2026年観戦始め
去年は準決勝以降の観戦だったが今年は3回戦から。場所は実家から帰るついでなので、唯一の神奈川県内会場である等々力にて。ここは去年一度も行かなかったが正月からいきなり行く事になった。武蔵小杉で大きな荷物をコインロッカーに預けて身軽になった後、駅周辺のSCの初売りを軽く眺めて現地で食べる昼食を調達した後、バスで等々力に向かう。この時期は直前に行くと並ぶので第1試合が始まる30分ほど前に行ったが、入場ゲートの並びはそれほどでも無かったが、メインスタンドの中央付近はほぼ埋まっていたので端の方で確保。

席に落ち着いて飯食ってたら選手紹介→入場。
第1試合 神村学園×水口
最初はインターハイ優勝、プレミアウエストで5位に入った神村学園(ウエストの高体連では最上位)と滋賀県1部リーグの水口の対戦。開始から神村はプレミア勢の格というか、これちょっとレベルが違うわというサッカーで水口を押し込む。水口も個々のスキルはあってカウンターで神村陣内に攻め込む場面も幾つかあったのだが、なかなかシュートまで持ち込めず。
そんな中で神村は前半に先制後、後半は開始開始早々に更に2点追加し、半ば頃にもう1点加えて終わってみれば4-0で快勝。水口も終盤は神村ゴールに迫り、ATにGKと1対1の場面も作り出したが、ここはGKが顔面セーブして守り切った。
ここ数年プレミア勢の試合観る度に思うが、このクラスは本当に隙が無い。上手いだけでなく強度も備え、ボールを奪われたらすぐ奪い返しに行く動きも身に付いてるし、神村の場合やや縦に速く、サイドから切り崩すサッカーを志向している様だったが、ボールを繋ぐ技術も相当高い。特に中盤の福島は先日観に行ったSBS杯でも試合に出ていたが、プレーメーカーとしてボールを動かすチームの頭脳なのを伺わせた。背番号は14だったが、これは去年までの名和田(G大阪)同じでそういや体格やプレースタイルも似ているなと。ここでは14がエースナンバーなのだろうか。
この選手が象徴的だが、強いチームが見せる“違い”は、個々のボール扱いとか身体能力そのものも重要とは思うが、それ以上にプレーの緩急や継続性、そして判断(の速さ)なんだろうな。水口も個々では上手いなと思うプレーが多かったが、ボールを持つ時間が長く、その間に寄せられてボールを奪われる場面も多々あった。相手の寄せや強度によって普段見えるはずのパスコースが無かったのかもしれないが、タメたり素早くはたいたりテンポ良くボールを回していく神村と最も違うのはそこだったかなと。神村も普段プレミアで広島、神戸のアカデミーなどウエストのトップクラスと対戦する中でこうしないと勝負出来ないのを身を以て体験しているからこそ身に付いたのだろうし、その意味でもプレミアのレベルの高さを感じた試合。

第2試合 聖和学園×日大藤沢
第1試合終了後トイレや買い物に行ってたらすぐ次の試合が始まる。さすが地元神奈川勢だけあって第1試合以上に人は入って来て、メインスタンドは端までほぼ埋まった。すぐ選手が入場してきたが、試合前に日大藤沢の選手達がバクスタの応援席の前に立ってチャントを聞いた後で挨拶するなど、

今日観た4チーム共試合前にバクスタへの挨拶に絡めて何かしらのルーティンを持っていたのは興味深かった。勝負に入るスイッチの役割なのだろうし、この年代でも応援文化というか、各チーム独自性が表れ始めてるのか。
この試合はプリンス東北の聖和学園と神奈川県リーグ1部の日大藤沢というカードだが、日大藤沢は1部優勝で来年のプリンス関東2部昇格を決めており、関東のチームの層を考えればほぼ互角かなというのが事前の予想。やはり試合が始まると、日大藤沢がボールをやや保持しつつもお互い攻め合う展開。
聖和学園はそのドリブルなど個人スキルで有名なチームで、それ故に?一部SNS上での批判も目にしたが、今日初めて観た限りでは、確かに個々のスキルは高く遊び心あるプレーも自然と出るが、決してそれが目的化した様なサッカーではなく、あくまで相手の守備を崩す過程で生まれたものという印象。意外と言っては失礼かもしれないが、想像以上に組織としての練度高いチームだった。
一方で日大藤沢も系統的には同じというか、個々の高い技術をベースに丁寧に後ろからビルドアップして展開するサッカー。その中でCFに有川というターゲットがいるので深みが生まれる。先制点もクロスをエリア内の有川が落として後ろから走り込んだ味方がエリア外からミドルという、綺麗な展開だった。
で、前半ATに入る直前にトイレで席を外したのだが、そこで場内歓声が聞こえて聖和学園が同点。これぞ個人的に日産スタジアムマリノス戦でよくあるトイレ休憩中ゴール苦笑
後半も一進一退という展開だったが、両チームの力がほぼ同等である為か、中盤での潰し合いだったり、ゴール前でお互い寄せて混戦になる場面も幾つか見られた。後半序盤には日大藤沢は2枚替えしてMF中村を投入。言わずと知れたあのフロンターレのレジェンドを父に持つ選手だが、投入後にボールの流れが改善されてより展開力が増して、こういう役割はまさに父と同じだなと。その中でCKからの混戦から最後押し込んで日大藤沢が勝ち越し。以降も流れ自体はそう変わらなかったが、聖和学園には二度程惜しいチャンスあったが決め切れず、AT3分の後に試合終了。

試合後
今日は最高気温10度未満でさすがにこれで2試合観戦は堪える。試合後はすぐスタジアムを出て荷物回収の為武蔵小杉駅まで歩く。途中には建設中のタワマンが2棟。3年近く前(23年4月)に傍を通った時は土地の造成中だったが徐々に建屋が組み上がり始めている。看板を見ると来年7月竣工らしい。さすがにこれで20年来続く小杉のタワマン建設ラッシュも打ち止めか。

荷物回収後、そのまま駅で買い物して電車に乗り帰宅。