2日目:岐阜へ
2日目は7時過ぎにホテルの朝食会場に行き、窓に面した席だったので何気なく外を見ながら食べていると、目の前をヴィッセルユニ、タオマフを身に付けた人が通り掛かって驚いた。今日はアウェイでガンバ戦らしい。首都圏だと現地在住の遠地のクラブサポは多く、試合の行き帰りの電車やバスの中で見掛ける事も珍しく無いが、桑名でも見掛けると思わなかった。遠地住みのサポは思った以上に全国にいるんだろうな。パナスタまでは名古屋経由で新幹線かと思ったが近鉄特急で直接大阪に行くというルートもあるかな。
8時過ぎにチェックアウトし、桑名駅から養老鉄道で岐阜の大垣に向かう。
養老鉄道岐阜県でも西側はあまり行った事が無く、今旅の為にあるような路線。1時間20分ほど乗って着いた後は、駅前で車を借りて周辺地域を周る。
岐阜周遊
- 大垣城
まずは近くの大垣城。ここは中学か高校時代に行った事があるはずだが殆ど記憶にない。百名城スタンプもゲット。
大垣城と戸田氏鉄像城は周囲の街並みに溶け込んでいるというか、公園内を歩いているといきなり城が現れるイメージ。この戸田氏鉄は江戸幕府より移封されて大垣にやって来た美濃大垣藩の初代藩主で、藩の礎を築いた功績により銅像が建てられたとの事だが、大垣城内の展示は主に関ヶ原前後の時期中心の展示で、東西陣営について、石田三成の「戦略」、徳川家康の「謀略」という言葉に代表される様に徹底して西軍視点という笑。
- 南宮大社
ここから更に西に向かって南宮大社を参拝。ここは美濃国の一の宮。
南宮大社関ヶ原に近い南宮山の麓にあり、関ケ原の戦いでは毛利勢が近くに布陣したという。既に11時を過ぎていたのでここで昼食。
- 更に岐阜周遊
車は岐阜駅前で返却なので、食後は東に向かう必要があるが、折角車を借りているので、一直線には向かわず、一旦北の揖斐川上流方面に向かい、そこから川沿いを南下して岐阜市街に向かう。途中道の駅があったので休憩と土産購入をば。中にはこんなパネルもあった。
道の駅パレットピアおおの 最後は岐阜城に上ろうかと思っていたが、予定に無かった道の駅での休憩により断念。まぁ過去2回行ってるし、ドライブ中や大垣城からも金華山とその頂上にそびえる城はよく見えて、ビルや建物が建ち並ぶ今でもそうなのだから、戦国時代はより遠くから存在感を示していたんだろうなと。
車を返す前に岐阜駅にも近い市街地にある神社を参拝。
金神社金と書いて「こがね」と読む。黄金色の鳥居が印象的。
愛知県内へ
給油後、15時前に車を返却し岐阜駅からJRと名鉄でこの日の宿に向かう。今夜のアジア大会U21代表戦を観るにあたり、最初は名古屋市内のホテルを探したもののどこも満室で、たまに安い宿を見付けたと思ったらカプセルだったり、駅から遠く車利用前提の場所ばかりという事で周辺自治体で探した結果、知立駅近くに1軒見付けて確保。知立は名古屋駅から30分程度、豊田スタジアム最寄りの豊田市駅にも電車が直通して約25分と、あまり遠すぎず丁度いい。
途中JRの金山駅で名鉄に乗り換えて16時頃チェックイン。昨日と同じく一旦ホテルで休憩した後に豊田に向かう。
アジア大会GL第2戦 U21日本×U23キルギス(豊田)
- スタジアムへ
17時半頃に知立を出て18時時頃に豊田市駅に到着。今日は天気が良かったが、この頃になると雲が増え始め、夕焼けもやけに鮮やかだった。
豊田市駅周辺の夕焼け駅からスタジアムまでの一本道を歩いていると、この日の第一試合を終えた香港とタイのサポとすれ違った。香港サポの方が圧倒的に多かったかな。ここに行くのは通算三度目だが、思えばナイターは初めて。
スタジアム遠景今回のチケはメイン/バックの一般自由席。18時半頃に着くとメインスタンドはほぼ埋まっていたのでバックで席を確保。途中コンコースを散策しつつ開始時間を待つ。
- 試合
