新宿~世田谷界隈を散策

土曜の外出

 今日は朝から外出ということで新宿に向かう。以前から気になっていたこちらへ。

Shinjuku Future Gallery

新宿駅の再開発情報を展示するスペースで、この様に新駅ビルの模型や再開発の概要、現在の工事進捗状況などが紹介されている。渋谷、品川もそうだが首都圏のターミナルは軒並み大工事中で新宿は2029年度に駅ビルが完成予定だという。ここ数年海外に行って思うのは、海外の中心駅は駅舎の天井が高かったり広い空間を確保している駅が多い中で、日本のターミナル駅はインバウンド等で利用者も増える中でやや手狭に感じる。限られたスペースを活かした結果が今ではあると思うが、渋谷や品川然り、現在工事中のターミナル駅はその点でも改良を期待したい。

現在の新宿駅西口

東急線花御朱印巡り(続き)

 ここからは例によって御朱印巡りの続きをば。休日に時間を見付けてコツコツ回り、ここまで全55か所中45か所に参拝。残すはこの新宿や世田谷区の寺社という事で、小田急で新宿から一駅の南新宿駅近くのこちらへ。

平田神社

この社は以前も花御朱印巡りの対象だったので二度目の参拝だが、南新宿駅で降りたのは初めて。東急もそうだが、ターミナルの隣の駅は都会の喧騒から離れた住宅地が広がる独特の雰囲気があるな。大抵各停しか停まらないが一駅乗るだけで長閑な全くの別世界が広がる。

世田谷へ

 南新宿からは小田急で豪徳寺に向かい、ここでシェアサイクルを使って近隣の対象寺社を周る。まずはやや北側にある赤堤六所神社。

赤堤六所神社

そして南に反転して東急世田谷線沿いの対象寺社を周ろうと思ったのだが、途中に豪徳寺があるので立ち寄る。

豪徳寺(山門)

ここは招き猫の寺として海外でも有名らしく、かなりの数のインバウンドが。

豪徳寺の招き猫

招き猫を販売する寺務所も長蛇の列だった。インバウンドはサッカーユニを着ている人も珍しくないのだが、そんな中で目の前にモンテディオユニを着た人が現れた時はさすがに驚いたな笑。日本人だったが日程を見ると今日はアウェイで湘南戦なので、上京して東京観光してから夜の試合に向かうのか、あるいは首都圏在住か。しかし豪徳寺と平塚は結構距離がある。小田急で藤沢まで乗り通してそこから東海道線かな。

世田谷線沿線を巡る

 このまま自転車に乗って沿線の寺社を周る。

実相院
常在寺
円光院

上記三寺は駅からそう遠くはないが徒歩だとそれなりに掛かる中で自転車だと4~5分あれば着いてしまうので非常に楽。円光院を参拝した後は丁度昼時だったが、この後周ろうと予定している寺社は三軒茶屋方面なので、世田谷通りを進んで沿道に良さ気な店あれば入ろうと思って自転車を漕いでいたら、結局次の目的地に着いてしまった。

太子堂八幡神社

そして今日のラストは三軒茶屋駅近くのこちら。

最勝寺(目青不動尊)

最勝寺は東急の花御朱印巡りの対象となるのは初めてだが、以前都内の目黒、目白、目黄、目赤、目青不動を周ろうと思って行った事があり、今日で二度目。
参拝後は三軒茶屋駅近くで自転車を返却。ここで昼を食べる店を探したが、意外とこれはという店は無いなと思って色々マップを見るとタイ料理の店が目に入ったので行ってみる。狭い路地の奥だったが三茶にもまだこういう場所が残ってるんだな。

カオマンガイセット

 食後は田園都市線で帰宅。途中小雨もあったが本降りにはならず、蒸し暑かったが雲で陽射しが遮られてまだマシという気候であった。これで残すは3か所だが、これも世田谷区内なので、近々周るかな。

J1第1節 横浜M×鹿島(国立)

