J1第37節 横浜M×C大阪(日産)

1ヶ月ぶりホーム戦

 先月の広島戦から1カ月ぶりのマリノス戦、そしてホームでの最終戦。広島戦の後、ルヴァン杯決勝の為1週空けて京都戦、そしてAマッチデーと天皇杯決勝で更に2週空いて今日、と日程が飛び飛びになって、前回の観戦や試合がかなり前の様に感じてしまう。その意味で来年以降の夏開幕のカレンダーだとこれがどう変わるのか(カップファイナルの時期など)は興味深いところだが。既に天皇杯決勝は(新カレンダーにおけるシーズン中盤の)元日になるという報道も見たが、カップを2つ開催している国の例見てもリーグカップ決勝は早めに開催、カップ決勝はリーグ戦終了直後、てな形で分けている場合が多い。

スタジアムへ

 午前中どこか寄ってから行こうかなと思っていたが家で掃除などしている内に出るタイミングを逃し、結局到着は13時半頃。

鳥山川沿い
スタジアムへ向かうスロープ

 紅葉も見頃の時期。その割に今日は陽射しが強くて晩秋とは思えないほど暖かく、14時開始だとバクスタには陽射しが直撃して眩しい。

陽射しが直撃

 今日は久々に観戦仲間が集まった。集まれるのは年1~2回、子供らもいるので時間も今日の様な昼開催の春や秋の試合になる事が多いが、集まればいつもの様に楽しく観戦出来る。

試合

 マリノスは前節残留を決めて、今日はGKは木村、左SBは関富とスタメンを少し変えてきた。
 序盤はセレッソに自陣ゴール前まで攻め込まれる事が多く、プロデビュー戦となった木村も飛び出しのタイミングなど危なっかしいプレーでピンチを招く場面も。最終ラインもキニョネス不在でトーマス・デンは相手を潰しきれずボールを前に繋ぎきれずといった感じで不安定だったが、そこは角田が上手くまとめてどうにか失点せず踏ん張るという展開が続いた。
 攻撃はカウンターでクルークスや井上が前に走り込んで、という場面が単発であった程度だったが、前半半ばにカウンターからクルークスが右サイドエリア外からミドル、これをGK福井がこぼした所を植中が詰めてマリノスが先制。クルークスのシュートはブレたのかな。植中はこれで4試合連続のリーグ戦8ゴール目。ついにネクストレベルに達した感。この選手は後ろから飛び込んでワンタッチで決めるのが十八番だが、こうしてこぼれにしっかり詰めて決める辺りも好調なのが伺える。
 先制後もセレッソがボール支配する流れは変わらず、前半終了間際にはマリノスゴールエリア内でのルーズボールに反応しようとした両チームの選手が交錯。飛び出した木村がT・アンドラーデを蹴っているのがVARで確認されPK、これをR・ハットンが決めてセレッソが追い付いた。このPKのシーン然り、前半は木村にとってプロの試合の洗礼を浴びる形となった。

 後半もこの流れが続く。マリノスとしては中盤の両脇のスペースを突かれ続け、セレッソの両サイドに前を向いてマリノス陣内で勢いに乗ってドリブルされる状況。そんな中で15分頃に渡辺が中盤でオーバーヘッドで前線にパス、というかキックしてそこに裏抜けしたクルークスが冷静に沈めてマリノスが勝ち越し。前半同様に押される中で来たチャンスをしっかり決めた形。しかしこの選手はサイドでの仕掛け、クロスでアシスト、エリア外からのミドルや今日の様なエリア内への侵入など、自分に期待された役割を完璧かつ継続的に披露する安心感があるな。言わば職人的アタッカー。試合によってムラがあるとか、予想外のプレーで相手の意表は突く事もあればそれが裏目に出る事もあるというタイプとは真逆の。CF谷村然り、西野SDはこうした選手が好みなんだろうなとも思うが。
 2点目のすぐ後にはセレッソの高橋が2枚目のイエローで退場。守備対応でのファールだったが、高橋が関富?を抑える際に上げた手が入ったと判断されたようだが少し厳しい判定にも感じた。同じ場所で似た様なファールで退場した一昨年のFC東京(当時)の松木のプレーを思い出したりもした。
 この退場でマリノスにもボール支配の面で余裕が生まれ、特に終盤はビッグチャンスが幾つか。セレッソにもチャンスはあったがここは後半は場慣れしてきた?木村の好セーブ。ATには自陣からのカウンターで最後は途中出場のデイビットがGKとの1対1を冷静に決めて3-1とし、そのまま試合終了。

試合後雑感

ホーム側
アウェイ側

・これでマリノスは公式戦4連勝。終盤にようやくチームが出来上がって迷いが無くなったのと、相手にボール支配されても最終ラインでどうにか守り切れるという自信になっているのは大きいかな。今日も朴、キニョネス不在で特に前半は危なっかしいプレーでピンチを招いたが、それでもPKによる1失点のみ。最終節はアウェイで優勝狙う鹿島だが、マリノスとしては残留を決めてノープレッシャーで戦えるのは大きく、リーグの行方を左右するかもしれないし、試合そのものが楽しみ。
・ただ今の結果はあくまで今季の状況で色々試行錯誤した結果の一種の境地であり、来年以降はまた別だとも思う。この好結果で?大島監督は留任となったが、個人的には今の結果に引っ張られ過ぎた契約とも感じている。
 状況的にかつての木村浩吉さんを思い出すんだよな。2008年も中盤まで低迷が続き、16節段階で16位(入替戦圏内)に沈んでいたが、強化責任者だった木村さんは桑原監督を解任し、自ら監督となって特に終盤に勝点を重ねて最終的には9位でフィニッシュ。よくまとまったチームを作ったという事で(狩野健太を覚醒させたのは最大の功績だと思う)そのまま翌年も指揮を執ったが10位に止まり退任した。限られた期間で、残留という単一目標に向かって試行錯誤して結果を出した事と、シーズン最初から率いて上位やタイトルを狙うのは全く別の話で、ここまでクルークス、谷村など戦力を整えてきた西野SDが今年で退任するのも不安材料ではある。今好調だから来季もこの流れが続くと簡単に考え過ぎてないかと。
・年チケ民として今季はリーグ戦ホームは14試合観戦。平日はあまり行けなかったが土日は9/20福岡戦以外皆勤。行けなかった試合もリセールしてどうにか年チケ価格の元は取れた。来年は前半に百年構想リーグと変則日程だが、年チケについては色々考えたい。

・今日のセレッソのメンバーを見てベルギーにいると思っていた大畑と本間が今このチームなのを知らず驚いた。本間は2年、大畑は半年で帰国か。欧州への移籍のハードルが下がった分、トライ&エラーというか、今まではある程度国内で実績残してから移籍していたのが、まず行って駄目なら欧州の他国でも日本でも移籍先を探すという形に変わって来た。ただ欧州で実績残したりステップアップする選手はJ1でも(そのプレーがチームの結果に影響を与えるレベルという意味での)主力クラス以上だとは思うが。

試合後

 試合後はセレモニーは観ずにすぐスタジアムを出たのだが、辺りは陽も傾いて澄み渡った空。

シーズン終盤の空

毎年これを見るとシーズンの終わりを感じる。来年以降夏開幕になるとシーズン終わりは5月となって、紅葉や肌寒さ、澄んだ空から、新緑、暑さ、眩しい日差しがシーズンの終盤を象徴する様になるのだろう。そんな事を考えつつ帰宅。