだったが、予定外の安土城山登りでかなり消耗した+時間を費やした為、直接彦根に向かう。途中コンビニで休憩しつつ16時前に彦根駅で車を返却し、彦根城へ向かう。駅で荷物を預けたのだが、改札にはこんな横断幕も。

時間ギリギリで何とか彦根城に入城。

ここは9年前の春に行って以来。
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展望台からは次の目的地もよく見えた。

この様にHATOスタは城に隣接しているので、帰りは東側の黒門から出れば近いなと思ったら、スタジアム方面の道が通行止めになっており、結局正門まで戻って行く羽目になってしまった。ここまで数度の石段上り下り+前日に梅雨明けした西日本の陽射しでかなり疲弊していたがどうにかスタジアムに到着。

- HATOスタ
スタンドはゴール裏とメイン1階席のみ開放。メイン中央寄りに座ろうかなと思ったら国スポ(今は国民体育大会から国民スポーツ大会に改称)に向けた?構造物で視界が遮られるため、メインホーム寄りの上段に確保。
外観はメインとバックの両スタンドに対照性があるが、バクスタはその対照性を作り出す為の仕掛けといった感じで座席はあまり多くない。

これならいっそバクスタの壁面を広告枠にしたり、映像装置を付けた方が良いのではと思ったりも。トラックは青色だが、近年建てられる(主に国スポ用の)新しい陸スタはこの色が多い印象。
- 試合

この試合は現在首位の沖縄SVと勝点3差で4位の滋賀という上位対決。滋賀には元マリノス(アカデミー出身でもある)西山や、元神戸でU20W杯出場歴もある藤谷、またサブGKはリオ五輪代表の櫛引など何人か知る名前が。またMF薬真寺もどこかで聞いた事あるなと経歴を見ると、長崎総科大付属高出身で、選手権で観ていた。
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そして監督は現役時代に京都等で活躍し、ワールドユース出場歴もある角田誠。
一方の沖縄SVは控えに元川崎で代表歴もある我那覇がいた。自分より年長で今年45歳になると思うが現役だったとは。
試合は開始1分過ぎにいきなり沖縄SVが先制。左サイドへのロングフィードに抜け出た村田が相手DFに競り勝ち、そのまま1人で持ち込み決めた。そしてその数分後には中央でのフリックから上野が抜け出てGKとの1対1を冷静に決め2-0。ここまで沖縄SVの強度の高さや縦への速さが目立ち、滋賀はそれに対応しきれていない展開。先制点を決めた村田は今季東海学園大から加入でこれがリーグ初ゴールだったようだが、ドリブルの切れ味鋭く、遠からずJでプレーするのではないかと思った。
前半15分過ぎ辺りから滋賀も徐々にペースを掴み始めたのだが、このチームはとにかくGKから繋ぐサッカーだったのが印象深い。ゴールキック時もエリア内に2~3人置いて組み立てようとしていたし、角田監督は現役時代はそうしたスタイルとは真逆の武闘派イメージだったので意外。何度かチャンスは作るがゴールならず前半はこのまま終了。
ハーフタイムは丁度陽が沈む時間帯で城も夕陽に照らされ、風情のある光景。

後半もその流れが続いたが、15分頃に右クロスを上野が頭で合わせて3-0。これで勝負あったかなと思ったが、その後も滋賀がボール保持して攻め続けて、後半30分頃に左クロスを白石が合わせて1点返した。
後半目立っていたのは滋賀の11番三宅。右サイドから仕掛けてのチャンスメイクや、ヒールパスなど遊び心あるプレーで面白い選手だなと。経歴を見たら東福岡から鹿屋体育大を経てデュッセルドルフのセカンドチーム所属という。そこで2シーズンプレーして日本に戻り、栃木→鹿児島→鈴鹿を経て去年滋賀加入と。東福岡は有名OB多いが、近年は増山(長崎)、藤川(長野)など小柄なサイドアタッカー、2列目タイプを輩出する事が多い印象もある。
その後沖縄SVも時折滋賀ゴール前まで攻めつつスコアは動かず、帰りを考えて席を立ってコンコースを歩いている時に歓声が。滋賀の2点目が決まっていた。1点差まで追い上げたものの直後に試合終了。
JFL上位対決として両チームのサッカーはそれぞれ特長があり見応えのある試合だった。
- 試合後
今日の宿は近江八幡に取ったので彦根駅に戻る必要があったのだが、疲れもあって駅まで20分以上歩くのはキツイなと思っていたら、シャトルバスの運行を知る。20:10発予定の初便に乗れて、しかも満席となり数分早く発車した為、20:19発の新快速に間に合った(この次は20:38発の各停)。ホテルは近江八幡駅近くで、チェックイン後すぐホテルを出て遅めの夕食。周辺にファミレスなど色々あったが近江ちゃんぽん亭という地場のフードチェーンに行く。

長崎のとはまた違う麺やスープ、具材だった。ホテルに戻り、ようやく休息。この日は22000歩以上歩き倒したが、梅雨明けしたとは言え6月とは思えない夏休みの旅かと思うほどの暑さであった。