去年11月の代表戦終了時に本大会メンバー予想を行ったが、今回の3月シリーズや負傷者の状況など踏まえ最後の予想を行う。
※前回予想(2025年11月)
barcaw.hatenablog.com
前回は負傷者は全員間に合う前提で予想したが、今回は各選手の負傷の程度や回復時期も鑑みつつ予想する。また登録枠は26人と正式に決まった様なので踏襲。
前回予想で入っていなかった選手は赤文字、前回メンバー入り予想したが今回外した選手は灰色文字で表記
GK(3人)
鈴木彩艶、早川友基、大迫敬介
バックアップ:小久保怜央ブライアン、野澤大志ブランドン
前回予想から変更ないが、第2GKは早川になるかもしれない。鈴木彩艶はここまで代表cap数は23。能力の高い選手でも代表に慣れて力を出し切れるまで15capくらい、少なくとも二桁は必要だと思っていて、早い段階で正GKとして起用してきたからこそ、ここまでのcap数になった。
CB(6人)
冨安健洋、板倉滉、谷口彰悟、渡辺剛、伊藤洋輝、鈴木淳之介
バックアップ:安藤智哉、瀬古歩夢、町田浩樹、高井幸大
ここも変更なし。やはりブラジル戦ユニット(谷口、渡辺、鈴木淳之介)への信頼は厚いのを感じたし、左DF枠の第一候補は伊藤になると思うが、鈴木淳之介はターンオーバー時の左DF及び終盤の守備固めでの左ハーフとして計算されているだろうなと。
冨安は3月は負傷辞退した為、メンバー入りするなら4月には復帰しているのが前提か。この6人の誰かが負傷欠場する場合のバックアップとしては瀬古か安藤かなと思うが、恐らく森保さんは安藤をかなり評価しているのではないかと思う。もし3月シリーズ欠場していなければ今回瀬古が担った役割(ターンオーバーしたスコットランド戦のスタメン、イングランド戦は終盤の守備固めで途中出場)はこの人だったのではと。なのでバックアップの筆頭に記載。
サイドDF(2人)
長友佑都、菅原由勢
バックアップ:望月ヘンリー海輝、橋岡大樹
3月の招集、起用状況を見ると、ターンオーバー時の右ハーフ+終盤逃げ切る時の右サイド守備要員としては菅原が第一候補になったのかなと。そしてこの2試合で無失点と結果も出たのでこのままメンバー入りしそう。長友は3月中旬に肉離れで離脱中だが、本大会まで約3か月という事で基本は復帰して選ばれると予想。
中盤(5人)
遠藤航、佐野海舟、鎌田大地、田中碧、藤田譲瑠チマ
バックアップ:守田英正
ここは前回から変更なし。負傷中の遠藤は間に合う前提で選考。3月も選外だった守田は遠藤が間に合わない場合の保険ではないかと。3月の招集メンバー発表時に監督が守田について語った中で「彼の戦術理解で言えば、試すというよりもいつでも戦力として代表に入ってこられるだけの力があるという点は評価しつつも*1」という箇所が気になり。つまり仮に中盤の誰かが欠場しても守田なら呼んでもすぐにチームにフィットするだろうという計算。
2列目・セカンドトップ・ウイング(8人)
堂安律、久保建英、伊東純也、三笘薫、中村敬斗、前田大然、鈴木唯人、塩貝健人
バックアップ:佐野航大、南野拓実、町野修斗、佐藤龍之介、相馬勇紀
この予想は基本的に負傷者復帰前提だが、南野の場合は重傷という事もあり、残念ながらメンバー入りは難しいものとして予想する。前回も書いた様に、中央トップ下で攻撃に絡むタイプは意外に少ないので、その希少なタイプの一人である鈴木唯人がメンバー入りするかなと。3月は2試合とも出場機会あったのは期待と少しでも試合経験積ませる意図があったと思われるので。
また塩貝も入るのではないかと。セカンドトップ、シャドーの位置はイングランド戦後の鎌田のコメント*2を見ても縦のスピードあるタイプが起用されそうで、まさに塩貝は点が欲しい時にボールを前に運ぶ推進力と短い時間で結果を出せるジョーカーとしての役割。そうなると町野はタイプが異なるのもあり厳しいかなと。
