年末静岡旅
Jのシーズンが終わった今は、年末年始の選手権前の狭間の様な時期、かつ2025年の仕事を無事納める為に何かと慌ただしい時期だが、今週末は静岡に行く。毎夏恒例のSBS杯が近年の猛暑と協会が8月の試合を原則中止とした方針により開催を12月に変更。日程を見ると土曜に試合があり、その日の開催地も未踏の藤枝だったので行こうかなと。
SBS杯は過去二度観に行っているが、2005、2008年ともう15年以上前。
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05年は槙野、内田、柏木、ハーフナーマイクら調子乗り世代で、08年は権田、川又、大迫勇也など。ちなみに改めて当時の招集メンバーを調べてみると、08年には当時神奈川大所属の佐々木翔(現広島)もいて、実はU代表歴あったのかと驚いた。
出発~静岡観光
新横浜からこだまに乗車。新幹線ホームにはいつの間にかスタバのスタンドなんぞが出来ていた。つい1ヶ月前、11/21にオープンしたばかりらしい。

1時間ほど乗車して静岡駅に到着。大会は11時から第一試合、13時半から第二試合のU18日本の試合だが、折角静岡まで来たので今回は午前中は観光に充てる。駅近くで車を借り、まずは近くの駿府城へ。

ここで百名城スタンプと御城印をゲットし、隣接する県庁の展望ロビーから全景を眺めようと思ったら、第3土曜は休館という掲示。ここは以前行った時に次はと思っていたが今回も縁が無かったようで苦笑。

ここから車でまずは焼津方面に向かう。25kmほど走って焼津神社を参拝し、

その後は昼を食べに焼津さかなセンターに向かう。出来れば早めに行きたかったが結局12時過ぎとなってしまい、やはり駐車場は満車。ただ5~6分待つと入場出来た。

去年行った八戸の八食センターに似て、魚介類を始めとする各種物産品の卸や直売、食堂が集まった施設。ここでマグロ丼を食す。程よく脂が乗っていて美味かった。

食後は既に13時近くになっていたのでここから試合会場へ行く。約9km。マップだけ見ると国道一号沿いなので早く着くかなと思いきや途中で国道を抜けて山道を走った末に到着。スタジアム近くの駐車場は満車で、少し離れた場所に止めて車を降りると丁度両国国歌が聞こえて来た。


この頃になると徐々に雨が強まり出して、屋根下でないとキツいなと思っていたが、無事メインスタンドの端の方で確保。
試合
着席して早々に日本が先制、と思いきやこれはオフサイド。その後スペインは左サイドの10番の突破から最後は中で詰めて先制。この10番オスマン・ディアジョ・ティアオは風貌からアフリカにもルーツありそうだったが、長いリーチを生かしたテクニックやスピードを備えたサイドアタッカーで今日の試合ずっと日本の脅威になっていた。経歴見たらやはりセネガルにもルーツがあり、ラス・パルマスやアラベスのアカデミーを経て今はドイツのドルトムントのセカンドチーム所属という。
先制された日本だったが、守備対応で少し甘いかなと思う場面はあったものの、球際の強さや相手の圧にも動じず技術を出せるタフさは感じられて、スペイン陣内に攻め込む場面もしばしば。そんな中で高い位置でボールを奪った後エリア外でボールを受けた新川が、GKのタイミングを外す様なワンテンポ早いタイミングでシュートし、これが決まって同点。シュートを打って決まった瞬間場内どよめいた程のセンスを感じるゴールだった。その後左ハーフ木實のクロスから右ハーフ松本が合わせて逆転。今日のU18はここ最近の各年代お馴染み3バックだったが、新監督就任したばかりのチームでもある程度形になっていた。前半はその後スペインがゴール前のFKからGK萩がこぼしたところを詰めて追い付き、2-2で終了。
後半はスペインが圧を強める展開となり、後半10分過ぎに前に抜け出そうとした前述のディアオをMF鈴木が倒して2枚目のイエローで退場。以降はスペインに押し込まれる展開が続いた。スペインはA代表然りで、個々の技術の高さと複数人の連動で相手を“いなす”事にかけては世界トップだと思うが、その相手に1人少ないと窒息してしまうというか、試合が詰んでしまう。その中で日本はGKの好セーブやGKもかわしたスペインのシュートをカバーに入ったDFがクリアするなどで無失点のまま凌いでいたのだが、ATに入った頃に勝ち越され、AT5分の終盤にも日本の攻撃からのカウンターで4点目を決められ2-4で終了。
試合後雑感
・特に前半は相手の個の力に手を焼くも、何度もチャンスを作るなど、個でも戦える選手増えてきたなと。ただその分ボールを奪い切れなかったり、パス通せばチャンスという場面で単純なミスが出たりと、まだムラがあったりこのプレーでは今後しばらく代表に呼ばれないかなという選手も散見された。
・その中ではやはり既にJデビューしている新川や徳田は普段プロで戦ってる分、高い強度でも自分の良さを出せるし、見えているものが他の選手と違うんだろうなというプレー。徳田はゴール絡むというよりその献身性が光っていたが。
・全体的に、勝ってもおかしくない試合内容ながら詰めの甘さが出て敗戦というのは山口監督が率いた今季の湘南を思わせたりもした苦笑。先日読んだ記事だと、この世代の監督はJ監督歴2年以上という条件を設定しているらしいが、この世代は本格立ち上げはU18で高校生も多いものの最終的にU20時点ではプロが殆どで大学生でも特別指定でJクラブでトレーニングしているような選手達ばかりなので、ユース世代最後のカテゴリではなくプロの最初のカテゴリが実際だと思うので、プロで戦った指導者を呼ぶのは理に適っている。その分、プロから敢えて年代別代表へというのは条件面含め人選は難しいのだろうと思うが。
・このチームは2年後のウズベキスタン・アゼルバイジャン開催のU20W杯を目指す事になるが、途中海外移籍などで抜ける選手も出てきそうなので(現にこの世代のトップストライカーの一人である神代は今日フランクフルトへ移籍発表)、その辺のマネジメントも山口監督に期待したい。


