J1第24節 横浜M×名古屋(日産)

- 3週ぶり観戦
 先月末の関西旅以来、3週ぶりに試合観戦。この時期は18時、19時開始がメインだが、帰りが遅くなるのを考えると家で酒でも飲みながらDAZNで各地の試合を視た方が良いなと思ってしまうのよね。後はこの暑さで、日中から出掛けて最後に観戦となると体力的に消耗が激しいという事情もある苦笑

 今日は特に日中出掛ける予定もなく(参院選は昨日期日前投票を済ませた)、夕方に家を出てスタジアムに向かう。新横浜駅に着くと陽が落ちて暑さは和らぎ、風も少し吹き抜ける比較的過ごしやすい気候。鳥山川沿いを歩くと蝉の大合唱だったが、今年初めて聴いた気がする。

スタジアム着

入場後、2階コンコースのホーム側にて夕景をば。

2階コンコースから望む富士山

 日産スタジアム鶴見川増水時に水を引き込む関係で人工地盤上にある為、2階コンコースは実際はビルの6~7階相当。周囲に高層建築物も無いので結構幅広く見渡せる。この丹沢山系や富士山だけでなく、みなとみらい方面、都心のビル群など。

- 横断幕、太鼓無しのホーム側
 着いたのは18時半過ぎですぐ選手紹介が始まったが、今日のホーム側はチーム公式フラッグのみで弾幕ゲーフラ類は一切無し。

横断幕の無いホームゴール裏

 先日の三ッ沢でのダービーでマリノスサポが起こした愚行によるものだが、公式フラッグや(今日の試合前の場内暗転イベントで使う)サイリウムはOKで横断幕他自作旗、太鼓など楽器はNGという線引きは、クラブにとっては内容は何であれ、反省を内外にアピールする事が重要だったのかなと。何か問題や不祥事を起こした人間が坊主にして反省の意を示す事があるが、それに近い。髪を切る事とその問題は全く無関係でも坊主にしたら反省していると(少なくとも一部の)周囲は感じ取る訳で。
 今回の件について言えば、FCに対しては合併など過去のデリケートな話と向き合わざるを得ない中で、マリノスの正統性を誇示するあまり、その裏返しとして相手の“非”正統性を主張する形となり、それがいつしか単なる好き嫌いと善悪を履き違えて「(絶対悪である)この相手にはこれ位やっても構わない」という歪んだ考えが生まれたのかなと推測している。また元々このクラブには(鹿島と浦和などの様に)同じ目線で喧嘩できる相手がおらず、上から見下すか、(密かに)コンプレックスを抱くか、上下でしか関係を作れないので(だから川崎との試合を“BIG神奈川ダービー”とかクラブが急に謳い出しても両チームのサポがノッて来ない)、そうした風潮も下地にあると感じている。そうした“火種”がある限り、例え今後しばらく何も問題が起きなかったとしても、いつか火を噴く可能性は否定出来ない。殆どの人間は内心そう思っていてもマリサポである以前に人としての倫理観や常識から行動には至らないと思うが、ではそうした常識が無い、思慮の足りない人間だったら?例えば今回の様に。

- 試合
 この辺で試合の話に戻る。E1による中断明けでマリノスはキニョネス、ジャンクルードがスタメンに復帰、そして新加入谷村も早速スタメンという構成。序盤から名古屋に押される展開ではあったが、クロスを入れられてもしっかり跳ね返して、時折良い形でボールを奪い、繋いでカウンターを仕掛けるなど悪くない展開だった。一度名古屋から見て左からのクロスを永井にフリーで合わせられたが、これはミートせず枠を外れた。そんな中で前半終盤にCKから折り返しを最後は谷村が詰めて先制。これで勢い付いて前半の終了間際には左サイドでボールを奪って右のヤンマテに展開し、そのまま冷静に流し込んで2-0。理想的な形で前半を終えた。この2点目の形は確か鹿島戦でもあったが、ヤンマテの得点パターンの1つだな。右サイドでボールを持ってクロス、シュートよりも、この形の方が相手の守備が整わない内にシュートまで持ち込める。

 後半も名古屋が押し込む展開が続き、セットプレー中心に際どいシュートもあったが、全体的には上手く守れていた。この辺の守備の強度は前回観たFC東京戦とは雲泥の差。やはりキニョネス、ジャンクルードの2人の存在は大きい。攻撃陣は前半同様にカウンターで名古屋ゴール前に迫る場面はあったが、最後の質が足りずボールカットされる場面が多かった。だがATに中盤でヤンマテがボールを奪うとそのまま右サイドをドリブルして最後は逆サイドにパス、これを途中出場の植中が合わせて3-0。試合を締め括った。今日は両チーム共に途中痛む選手が多く、ATも7分あったがそのまま試合終了。

終了直後

- 試合後雑感
・今日は守備で大貢献したキニョネス、ジャンクルードといい井上がトップ下?という布陣(サイドに流れる機会は多かったが)といい、やっと「2025年のチーム」が出来つつあるのを感じた試合だった。やはり守備に安定感あれば攻撃に意識を向ける余裕が生まれるし、先制するとされるでは全く違う。良い内容で快勝しながら次の試合は3週後だが、ユーリ・アラウージョ、デイビッドら他の新加入組の適応期間と考えれば悪くないし、7/30リバプール戦もそのテストに使える。

・名古屋はマテウスの欠場が響いたかなと。セットプレーは高さを活かして脅威だったし、サイドの連携からシュートに持ち込む場面も幾つかあったが、最後のフィニッシュの質が足りなかった印象。
・今日スタメンだった森は初めて見る選手だったが、まだ高3のアカデミーの選手だった。右サイドのアタッカーで、リーグ戦は今日が3試合目で初スタメンとの事だったが、特に前半の終わり頃にかけてちょっと余裕が無い感じとなってしまいそのまま前半で交代。各年代の代表にも選ばれ、先日のU20のモーリスレベロ杯にも呼ばれるなど、期待のタレントという事だろうか。名古屋も吉田麻也以降しばらく突き抜けたタレントは出てこなかった印象あるが、菅原由勢や今日もスタメンだったピサノアレックス、そしてこの森など、近年アカデミーの充実を感じる。名古屋のアカデミーと言えば森と同期で現在プレミアウエストで得点ランク独走中の大西というFWも気になる選手。

アウェイ側

- 試合後
 終了後すぐにスタジアムを出て帰宅。最近はスタジアムで外国人の観戦客を見掛ける事は珍しく無いが、今日はスタジアムに向かう途中のコンビニで、揃ってニューキャッスルユニを着た家族がいて驚いた。恰好からし日産スタジアムに行く人達だったと思うが、ニューキャッスルのサポだったのだろうか。