新シーズン開幕

 というだけでなくカレンダー移行後初のリーグ公式戦。百年構想リーグでは年チケ継続を見送ったが、新シーズンを迎えるにあたり正式に年チケをファンクラブ(トリコロールメンバーズ)会員に変更。会員は1試合行けるし、更に会員向けに別途販売される6試合回数券も組み合わせれば今の観戦ペースに丁度いいかなと。夏場は夜の試合がメインなので、開幕後当面はマリノスホーム戦を中心に行きたい試合をピックアップして現地観戦、それ以外はDAZNという形になるだろう。

国立へ

 今日のチケは友人が取ってくれた。試合は19:25開始だが、19:00頃から開幕セレモニーという事で、それに間に合うように向かう。渋谷から銀座線に乗って18:45頃に到着。

国立着

入場前にゲート前の売店で今季のユニを見る。

2026-27シーズンユニ

白基調のアウェイユニや曲線を配したデザインはどことなく2007年のユニを思わせる。これは良いadidas笑。その後入場し先に入っていた友人達とも合流。今日の席は3階バクスタの少しアウェイ寄りの最前列で、一緒に観るのは観戦仲間である友人とその兄弟(鹿島サポで、去年の最終節アウェイ鹿島戦も一緒に観戦)。

 席に着くとすぐセレモニーが始まる。思ったよりかなり大掛かりで驚いた。リーグとしてはこの日までに様々な媒体でのプロモーションに力を入れていた印象だが、それだけこのシーズン移行を1993年に続く第2の創業として重視しているんだなと。今日のプログラムは恐らく93年のセレモニーも意識していたと思うが、プロジェクションマッピングなどこの30年の技術の進歩も感じる演出だった。

シーズン開幕セレモニー①
シーズン開幕セレモニー②

最後は花火が打ち上げられ、その後マリノスの選手紹介などあって選手入場。

選手入場

この青い光は入場時に配布されるリストバンドのスイッチを入れると自動的に光る仕組み。

試合

 試合前に三井寺がスタメンと知って驚いたのだが、鹿島も18歳の吉田湊海をスタメンに入れるなど、両チーム開幕で色々サプライズ。序盤は一進一退でお互い強度高く潰し合っていたが、10分手前頃に、右サイドで知念が鈴木優磨に競り勝って近藤にパス、近藤がそのまま右サイドを駆け上がってクロス→ファーサイドの三井寺が詰めてマリノスが先制。丁度席の目の前がアウェイ側ゴールだったので目の前で見る事が出来た。開幕スタメンに抜擢と言っても、まだ16歳だしパスやドリブルで好プレーを幾つか見せれば十分合格点だと思うが、ゴールまで決めるとは。その後も左サイドからドリブルを仕掛ける場面もあり、鹿島にすぐ同点に追い付かれた前半15分過ぎには左サイドで植田のマークを受けながらテクニックを見せつつボールキープして天野にパス、その天野のクロスから谷村の勝ち越しゴールが生まれた。その後もさすがに鹿島守備陣に強く寄せられると分が悪かったが、その狭い空間でパスを通して後半の3点目の起点(アシストのアシスト)になったり、十分過ぎるほど試合で機能していた。前半は2-1マリノスリード。

