天皇杯決勝 町田×神戸(国立)

 去年と同時期の開催で、個人的にも去年同様月初めのルヴァン杯決勝以来の観戦。そして2年連続でルヴァン杯を観た翌週に風邪を引き、この為にカップファイナルの合間に予定していた観戦が1つ飛ぶのまで共通している。
 それはともかくとして、体調も戻り、去年同様秋の好天に恵まれたので午前中は都内を色々周ってから国立というルート。
 ↓の通り前回目次記法を使ってみたら意外と収まり良かったので継続して利用する笑

まず池袋へ

 国立周辺ではなくまずは更に北上して池袋に向かう。神奈川、東京南部の人間にとって新宿から先は普段あまり行かないエリアなので、この辺りは行く度に新鮮さがある。駅から徒歩10分弱のこちらへ。

豊島区立郷土資料館

 23区歴史館シリーズの20番目。区の施設の1フロアにあり、展示スペースはそれほど広くないが豊島台地を中心とした豊島区の、主に江戸時代から現代にかけての歴史を紹介している。豊島区には他に昭和時代の歴史や文化に特化したトキワ壮通り昭和レトロ館という施設もあり、更にその近所には民間施設でトキワ壮マンガミュージアムという手塚治虫を始めとする漫画家達が過ごしたアパートを再現した施設もあるので、こちらも追々行く事になるだろう。23区の歴史館としては残すのは板橋、北、江戸川の3区。

新宿で途中下車

 ここから去年同様に神宮外苑の銀杏並木を観賞しつつ国立に行こうと思っていたのだが、SNSで↓のイベントが新宿の西口広場で開催されているのを知り、立ち寄る事にした。

土木コレクション2025+東京橋と土木展

道路、橋、鉄道、ダムといったインフラの紹介や東京の橋梁や都市開発について予想以上に幅広く紹介されていた。展示も↓のようなジオラマや模型もあったりで。

再開発前の品川ジオラマ

東京都のコーナーではFC東京とコラボしたPR動画もあったが登場したのは先日代表復帰したこの選手

今はベルギーにいる人

こういう自治体とのコラボも関係築かないと実現しないので、各クラブ日々色々活動してるんだなと改めて感じたりもした。

外苑銀杏並木~国立へ

 ここからJRで隣の代々木に向かい、大江戸線青山一丁目駅に行こうと思っていたが、大江戸線はJR駅からは少し離れているが新宿にも駅があるのを知りそこから向かう。下車後、駅直結ビル内のレストラン街で弁当を購入し、現地へ。

神宮外苑銀杏並木

 大体今頃からが見頃の時期。相変わらず人は多かったが、インバウンドは中国語話者より東南アジアから来たと思われる人が目立っていたのが去年との違いか。

並木道の中

並木道を突っ切り、そのまま国立へ。
 到着は13時頃だったが、入場後買ってきた弁当を食べ、その後はコンコースをブラついて時間を潰す。今日はバクスタ3階の通路側の席を取ったが、開始1時間を切ってもあまり埋まっておらず、自分の列の内側に入る人もあまりおらず、席移動については楽だった。
そして両チームコレオと演出と共に選手が入場し、試合開始。

選手入場時
ホーム側コレオ
アウェイ側コレオ

試合

 開始からお互い激しいプレスで牽制しつつ、町田の方が相手ゴールに近付いてるかなという中で左クロスを藤尾が頭で合わせて先制。神戸GK前川も飛び出してはいたが、それより早く触れた藤尾の勝ちというゴール。
 その後も展開は変わらず神戸は個々の高い技術で町田のマークを剥がして前に進むのだが、町田は特にサイドの守備では常に数的優位を保ち、余裕を持って対応していたのは印象深い。それでも右SB酒井の仕掛けや宮代らがマークを上手く掻い潜るプレーを見せて決定機も一度あったのだが、前半半ば過ぎに逆サイドからの展開に反応した町田の相馬がそのままGKとの1対1を制して2--0。このゴールだけでなく今日のこの選手は別格のプレー振りだった。先日のW杯メンバー予想では他にサイドアタッカーが多いので選外としたが、仮に三笘がこのままコンディション上がらない場合はこの人が選出されるとも思う。前半はこのまま2-0町田リード。

