J1百年構想リーグ地域LR 東第12節 浦和×横浜M(埼スタ)

久々に埼スタ

 年チケが無いと毎週末どこに行こうか考える事になるのだが、今週末は埼スタへ。去年一度も行かなかったし久々だなと思って、前回行ったのはいつだろうと思ったら実に3年振りだった。23年5月のACL決勝。
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 そんなに空いたのかというのと、あの決勝からもう3年かという驚きの両面ある。
 試合は14時からだが、あの長い地下鉄に乗って行って帰るだけなのも例によって面白くないので、午前中はさいたま市を少し散策してからスタジアムに向かう。

さいたま市内周遊

 最初の目的地はJR浦和駅からバスの予定だったが、乗り場を探している内に乗り遅れてしまい、仕方なくタクシーで向かう。20分ほど乗って到着。

中山神社

公式サイトによると「『武蔵一宮氷川神社』と『氷川女体神社』を結ぶ線上のほぼ中間に位置することから、古くより関係の深い社として『中氷川神社』とも呼ばれていた中川の鎮守」*1との事。参拝し、御朱印も頂いた後は次の目的地へ。google mapのルート検索だと、バスを1停留所のみ乗って、15分ほど歩いた先にある。

さいたま市立浦和博物館

 ここは「明治11年(1878年)に建てられた埼玉県師範学校校舎(鳳翔閣)の中央部外観を復元した建物に、浦和地域の人々の生活を示す資料をテーマ別に展示」*2する施設との事で、一般的な博物館と異なり説明よりも展示物中心。その中でレッズのエンブレムとの関りについては説明ボードがあった。

施設と浦和レッズエンブレムの縁について

この師範学校こそが埼玉におけるサッカー発祥の地という事でエンブレムに採用されたという。

 ここまでタクシーやバスを乗り継いで移動してきたが、次の目的地、そしてその先の埼スタまでバスがなかなか無いので、最初はタクシーを呼ぶ事も考えたが、色々調べるとレンタサイクルがあるようなのでそれを利用。レンタサイクルは今迄ドコモ・バイクシェアを利用してきたが、埼玉はHELLO CYCLINGというサービスのスポットが多いらしく新規登録。丁度この博物館にもスポットがあり、埼スタにもあるのでそこで返却可能。てことでここからは自転車で移動。
 博物館から約2kmの場所にあるのが氷川女體神社。

氷川女體神社

ここも大宮の氷川神社と同様に武蔵国の一宮だという。木々の生い茂る静かな環境で、御朱印を書いて貰いつつしばし休憩。

 ここからスタジアムへ向かう。約4km。ここまで周辺は宅地開発されたエリアもありつつ、川沿いの低地には田園風景が広がり、その中を幹線道路が貫く様は横浜で言う所の瀬谷や泉、あるいは市ヶ尾の谷本公園辺りの風景に似たものがあり、どこか親近感を覚えた。遠くさいたま新都心のビル群も望める。

見沼の風景

途中昔ながらの旧家、旧道が残るエリアを通り抜けつつ

埼スタへの道

しばらく走ると東北道を越えてスタジアムが見えてくる。

スタジアム目前

ここで自転車を返却し、到着。予定では13時過ぎに着くはずだったが、レンタサイクルのお陰で1時間ほど早く着いた。昼時だったので北ゲート付近のキッチンカーで昼食を調達し、食べつつのんびりと休憩した後で入場。
 ちなみにここまでの道のりで中山神社を出た辺りから浦和ユニやタオマフを身に付けた人を何人も見掛けた。レッズの地元なのを改めて実感。

試合

選手入場時

 ここまで3連敗のマリノス、6戦勝ち無し(4敗、2PK負け)の浦和という対戦だったが、序盤から浦和がやや優勢でマリノスがカウンターという展開。マリノスは押されつつも、浦和の攻撃が最終ラインから前線のサイドへのロングボール主体だったのもあって上手く対処し、少なくとも流れの中から決定機は作らせなかった。そんな中で久しぶりに浦和陣内に攻め込んだなと思った前半半ばにクルークスの右からのクロスをゴール前で谷村が落とし、そこに走り込んだ山根が合わせてマリノスが先制。3選手の特徴が上手く組み合わさったゴールだった。山根はこれで今季2点目。今年やっと主力の1人として開花しつつあるが、ゴールもシーズン(リーグ、カップ合わせて)二桁近く決められるようになったらまた次のレベルに到達すると思う。
 先制したマリノスだったが、その数分後に浦和の右クロスから最後は金子が頭で合わせて追い付かれた。その後も浦和の構成を受けて前半終了。