 後半は10分過ぎに谷村のゴールでマリノスが3-1とした後は、3月の国立川崎戦(5-0)が頭を過ぎった。あの試合と同じ様に天野&谷村が絶好調でもう1点行けそうだし、もう1点取ったらほぼ試合は決まるなと。ただ15分頃に三井寺が足を攣って?交代となった時はまだ体力が追い付いてないのだろう位に思っていたのが、後半半ば過ぎにマリノスの選手が次々と攣ったり傷めたりして動きが落ちていくと、試合はほぼ鹿島が押し込む展開となった。その中で後半30分過ぎにマリノスがカウンターで左サイドからオナイウの右足クロスを二田が頭で合わせ、その決定的なシュートは早川がセーブ。結果論だが、あれが決まっていればという意味で勝敗の分岐点だったかもしれない。
 そのすぐ後に鹿島は徳田、チャヴリッチを入れて、鈴木、レオ・セアラと合わせて前線4枚、更にサイドは右:松村、左:林、中央は柴崎がコントロールして、後ろはCB2枚と三竿で踏ん張るという超前傾布陣を敷いた。当然裏は空くわけだが、この頃になるとマリノスは前に出るパワーが残っておらず、鹿島の攻勢を受け続ける形になってしまった。
 鹿島にサイドを崩されても、終盤までは低目のクロスが中心でマリノス守備陣は上手く対応していたのだが、この前傾布陣以降は前線の空中戦の強さを活かしたより高めのクロスやファーを狙う形が増え始め、徐々に対応出来なくなっていく。先ほどの二田のヘッドの数分後には、鈴木優磨がクロスを頭で合わせ、ポストに当たった跳ね返りをレオ・セアラが詰めて3-2。その約5分後には再び松村のクロスから鈴木がファーで合わせ、これまたポストの跳ね返りを徳田が詰めたが、これはオフサイドでマリノスとしては救われた。
 だがAT(11分)に入った後、再び松村のクロスをファーで鈴木が足で合わせ、これはGKブランコが好セーブし、詰めようとした鹿島の選手もマリノスは体を張って守り切ったのだが、VARの結果、鈴木のシュートがクルークスの手に触れていたという判定で鹿島にPK、これをチャヴリッチが決めてついに試合は振り出しに。ATはまだ5分以上はあったので、マリノスとしてはこの頃になると同点もキープ出来るか怪しい状況になっていた。その後も鹿島の攻勢は続き、終了間際に右サイドの柴崎のパスに抜け出たチャヴリッチが1対1を冷静に決めてついに鹿島が逆転。数分の後、試合終了。

試合後雑感

 鹿島との試合はお互いの全てをぶつける“決戦”感があるが、今日の試合は特にそれを感じる試合だった。振り返ると、マリノスは前半からハイライン、ハイプレスで鹿島相手に一歩も引かない素晴らしいサッカーで一時は3-1でリードしたが、終盤は完全にガス欠してしまった。確かに観ていて心躍るサッカーではあるが、これ日本の夏で持つのかねと。
 その意味で当時はより立ち位置で相手を崩すサッカーだったが今はより強度高く走って縦の速さが求められる点で少し異なるが、この粗削り感は2018年のポステコグルー就任1年目を思わせた。当時は攻守のバランスを調整したり、志向するサッカーに合う選手を補強して翌年のリーグ優勝に繋がった訳だが、今年も色々とバランスの調整が入りそう。オーストラリアの監督はタイプは様々ながらポステコグルー、マスカットのマリノス歴代監督、そしてW杯で代表を率いたT・ポポヴィッチ、イラクでプレーオフを勝ち抜いてW杯出場に導いたG・アーノルド然り、手持ちの選手を上手く組み合わせてしっかり結果を残すタイプが多いので、このコリカにも期待しているのだが。
 今日の試合に向けた策だったかもしれないが、角田の左SBは個人的に好印象。元々守備力に加えて技術が高く、ボールを運べてパスを出せる選手だし、3バックの左サイド、4バックの左でも十分通用するなと。左は関富もいるし、角田を左で起用するには諏訪間にCBとして独り立ちして貰わないといけないが。

ホームゴール裏

 鹿島は前半からオフサイドに引っ掛かる回数が多く、思うようなサッカーが出来てない(マリノスがさせてない)と思わせながら、終盤の勝負所と見るや一気に畳みかける圧の強さはさすがだった。上でも書いたが、途中から前線の空中戦の強さを活かして高めのクロス中心にしてきた辺りの強かさも。オフサイドになった徳田のゴールやPKに繋がった鈴木のシュートもそうだが、押し込まれた状態でクロスを上げられると、W杯ブラジル戦然りでファーが空くものなんだなと改めて感じたりもした。
 その徳田もまだ19歳だが、三井寺同様に10代でスタメンとなった吉田は前半で交代。試合中ダブルタッチで相手をかわすプレーなどはあったが、全体的には左のスペースを埋めたり守備をカバーしたり献身性が目立った。三井寺と吉田は共にU15は街クラブで高校年代からJユースに入った選手。2人共世代別代表の主力なので、三井寺は早ければ今年のU17W杯(来年も出場資格有り)、吉田は来年のU20W杯での活躍に期待したい。
 あと、スタメンを見て思ったが鹿島は元マリノスが結構多いな笑。スタメンでは広瀬、レオ・セアラ、ヤン・マテウスの3人。早川もU15まではマリノスだし他にエウベル、小池龍太、梶川など。特にブラジル人選手は元々鹿島はブラジルと縁の深いクラブという事もあって、J1で活躍するブラジル選手、その経歴がある選手は補強のスコープに入ってるんだろうなと思うが。