 後半、神戸は大迫を投入するも次のゴールは町田。中央から藤尾がミドルを決めて3-0。これは勝負決まったかなという展開だったが、その数分後に神戸は左クロスを宮代がバックヘッドで上手く合わせて1点返す。ここまでの得点経過はルヴァン杯決勝と全く同じだが、柏の反撃の1点が終盤だったルヴァン杯に対して今日はまだ後半半ばにもなっていない時間帯だったので、ここでそう遠くない時間に神戸がもう1点追加したら分からないなと。
 ただその後は神戸がボール保持する時間長かったものの、決定機自体はあまりなかった。1点返したすぐ後にアシストした佐々木を下げたのが影響したようにも。後ろに人数掛けて守る町田に対してなかなか枠内シュートまで持ち込めず時計は進み、そのまま試合終了。町田が初優勝。

試合後雑感

表彰式

・今日の結果は、今まさにピークを迎えようとしているチームと、その時期が過ぎつつあるチームの差という印象を受けた。町田は昌子、デュークの様なベテランはいるものの中心は相馬、藤尾、望月、中山、谷ら25歳前後の選手(そしてA代表、五輪代表経験者)なのに対し、神戸も宮代、佐々木、山川ら同年代の選手はいるものの、武藤、大迫、酒井、扇原など30代のベテランの存在がまだ大きい。マリノスもそうだが、ピークを過ぎたチームは最初は緩やかに成績が落ちていき、ある瞬間に一気に崖から落ちるかのような急降下を経験する。神戸は今まさに緩やかに落ちつつある段階に見える。昨季の宮代獲得や今季の山口放出など世代交代は理解していると思うが、それ以上にチームの高齢化が進んでいる状況。

・町田の望月は今日は3バックの右でプレーしていたが、リーチの長さを活かした守備やフィードで活躍。1列前で攻撃にも関与出来るし、サイドのマルチロールとしてこれからまだ伸び代があり、W杯メンバーに入ると予想しているが、身体能力が高い分、守備対応で細かい隙も無くは無いので、あと半年でどこまで伸びるか。つい前日までW杯を戦っていたU17代表の元砂やメンディーもそうだが、3バックのサイドは1人で担当する幅が広い分、相手に寄せる速さもより重要になり、長いリーチやスプリント力のあるこうしたDFの能力が活きる印象。また望月の様に1列前でサイドを上下動する役割にも適しているし、これまでアフリカにもルーツのある選手はGKやアタッカーが多かったが、今後こうしたタイプが増えるのではないかと思う。

・今日の観客数は31414人とコロナ禍を除いてJ開幕以降では最少。チケ代の高さ、元日開催では無くなった影響、両チームサポの数など色々言われているが、去年は同時期の国立で関西勢同士というカードで56824人いた訳で、協会側の施策の問題ではという気も。これに限らず現会長ツネ様は代表などサッカーそのものを語らせたらさすがに雄弁だけど、それ以外の諸々の施策に対してカバーし切れて無いのではと思う事が多い。実務は周囲のスタッフがフォローするにしても、そのスタッフをマネジメントするのは最後はトップである会長な訳で。個人的な印象だが、現場が好き勝手やってるのを統制できてない感があるんだよな。今回の件に関しては特にDP導入による価格設定やプロモーション面で。

試合後

 試合後はそのまま表参道方面に向かう。外苑前駅経由のルートは封鎖されていたので、明治公園方面から。以前も決勝後にここまで歩いたらイルミネーションやってた記憶があったので今日もそうかなと思ったら12/1からだった。

表参道

そのまま表参道を歩いて明治通りまで出て、バスで渋谷に向かって少し買物した後帰宅。