ドイツ・オランダ行(現地最終日:最後にもう1試合観戦)

最終日も観戦

 ついに現地での最終日となったが、出国は夜なので最後にもう1試合観ていく。計画時にブンデスの日程を見ていたらこの日の13時から2部のダルムシュタットのホーム戦があり、フランクフルトから電車で30~40分と近く、十分間に合うなと。チケットも無事公式サイトから買えたので観戦決定。
 この様に日程と場所で選んだのだが、決めた後でダルムシュタットに秋山、古川がいるのを知った。しかもデュッセルドルフもこの冬に田中聡が移籍。ここまで観た試合ではCLドルトムント戦以外全ての試合で日本人選手が所属、出場したが、意図して日本人選手在籍クラブを選んだというよりも日程上行ける試合をピックアップしたらどのチームにも在籍していたと言った方が近い。それだけ日本人選手が増えたという事なのだろうし、自分でも誰がどのチームにいるか全て追えなくなっているほど。
 ホテルをチェックアウト後、中央駅のコインロッカーに荷物を預けてから現地に向かう。10時頃にダルムシュタット中央駅到着。

ダルムシュタット観光

 午前中は市内を少し観光という事で、マチルダの丘という名所に行く。駅からはバスで15分、降りて5~6分歩いて到着。

マチルダの丘(教会など)

19世紀末にこの地を治めていたヘッセン大公が作った芸術家村が起源で、2021年に世界遺産に登録。正直そこまで印象に残った訳では無いが、「世界遺産」は行ってみようという動機付けにはやはり大きく、日本国内で登録運動が盛んなのもその点では理解できる。

スタジアムへ

 丘を下ってMarktplatzと呼ばれる市街の中心部まで戻る。ドイツはどの街も旧市街の中にこうした広場がある。ダルムシュタットではトラムやバス路線が交差する交通の要衝となっており、トラムでスタジアムに向かう。既にユニを着た人も見えて同じ路線に乗ればOK。10分もしない内にスタジアム前に到着。11時過ぎだったが、開門は11:30からの様でゲート前で待っていると、曇り空から少し雨が降り出した。傘をさすべきか迷うギリギリのライン。(ちなみに観戦時は手ブラなので傘は持って行ってない)
 開門後、ゲート近くにある店で昼食を調達。

ブラートヴルスト

 ドイツはどのスタジアムでもこうしたシンプルなソーセージパンを売っていて、焼き立てのソーセージは勿論、パンも美味い。上手く表現出来ないが、日本のパンはややしっとりしていて、こちらは水加減が少ない様な印象でそれが良いのか、あるいは小麦粉が違うのか。

 このメルク・シュタディオン・アム・ベーレンファルターは10年程前は普通の陸上競技場だったが、いつの間にか専スタに改築されていた。今日の観戦場所はバクスタ上層部の指定席だが、バクスタでも下半分は立ち見になっている。

バクスタ下層の立見席

 ドイツは他にザンクト・パウリのミラントア・シュタディオン、ウニオン・ベルリンのシュタディオン・アン・デア・アルテン・フェルステライなどバクスタも立ち見というスタジアムがあるが、この2クラブは結構反体制的かつクラブコミュニティの強さを特長とするクラブなのでダルムシュタットもそうなのだろうか。
 席はアウェイ寄りなのでアウェイサポのとの柵にも近い。中心はバクスタだがアウェイゴール裏も一部デュッセルドルフサポが占めていた。

アウェイサポ

 ちなみに自分の前列には日本人の若者2人組がいた。今回は日本人選手がいるチームなのは大きかったと思うが、日本人観戦者を多く見掛けたし、スタジアムツアー(ケルン)にもいて、意外と多いなと。

ブンデス2部第23節 ダルムシュタット×デュッセルドルフ

 秋山、古川はベンチスタート、田中はスタメン。観戦を決めた時点ではどちらも中位だったが、いつの間にかダルムシュタットは勝点を伸ばして自動昇格圏の2位になっていた。試合も開始早々に右クロスからのヘッドでダルムシュタットが先制。ただデュッセルドルフもその数分後にすぐ追い付くなどほぼ互角の展開。
 お互いよくチームとして鍛えられ、レベルの高さを感じる一方で、1部(J1)とはやはり個々のスキルやチームとしてのプレーで少し差があるかなと感じる部分もあるという点でJ2上位勢の試合を観る時と似た印象を受けた。
 そんな中でスタメンの田中聡は中盤のフィルター役として機能。移籍してきたばかりで周りとそこまで連携出来てないとは思うが、個で相手を潰して味方にボールを回すプレーで目立っていた。それこそシュトゥットガルトに移籍した当初の遠藤航の様な粗削り感もあり、こういうプレーはドイツで評価されるだろうなと。遠藤はチームと共に1部に昇格したが、田中は果たして・・・。ドイツでのプレーに慣れたら1部から声掛かりそうな気もするが。
 試合は前半から判定を巡って結構荒れて、スタンドからのブーイングも大きくなる展開。ある判定の後では周りのドイツ人達が一斉に「ホイツァー!、ホイツァー!」とチャントを繰り出していたが、これは恐らく約20年前にブンデスの八百長スキャンダル(判定によって試合結果を操作し金銭を受け取った)で永久追放された主審のロベルト・ホイツァーを指していると思われる。つまり疑わしい判定の代名詞としてこの主審の名前が定着しているのだろうと。

 前半を1-1で終え、後半はデュッセルドルフがやや優勢。ダルムシュタットはあまりボールを前に運べず、カウンターのチャンスでもパスミスでスタンドの溜息を誘うなどあまり内容は良くなかった。ただ終盤にようやく押し返し始めたかなという中でAT直前にCKから頭で合わせてダルムシュタットが勝ち越し。そのまま逃げ切った。

試合終了後

 

試合後~フランクフルトを散策

 試合終了時点でまだ15時、帰りの便は21時なので、一旦フランクフルト市街に戻る。すぐにスタジアムを出たのでトラムにもすぐ乗れて16時半頃にはフランクフルトに戻れた。中央駅では降りず、敢えてその3駅ほど前で下車して街中を散策してこの街を見納め。レーマー広場付近まで歩いた後はトラムに乗って中央駅に戻る。

フランクフルト中央駅正面口

 中央駅構内のカフェでは丁度その時間に行われていたバイエルンvsフランクフルトを流していた。

帰国

 荷物を回収した後はSバーンで空港へ向かう。18時頃には着いて、出国審査を経て出発を待つ。帰りはエミレーツ航空なのでドバイで乗り継いで羽田に向かうが、客はほぼドイツ人。ドバイ経由でどこかに行くというより寒いドイツから暖かい同地で休暇を過ごす人がメインだったか。エミレーツは初めてだが、FIFA大会の表彰式のアシスタントとして同社のCAはよく見るので、搭乗口であの特徴的な帽子を被ったCA達が乗り込むのを見た時は「おお本物だ」と妙な感動が笑
 21時半頃出発。このまま羽田到着まで書くつもりだったが、ここまでの旅行記で写真を多く上げた為に一ヶ月の画像使用容量に達してしまい、以降は月が変わる3/1(日)に更新予定。