アウェイゴール裏

試合後

 終了後は新宿方面に流れる友人達と共に千駄ヶ谷でJRに乗って代々木で別れ、帰宅。最寄り駅にも今日の両チームユニ姿の人が何人かいたが、マリノスは勿論、鹿島も首都圏にかなりサポが多いのを伺わせた。
 この夏開幕というシーズンを経験するのは初めてなのでどんなサイクルになるかは予想が付かないが、今年も新シーズンが始まったという事で。

2030年W杯メンバー予想

2030年W杯メンバー予想

 北中米W杯が終わり、これからは国内外共にクラブの新シーズンが始まる訳だが、ここでまた4年後のメンバー予想を行う。
 前回は主力の東京五輪世代が20代半ばと若く、監督も留任したのので4年後の主力もある程度見えていたが(と言いつつ的中率は過去の大会と大して変わらなかったが)、この北中米大会で1つのサイクルが終わり、これから4年は世代交代も意識されると思うのでその分予想は難しい。4年後のW杯自体、参加64カ国化はほぼ確実らしいが、スペイン、ポルトガル、モロッコの大陸連盟を跨ぐ共催、W杯100周年で南米3ヶ国が特別ホストというある意味今回以上の移動を強いられる可能性もあり全く予想が付かないが、ひとまず参加エントリーは今回と同じ26名として予想する。

過去の予想と結果

 過去5大会の予想と結果はこちらを参照。
barcaw.hatenablog.com
 的中率はいつも50%前後。

ポジション別予想

以下ポジション毎に予想していく。

  • GK:鈴木彩艶、早川友基、小久保玲央ブライアン

 鈴木彩艶は次回もまだ27歳。今夏かは分からないが今後4年で確実にステップアップするだろうし、4年後は更にスケールアップした姿を見せてくれるだろう。現代表のGK陣(候補を含む)は皆まだ20代と若いので誰が台頭してもおかしくないが、早川は4年後もまだ31歳で、実力だけでなくサブGKとしての振る舞いを含めて選ばれるのではないかという気がしている。残り1人はパリ五輪で正GKだった小久保と予想。既にSTVVでレギュラーで今季は欧州カップでもプレーするし、同じくこの4年でステップアップしてもおかしくない。やはりサイズがあって枠ギリギリのシュートにも手が届くGKは魅力的だし、そうしたプレーはW杯のプレーを見ても大事だなと。またPKに強いのもポイント。
 その他可能性ある候補としては野澤大志ブランドン、若い世代では既にA代表デビュー済のピサノアレクサンドレ幸冬堀尾、後は荒木瑠偉辺りかねぇ。大迫は最近のクラブでのプレーを見ると、代表ならこのシュートは止めて欲しかったと思う場面が散見され、このままだと厳しいかなと。

  • CB:冨安健洋、伊藤洋輝、板倉滉、鈴木淳之介、高井幸大、市原吏音

 4年後は30代の冨安伊藤板倉だが、パリ世代のCBの層が薄いのもあって次も頑張って貰わないといけないだろう。最終ラインが3枚か4枚かにもよるが、この枠では左SBにも対応可能な選手として伊藤の他に鈴木淳之介を入れる。今大会では不完全燃焼だったが、まさに4年前の伊藤の様な状況(代表デビューから日が浅く経験不足)だったと思うので、これから4年でステップアップ含め更なる飛躍を期待している。その他パリ世代からは今回はクラブでの出場機会減で代表から外れた高井を。
 最後の1人はLA世代からという事で喜多と迷ったが、U20で主将も務めパーソナリティもしっかりしている市原を。市原も4年後は25歳なんで先輩のポジションを脅かす位の活躍を期待。現在国内にいる選手としてはU21代表の常連で、百年構想リーグ後にFC東京にレンタルバックした永野修都を挙げる。