選手入場今回のU21には欧州組も何人か招集されているがまだAマッチデーではないのでGL2戦目のこの試合も合流したのは市原のみ。スタメンは初戦から7名変更。予想通り序盤から日本が押し込む展開で、サイドからの突破、中央を大関や中島の縦パスで崩す狙いは見えたが中に折り返しても人がいなかったり精度を欠いてゴールならず。一方で開始10分頃に相手のカウンターを浴びてシュートに持ち込まれたが、これはGK荒木が上手く触れてコースを変えゴールを許さなかった。その後も中島がパスカットやボールを持った所を狙われて奪われる場面もあり、攻めている割に決定機には乏しかった。
ただ前半半ば過ぎに中島のロングフィードに抜け出した横山が飛び出してきたGKより前にボールに触れてゴール。その10分ほど後には相手クリアを拾った永野がエリア外からミドルを決め、前半の終盤には大関がエリア外からミドル、これはポスト直撃したものの跳ね返りを大関がダイレクトで決めて3-0。ほぼ試合を決定付けた。
後半はより日本ペースで、半ばにPKを得て中島が決めると相手はほぼ戦意喪失したような状態になり、そこから石井、嶋本(2ゴール)が更に3点取って7-0で大勝。7ゴールというのは個人的に代表戦観戦で歴代1位タイ(この試合と2004年A代表W杯予選シンガポール戦)
- 試合後雑感
ホームゴール裏・横山夢樹を観るのは初めてだったが、ドリブルやキックの種類が豊富で、縦突破からのクロスも中に切れ込んでのシュートもある。後半には左サイドから右足アウトでクロスを上げたり、観ていて三笘に似たものも感じつつ、伊東純也の様なシンプルな縦突破も出来るので、この2人の要素を併せ持つ観ていて楽しい選手だった。伊東純也みたいなウイングは日本では突然変異的に現れた存在だが、そうした選手でも現われて10年以上経つと、それを見て育った選手達が台頭してくるものだなと(横山と伊東は13歳差)。これは遠藤航(1993年生まれ)の様なデュエルに強いMFが現れてから田中聡(2002年)、宇野禅斗(2003年)、小倉幸成(2005年)といった選手が出てきたのにも通ずる。
・1ゴール決めた大関は既にA代表歴があり大会前のメディアの注目的にも今のチームの中心的存在だが、個人的に捉えどころの無い選手という印象。川崎アカデミー出身らしく中村憲剛みたいな中盤深い位置からのロングパスによる展開もあれば、この試合の様なエリア外からのミドルも装備し、ゴール前に飛び込む動きもある万能型なのだが、何でも出来る故の器用貧乏な印象が。このチームには中盤のプレーメーカーとして中島がいるので、よりゴールに近い位置でプレーしようとしていたのは感じたが、中盤というよりもっとゴール数を意識してテクニカルなセカンドトップを目指しても良いのではと思ったり。例えばFC東京の長倉の様な。
・これから欧州組が本格合流するが、今日のスタメンからCB土屋→市原、左SB佐藤→小杉、MF嶋本→石渡、CF道脇→ンディワケ、右ウイング福永→石橋が今大会の最終形かな。準備期間数日で本大会なので初戦とこの試合が実質調整試合みたいなものだったと思うが、次のタイ戦から徐々に相手の力も上がって行くので上手くコンディションを上げて欲しい。大岩監督はU23アジアカップでそうだったように、こうしたコンディション作りは上手いイメージ有るが。
試合後
今日は国際大会だけに飲食物の持ち込みは厳しいだろうと思い込んでいたのだが、実は持ち込み可能だったので弁当でも買って行けば良かった。スタジアム内の店は試合中も長蛇の列、スタジアム外のキッチンカーもそもそも数が少なくハーフタイムには完売してしまった店も幾つかあって、結局何も買えず。
終了後はすぐ豊田市駅へ。試合途中から降り始めた雨の中を駅まで歩く。22:00豊田市駅発の電車に乗りたかったが、早めに出たのが幸いしてその1本前21:45発の電車に乗れた。22時過ぎに知立に戻った後は駅前のラーメン屋に寄った後ホテルに帰還。