 後半は序盤からより浦和ペースとなり、自陣で角田が渡邊凌磨にボールカットされそのまま朴と1対1になったがこれは朴が好セーブ。浦和はロングボール主体だった前半に対して、後半は中央のオナイウ阿道に当てて展開したり、少しアプローチを変えてマリノスは押される時間が続いた。ただこの序盤の構成を凌ぐと、前半同様に後半の半ばにCKからの流れでクルークスの右クロスを中央で渡辺皓太が頭で合わせて勝ち越し、そして後半30分過ぎには相手の攻勢を受ける中でカウンターで最後は天野が決めて3-1。これで勝負は決した感はあった。
 ただ浦和の構成は続いてAT近くにはセットプレーからの流れで喜田が松尾を蹴った様に見えたものの、VARの結果これはノーファール。今日の席はバクスタ2階だったが、このVAR判定の瞬間、周りのレッズサポの多くは怒りを示していて、その雰囲気は2月の欧州旅で行ったフェイエノールトの試合に似たものがあった。あの試合もホームで相手が早々に1人退場しながら終盤まで0-0が続き、周りのオランダ人達は苛立ちを隠せず判定に対する野次や(スタンド最前列の者は)目の前の壁やパイプを蹴ったりしていた。
 このまま試合終了かなと思いきや、その直後に浦和の山なりのクロスをキニョネスが自ゴールにヘッドする形でのOGしてしまい1点差。AT8分あって浦和に押し込まれ、何度か危ないシーンはあったがこれを凌いで3-2でマリノス勝利。

試合後雑感

アウェイ側

・マリノスはほぼ相手に押される中で効率良く点を取って勝利。今日の得点者がまさにそうだが、遠野が長期離脱中の今はゴールやチャンスメイクを期待できるのは天野、それから山根が覚醒しつつある状況。他は谷村がゴールならずともポストプレーで存在感を示しているくらい。渡辺のヘッドは素晴らしかったが、ここまでのキャリアを見ても毎年1~2ゴールの貴重な1つが偶々今日だったと言った方が正確かもしれない。この百年構想リーグ中にゴールに絡める新たな選手が台頭してきて欲しいところだが。

・その期待の1人である浅田はここ最近は途中出場で起用が増えているが、今日は試合終盤にカウンターから前の天野に縦パスを入れてそれがゴールに繋がったのがハイライト。この選手は主力としてU17W杯メンバーに臨んで、早くからクラブで期待されていたアタッカーという点で南野に似たものを感じていて、この百年構想リーグ中にゴールという数字を残して欲しいなと思う。
 
・浦和はここまでの結果や監督の退任報道、SNS上でのサポの不満など見聞して、相当チーム状況は悪いんだろうなと思っていたが、負けたとは言え前半と後半で戦い方を変えつつ押し込んだり、サイドから上手くチャンスメイクしたり(失礼ながら)意外にしっかりしたチームだなと。スコルジャは百年構想リーグで退任という報道も見たが、どんなチームでもそれなりな形に整える事にかけてはかなりの実力者という印象がある。2024年終盤に浦和が残留争いしていた時、日産での試合を観たが(0-0)、あのチーム状況でひとまずチームをまとめて残留させたのは簡単な事ではない。
 従って浦和にとっての課題は(マリノスにも通ずるものがあるが)編成など強化部門の問題なんだろうなと思うが、この分野の影響度は(これまでも高かったが)近年益々高まっていて、その優劣がそのまま順位に反映されやすくなった感もある。少なくともACLE目指すチームはここでのミスが命取り。

ホーム側

試合後

 前述の通り今日の席はバクスタ2階だが、そこから見える周囲の環境は緑が多く、ドイツのスタジアムっぽさがあった。遠くにビル群が見えるのもフランクフルトぽさが。

座席からの視点

 終了後はそのまま浦和美園駅まで歩いて地下鉄で帰宅。早めにスタジアムを出たのと、外から上り下りせずに行ける3番線発車の電車ではなく、1番線発車にした故か、すんなり座れた。午前中から歩いたり自転車漕いだりしていたので、意識を飛ばしつつ気付いたら都内に入っていて、そのまま帰宅。