  • SB:菅原由勢、木吹翔太

 この枠は主に右サイドのDF、守備のユーティリティ枠として。菅原は4バック時のSBとしても対応可能でクロスの質など総合的に右サイドDFの第一人者として外せない。この枠は今回の候補で言う所の望月ヘンリー海輝関根大輝の様な、高さも備えた万能性あるタイプが理想。
 と言う中で木吹翔太を挙げる。2m越えの長身かつ現所属のいわきでは右サイドハーフを務め、5月に現地で観た時は意外と足元もいけるなと。今は広島からレンタルという立場だが、この4年でレンタルバックでJ1で活躍→海外移籍は十分有り得る逸材。
 その他気になるタレントとして鹿島の元砂晏翔仁ウデンバを。2009年生まれの17歳だが、去年今年とU17代表で主力を務め、右サイドの守備者として対人の強さやスピード、技術を備えた選手。4年後もまだ21歳だが、今回2005年生まれの後藤、塩貝が選出されたので年齢的に可能性はある。既に鹿島でプロ契約を結んでいるものの、まずはこのJ1強豪で試合に出る必要はあるが。
 望月、木吹、元砂はアフリカにもルーツがある選手で、これまでこうした選手は彩艶然りでGKやCFが多かったが、近年様々なポジションで台頭して来ている。3バックだと最終ラインやサイドで対人守備の強さだけでなく縦横幅広くカバー出来る運動量やスプリントを持つタイプが求められるが、まさにここで挙げた選手達はそれに上手くハマる逸材。代表で3バックを採用する事が増えてこうしたタイプが活きる場所が見付かったのと、各クラブの育成自体、こうしたタイプを上手く取り込めるようになったというか、単にサイズがあるからGKやCFに、ではない育成方法が確立され始めたのかなと。

中盤:佐野海舟、田中碧、藤田譲瑠チマ、石渡ネルソン
 このポジションは今のメンバーだと4年後は軒並み30代突入で鎌田も次回は33歳、田中碧も31歳。彼らが引き続き選ばれる可能性は十分あるが、より不可欠な存在になっているであろう佐野海舟(次回は29歳)と合わせて若い世代の台頭がここでも望まれる。今回は落選したチマにしても次は28歳。
 中盤の守備者自体はパリ世代宇野禅斗田中聡、LA世代小倉幸成などいるが、単に対人に強いだけでなく判断や展開力、技術レベル含めA代表の基準に合う選手というとなかなかいない。今のA代表はもうそのレベルなのよね。一芸に秀でていると言っても、他のプレーで大きな穴がある選手は基準に満たず、あらゆるプレーを水準以上こなした上で、更に武器となるものを持っている事が重要とでも言うか。宇野と田中は今季からブンデス1部なので、是非その点磨いて欲しい所。その他中島洋太朗は鎌田の様なスケールの大きなプレーメーカーになるのを期待している。
 と言う中で今夏STVVに行った石渡は田中碧タイプの攻守に効く中盤として台頭してくるかなと。

  • 2列目:久保建英、堂安律、佐野航大、佐藤龍之介

 前回予想と同様、2列目/シャドーから仕掛けたりチャンスメイクするタイプはこの枠で、典型的なサイドのドリブラーやウイングタイプ、FWは「セカンドトップ/サイドFW」枠とする。
 久保堂安は次回は29歳、32歳とそれぞれキャリアのピーク、集大成的な大会と思うし、引き続き主力としてチームを牽引する存在として期待。特に久保は今回も不完全燃焼に終わっただけに。
 それ以外だと今回の候補で最後に選外となった2人、佐野航大佐藤龍之介が真っ先に思い浮かぶ。その他ザルツブルクで一定の実績を積んでいる北野颯太、後は今年のU17アジアカップ得点王&MVPの北原槙もクラブの先輩佐藤龍之介の様に4年後は候補になっている可能性はあるかなと。他にパリ世代だと斉藤光毅松木玖生、LA世代は大関友翔など。ただ斉藤は昨秋のA代表デビュー戦であまり良いプレーが出来なかったのが少し気になっている。これは松木、大関もそうだが、もっとゴールに絡むプレーを期待。