3月に呼ばれた佐野航大はスコットランド戦を見る限り中盤では無く1列前のシャドーで考えられていると思うが、最後は鈴木唯人との争いとなって今回は選外かな・・。同じく3月招集の佐藤龍之介は2010年の香川の様に五輪世代のトレーニングパートナーとして帯同するのではないかと予想。相馬はウイングの誰かが欠場した場合のバックアップとして。
CF(2人)
上田綺世、後藤啓介
バックアップ:小川航基
前回予想から変更なしだがまだ読めない。イングランド戦の終盤に小川を入れたのは逃げ切り時の前線のターゲットやセットプレー時の守備要員として考えているとも言えるし、ターンオーバーのスコットランド戦でスタメンだった後藤は上田のサブとして立場が固まりつつあるとも言える。ただこれまで上田然り、彩艶然り、森保監督はこれはと思った逸材は腹括って招集、起用してきたので、最後は後藤のポテンシャルを見込んで呼ぶのではないかと・・。
まとめ
背番号も予想笑。まぁほぼ固定番号なので予想しやすいが。
<北米W杯26名予想メンバー>
※赤文字は前回予想からの変更者
GK
1鈴木彩艶、23早川友基、12大迫敬介
CB
22冨安健洋、4板倉滉、3谷口彰悟、16渡辺剛、21伊藤洋輝、25鈴木淳之介
サイドDF
5長友佑都、2菅原由勢
中盤
6遠藤航、24佐野海舟、15鎌田大地、17田中碧、19藤田譲瑠チマ
2列目/セカンドトップ/ウイング
10堂安律、20久保建英、14伊東純也、7三笘薫、13中村敬斗、11前田大然、8鈴木唯人、9塩貝健人
CF
18上田綺世、26後藤啓介
展望など
26人を五輪世代別にみると
北京:1人
リオ:4人
東京:14人
パリ:5人
LA:2人
年齢が26~29歳とピークを迎える東京世代がやはり多くなるが、パリ・LA世代も7名。特定世代への偏りという点では2006ドイツ大会におけるシドニー世代(23名中17名)もそうだったが、当時はアテネ世代が駒野と茂庭の2人だけ(茂庭は田中誠の負傷による追加招集)だったんで、今彩艶を早い段階で正GKに定着させたり、チマ、鈴木唯人らブンデスに移籍してポジションを掴んだパリ世代はしっかり呼んで、LA世代後藤、塩貝も招集しているのを考えると、森保さんは近未来への布石も打っているのかなと。気は早いが、W杯後は今回の予想では入れなかった佐野航大、高井、北野、関根、斉藤光毅、田中聡らパリ世代、佐藤、市原、喜多、小杉らLA世代が絡んで来ると思うので。
また前回大会経験者が多く前評判の高い大会というと2006、2014年で、いずれもGL敗退している訳だが、この2大会は攻撃陣の顔触れが期待の源で、サッカー自体も「攻め勝とう」というどこか浮ついた部分もあった一方で肝心な時に守り切れなかったり、先行を許して試合の主導権握れないままバランスを崩していった。その点今回はかなり「堅い」チームで、前に出るべき時は出るし、守る時は守るバランスの良さというか。また06、14年は主力がほぼ固定化された一方で今回は積極的にターンオーバーをテストしているし、負傷者の多さが結果的に新戦力の台頭にも繋がった。(メンバー入り予想している)長友、菅原などベンチにいる時間が長くてもクサらずチームを鼓舞できる選手達もいる。イングランド戦の終盤にパワープレーを仕掛けてきた相手に体を張って守り切ったのを見て、06年豪州戦、14年コートジボワール戦からの変化を感じたし、高い能力を持つ選手がエゴを出さずチームの為に走れる強みもあるなと。
いずれにせよ、まずは目の前のW杯で勝ち進むのを願って大会前最後の予想をば。