デュッセルドルフ観光
この日はまず宿泊地デュッセルドルフを周る。チェックアウト後、中央駅で荷物を預けてまずはライン川方面へ。トラムに10分程乗るとすぐ川沿いに着いて、見えてくるのがラインタワー。

展望台まで登り、ドイツの父なる河川ライン川と市街を望む。

遠方にはフォルトゥナの本拠地メルクール・シュピール・アレーナも見えた。ここもスタジアムツアーが無いか確認はしたものの、開催は月一回程度で、また外周だけ見るにしてもその外壁で覆われた形状をわざわざ見てもなとタワーから眺めるに止める。
展望台から降りた後は川沿いを少し散策し、市街へ。この街は日本人が非常に多い事で知られ、欧州でもロンドン、パリに次いで3番目、都市人口に対する割合で言えば1位だという。友人もかつてこの街に赴任していた。そんな街の様子を見てみたく、Google map上で“Little Tokyo”と設定されたスポットを目印にトラムで移動。行ってみるとある通りは日本語の看板だらけで様々な店が連なっていた。例えば↓の様な。

近隣は他にも中国、韓国、ベトナム、タイ料理店が多い。今回泊まったホテル近くでも、mapでレストランを検索すると、検出&高評価なのは軒並みこうしたアジア諸国の料理店(もしくはイタリア料理店)だった。思えば2日前の夜に到着した時は中央駅でカーニバルのコスプレした若者集団が多かったが、そうした中には東アジア系と思われる人もケルンに比べて多かった印象。
そのまま歩いて中央駅まで戻った後は荷物を回収してケルンに向かう。在来線で30分ほど。日本で例えると、大阪から京都までJRの新快速で移動するのに近いイメージ。4日ぶりだが2度目だけあって初日の緊張感は薄れ、駅構内の様子も分かっているのでスムーズに荷物を預け、市街に繰り出す。
ケルン市街散策
丁度カーニバルのピークは前日だったので、旧市街は長閑な空気が流れていた。街中のレストランも空いていて。

思えば今旅初めていかにもなドイツ料理を食べた気がする笑。シュニッツェルに掛かった玉ねぎ炒めが良いアクセントになっていた。ケルシュというのはケルン名物の地ビールで、飲み口は軽く、グラスも200mlサイズでサクッと飲めてしまう。お替りすると店員がコースターに印を付けて杯数をカウントし、会計時に計算する仕組み。
食後はいかにも欧州の古い街並み然とした旧市街を歩きつつ、

トラムでライン川の対岸に渡り、Cologne Triangleという展望台へ。

大聖堂の大きさもそうだが、背景の地平線上で煙を吐く巨大な工場群に目が行ってしまった。調べると火力発電所の様だった。
ケルンのサッカークラブを訪問
そこからトラムで更に東へ向かう。10分ほど乗った先に3部所属のヴィクトリア・ケルンの本拠地がある。ケルンには1部の1FCケルンの他にこのヴィクトリア、そして4部にはフォルトゥナ・ケルンというチームが存在しており、折角なので見て回りたかった。
- ヴィクトリア・ケルン
駅を降りて目の前に施設の入り口がある。森の中にスタジアム、グラウンド、クラブハウスなど各施設があるイメージ。創設は1904年となっているが、合併や活動停止、破産などを経て、現在のチームは2010年に今の経営体制となり、旧チームの成績や歴史を継承したという。スタジアムも収容8300人と小規模で、座席があるのはメインスタンドのみ。特に柵や注意書きも無いので普通に入れてしまう。

3部とは言え全国リーグなので、この規模のクラブが1860ミュンヘン、ハンザ・ロストックなど1部経験も長い古豪と同カテゴリで戦っているのは偉業。
- フォルトゥナ・ケルン
そこから川の西側に戻る形でトラムを乗り継いで次なるチーム、フォルトゥナの本拠地に向かう。位置としては市の南部。ここも駅の目の前に施設があるが、ヴィクトリアと違って住宅地の中にある。
同様にスタジアム、クラブハウス、グラウンドが数面あり、丁度アカデミーが練習している所だった。


ちなみに“Victoria(勝利)”、“Fortuna(幸運)”などドイツのクラブ名にはラテン語からの引用が多いが、創設当時は、(創設者が当時のインテリである学生である場合は特に)ラテン語やギリシャ語が教養の証として好まれ、クラブ名にも用いられたという。国は異なるが同じく学生によって創設されたJuventus(青春/若者)も似た背景なんだろうな。
スタジアムは相当年季が入っていた、より直接的に言えばかなり古びていたものの、いずれにせよ4部でもこうした設備を有しているのはさすがだ。
- 1FCケルン
そこから再びトラムを乗り継ぎ、最後は街の西側にある1FCケルンの本拠ライン・エネルギー・シュタディオンへ。2005年コンフェデで日本がブラジルと対戦したスタジアムでもあり、18時からのスタジアムツアーに参加。
参加者は20名ほどで半分は日本人だった。自分以外の日本人は同じ若者のグループで。ドイツ語話者は数名といった状況で、ガイドのオヤジさんは全体に説明するのを諦めて、ドイツ語や英語で各グループに個別に少し話す程度。そうした経緯もあって、内部を一通り見て回れたものの、ここまで参加したアヤックス、シャルケに比べてツアーとしての面白さはあまり無かった。


また余談だがこの「1FC」というのもドイツのクラブ名には多いが、原義は「その街の最初のサッカークラブ」で、最初ではない場合でも「街を代表するクラブ」という誇りを込めて名付けられているという。実際このケルンも合併によって誕生したのは戦後の1948年で、街で最古のクラブという訳では無い。ブンデス創設以前からプロ化を意識した運営だったようで、実際ブンデスの初代王者にもなったが、創設当時からそうした野心を高く掲げるクラブだったんだろうな。
フランクフルトへ移動
ツアー後は中央駅に戻り、今日の宿泊地フランクフルトに向かう。現地に着くのは22時過ぎになってしまうので、ケルンで夕食。トラムの乗換駅にあった例のポドルスキのケバブ屋のイートインコーナーで済ませた。20:54ケルン発だったが予想通り遅れて出発は21:07。ケルンーフランクフルト間は高速線が敷かれている様で、途中260kmで走行する区間もあり(車内に速度が表示される)、在来線だと3時間以上掛かるところを1時間弱で結ぶ。ICE自体はフランクフルト空港駅で降りて、そこから在来線に乗り換えて約15分でフランクフルト中央駅に到着。
フランクフルトは中央駅正面エリア(東側)の治安がかなり悪いという話だったが、今夜泊まるホテルは駅の脇というか南側にあり、出入口も分かれていて正面口を通らずに行ける。歩いて1~2分で到着。

ここに来て日系ホテルをば。まさか欧州にもあるとは思わなかった。去年釜山でも泊まったが、かなり海外展開してるんだな。調べたら他にフランス、フィリピン、モンゴルにもあるらしい。内観は日本と変わらず、価格がこれまでに今旅で泊まったホテルより安い分、設備もそれなりだったが寝泊まりするには十分。地味に大きかったのは冷蔵庫があった事。これは他のホテルには無かった。
TVを付けると23時半頃からその日行われたCLプレーオフの1時間ハイライト番組をやっていて、それを視た後で就寝。