フランクフルト中心部を周る
この日は朝からフランクフルトの市街地を見て回る。起きたら雪が降っていた昨日の朝とは打って変わって今日は朝から快晴。中央駅からUバーンでまずはレーマー広場に行く。

ドイツ代表がW杯、EUROで好成績を収めたり、フランクフルトがタイトルを獲った時に凱旋イベントを行う場所。特に国際大会では代表もフランクフルト空港から入出国するからだと思うが、選手達は↑の旧市庁舎のバルコニーから広場に集まったサポーター達にトロフィーを披露したりする。実際に行ってみると意外に狭い。
そこからトラムで中央駅方面に戻り、途中のこちらへ。

経済ニュースでよく出てくるユーロのモニュメント。タイミング悪く?パネルを一部取り外してメンテナンス中だった。フランクフルトは欧州中央銀行があるように金融の中心地で、↑の写真にある様にドイツでは珍しく高層ビル群があるのだが、その中のマインタワーは屋上が展望台になっている。


街全体に昨日の雪がまだ残っていて、冬を感じさせる風景だった。
その後は市街地に戻ってゲーテの生家であるゲーテハウスや、毎週金曜開催というシラーマルクトという市場を眺めつつ、

土産の購入や昼食、また例によって書店に寄るなどした。書店では“Manga”やポケモン関連商品のコーナーが結構広く、もはや完全に定着してるんだなと。ちなみにドイツに来たからにはサッカー誌Kickerは買っておこうと思っていたが、到着日にケルン中央駅構内の書店で購入済。ついでにタブロイドのBildも。昼飯はカリーヴルストの店にて。
そんな感じで13時過ぎには一通り周ってしまった。夕方からも予定があり、その間フランクフルトから電車で20分ほどというグリム兄弟、そしてルディ・フェラーの故郷でもあるハーナウに行こうか迷ったが、ホテルに戻って休息。連泊するとこういう事が出来る。戻ると既に清掃も終わっていて、TVで冬季五輪を視ながら時間を過ごした。丁度バイアスロン男子15kmの決勝が行われていて、しっかり見るのは初めてだったがなかなか面白かった。
DFB-Campus見学
そして15時半頃にホテルを出てトラムで南のマイン川を渡る。この日は電車で30分ほどのマインツでブンデスが開催予定で、この試合も当然行きたかったが、公式サイトではチケが取れず断念。マインツの他の試合は一般販売されたり試合直前でも売れ残っていたのだが、この日の相手は久々に1部に戻ってきた古豪ハンブルガーSVだけに完売してしまったらしい。
という訳で第二候補として考えていたフランクフルトの本拠Deutsche Bank Parkのスタジアムツアーを申し込んだ。ツアーは17時からだが、その前に近隣のとある施設にも寄る。
トラムで10分ほど乗った先にその施設はある。

ここはドイツサッカー連盟(DFB)のナショナルトレーニングセンターで、2022年に竣工したばかり。意外にもドイツはフランスのクレールフォンテーヌの様な代表の常設練習場が無かったのだが、フランクフルトの競馬場跡地に建設。ちなみにこの施設の発音は英語読みで「キャンパス」と思っていたのだが、同名のトラム最寄駅の車内案内での発音は「カンプス」と普通にドイツ語読みであった。
まぁ見学と言っても入り口付近を少し見た程度だが、子供向けサッカースクールが開催されている様でゲートは開放されている。入り口付近にはフルコートの屋内練習場もあったが、これはなかなか日本では見ない設備。Jヴィレッジくらいだろうか。日本が代表の練習拠点にしている幕張の夢フィールドは近くのAPAホテルの高層タワーから丸見えなんで、せめて一面はシークレットで練習できるこうした屋内化を妄想。
Deutsche Bank Parkツアー
DFB-Campusからはバスでスタジアムに向かう。開いているゲートが限られていて入場口を探すのに多少難儀しつつ到着。

併設されたオフィシャルショップやミュージアムを見学しつつツアー開始を待つ。そして17時から始まったが参加者は30名ほどで自分以外はほぼ全員ドイツ人だった。当然ガイドもドイツ語で、翻訳アプリを一部使い断片的に把握しつつスタジアム内を巡る。
ここまで参加したスタジアムツアーはどこも90分予定と言いつつ実際は60分程度で終了していたのだが、ここは最初のミュージアム(それほど広くは無い)を30分掛けて説明し、きっちり90分で終了。

日本との関わりで言えば、現在フランクフルトには堂安、小杉、神代と3名の日本人選手がいるが、2011年の女子W杯でなでしこが優勝した地でもある。ここまで見学ツアーや観戦で訪れたシャルケやドルトムント、ケルン、他にハンブルク、シュトゥットガルト、ミュンヘンなどドイツには5万を越える規模の大箱が多い。強豪だけでなく中堅クラブでもこの規模のスタジアムがあるし、中欧という位置や経済規模からしても、そら何度もEUROやW杯を開催しますわと。
個人的にこのスタジアムで気になるのはその屋根。スタンドは通常の屋根だが、ピッチに対しては中央の映像装置から広がる様に幕が覆われる形が独特で。他にはルーマニアのブカレスト、ポーランドのワルシャワにあるナショナルスタジアムもこの形状だが、いずれもドイツのゲルカン・マルク・アンド・パートナーという建築設計事務所が手掛けており、この会社の得意技なんだろうな。特許も持っているのかもしれない。
ホテルへ戻る
18時半にツアーが終わりホテルへ戻る。来た道とは別のゲートから出てSバーンに乗って帰ろうとしたら、ここでも開いているゲートが分かりにくく彷徨ってしまった。中央駅に戻った後は旅行も実質残り一日という事で初ホテル飲み。フランクフルトラベルの500ml缶が売店のビールコーナーに並んでいたので買ってみたら、ビールでは無くご当地名物のアップルシードルであった。アップルワイン、リンゴワインとも呼ばれる炭酸のアルコール飲料。日本で言えばリンゴサワーみたいなもの。
