ブラジルW杯展望2(ドイツ)

 開幕までに昨日述べた8カ国に対応するにはほぼ毎日書かないといけない(苦笑)今日はドイツ。
年齢分布図+負傷によるエントリー漏れリスト

1978:クローゼ
1979:
1980:ヴァイデンフェラー
1981:
1982:
1983:ラーム
1984シュバインシュタイガーメルテザッカー
――――――――――――↑今年30歳↑――――――――――――
1985:ポドルスキ
1986:ノイアー
1987:ケディラ
1988:ヘーヴェデスグロスクロイツ、ボアテンク、エジルフンメルス
1989:ツィーラー、ロイス、T・ミュラー
1990:クロース、シュールレ
1991:クラマー
1992:ドゥルム、ゲッツェ
1993:ドラクスラー
1994:ギンター
※負傷によるエントリー漏れ
バドシュトゥバーギュンドアン、S・ベンダー、L・ベンダー、M・ゴメス、シュメルツァー

 全体的に若い。ラーム、シュバインシュタイガー辺りの世代は4〜5年前には他にもトロホウスキなど良い選手はいたのだが、皆若い世代に追い越されてしまった。ドイツは育成改革が成功したと言われるが、丁度今は中田、中村、小野・・と毎年のように逸材が出てきた90年代後半の日本の様に、“年齢が若いほど巧い”状況なのだろう。しかもその効果が全体に行き渡っているので、各クラブで続々と“ユースの過去最高傑作”が現れる好循環。経験と言う要素は重要なので若さだけでは勝ち抜けないが、今のメンバーの25歳以下の世代、T・ミュラー、クロースは2度目のW杯、ツィーラー、ロイス、シュールレゲッツェも2年前のEURO経験者と経験値は高いので、その点も心配は無い。
 ただサッカーの内容で言うと、今のドイツはボール支配率が高く視ていて面白んだが、時間帯によって出来不出来の差が激しく、カウンターであっさり失点してしまう事が多い。その点では丁度今の日本によく似ている。良い時は3人、4人が絡むコンビネーションで綺麗に相手守備を崩せるのだが、一旦そのパス回しが停滞するとクリアを相手に拾われ続けてそこからなかなか抜け出せなくなる。
 順当に1位突破すれば、決勝T緒戦の相手はH組(ベルギー、ロシア、韓国、アルジェリア)でこれは行ける(というかここで苦労していたら話にならない)。その次はE組(フランス、スイス、エクアドルホンジュラス)1位とF組(アルゼンチン、ボスニア、イラン、ナイジェリア)2位の勝者だがアルゼンチン以外はこれもまぁ行けるだろう。問題は準決勝で、ここにA組1位、要はブラジルが来る可能性が高い。ここを突破すれば頂点も、とは思うが、現実的には3大会連続の3位に落ち着くかな。南米でのこの結果は過去2大会より讃えられるべきとは思うけど。

 ちなみに大会ごとにドイツユニを買っているのだが、今回のデザインはH&A共にイマイチなので見送りたい(苦笑)アウェイはEURO2012で緑基調に戻ったのだが、また赤黒メインになってしまったのは残念。

その代わりプラクティスシャツはシンプルなデザインなので(しかもユニより安い)、フットサル、ランニング用に買おうと計画中。