  • セカンドトップ/サイドFW:三笘薫、中村敬斗、鈴木唯人、塩貝健人、吉田湊海

 今回の予想を色々考えるにあたり、パリ世代以降あまりウイングがいないなと。中村敬斗にしても今の代表では左ハーフがメインだが、本来はウイングではなくセカンドトップタイプ。若い世代のウイングで思い付くのはLA世代横山夢樹くらい。なので基本はセカンドトップタイプがメインになるかと思うが、縦突破出来るタイプもチームに入れておきたいという事で三笘を選ぶ。次回の年齢(33歳)と負傷の多さは気掛かりで、次回は37歳になっている伊東純也の方が4年後もバリバリ活躍している気もするのだが、今回負傷で出場を逃したリベンジに期待という事で。
 それ以外はセカンドトップタイプがメイン。中村敬斗は今回の様な左ハーフだけでなく433なら左FWでも機能すると思うし、ゴールをもたらしてくれる存在として。それは塩貝も同様。また今回は不完全燃焼に終わった鈴木唯人も攻撃のコンダクターとしての期待。
 と言う中で最後の1人は三笘同様に負傷で今大会を欠場した南野も頭を過ぎったのだが、若い世代という事で鹿島の吉田湊海を。中村、塩貝同様にセカンドトップタイプだが、今回塩貝や後藤が直近1シーズンの活躍で一気に代表入りした様に、最後に候補入りする可能性を考慮して。先に述べた元砂同様、鹿島でポジションを確保する必要はあるが。

  • CF:上田綺世、後藤啓介

 CFは上田の実績が頭一つ抜けてるし、次回も31歳なので主力として期待。残すは1枠だが、今回選ばれた後藤かなと。今夏移籍したフライブルクでどれだけやれるかというのはあるが、高さや足元の柔らかさ、アシストも出来るプレーの幅の広さを踏まえてより重要な存在になっているのを期待したい。 
 候補を挙げると、やはり高さと強さを持つタイプという事で今回のメンバーである小川航基、また厳密にはセカンドトップタイプかもしれないが若くして渡欧した福田師王神代慶人新川志音など。

まとめ

<2030W杯26名予想メンバー>
GK:鈴木彩艶、早川友基、小久保玲央ブライアン
CB:冨安健洋、伊藤洋輝、板倉滉、鈴木淳之介、高井幸大、市原吏音
SB:菅原由勢、木吹翔太
中盤:佐野海舟、田中碧、藤田譲瑠チマ、石渡ネルソン
2列目:久保建英、堂安律、佐野航大、佐藤龍之介
セカンドトップ/サイドFW:三笘薫、中村敬斗、鈴木唯人、塩貝健人、吉田湊海
CF:上田綺世、後藤啓介

以下は予想するにあたって迷った/可能性を感じるという選手

GK:野澤大志ブランドン、ピサノアレクサンドレ幸冬堀尾、荒木琉偉
CB:喜多壱也、永野修都
SB:望月ヘンリー海輝、関根大輝、元砂晏翔仁ウデンバ
中盤:鎌田大地、田中聡、宇野禅斗、小倉幸成、中島洋太朗
2列目:北野颯太、北原槙、斉藤光毅、松木玖生、大関友翔
セカンドトップ/サイドFW:伊東純也、横山夢樹
CF:小川航基、福田師王、神代慶人

終わりに

 予想を終えて思うのは、次回は北中米W杯とは全く異なるスタイルでの戦いになるだろうなと。次期監督はU23代表大岩氏に決まったが、先ほど述べた様にウイングタイプがあまりいないのを踏まえ、同氏が率いたパリ世代、LA世代の様に、高い技術を持った中盤を軸に、サイドにこだわらず縦に早いサッカーを志向するのではないかと。3バックではなく4バックがメインになりそうだし、状況に応じて中村敬斗らの突破力を活かす3トップか、上田や後藤の1トップの後ろに久保や堂安を置く、あるいは上田&塩貝といった2トップ、色々オプションはありそう。
 結果的には北中米大会のメンバーが17名残った。恐らく東京五輪世代にとっては最後の大会になるかと思うが、彼らの集大成となる事を期待しつつ、今回若くして選ばれた塩貝や後藤は2度目のW杯として主力としての活躍を期待したい。今回の鈴木淳之介がそうだった様に、これから4年で今は全くノーマークの選手が台頭する事も願いつつ。

決勝進出2ヶ国について

W杯決勝前に調べ物

 W杯も決勝を残すのみとなった。5/15に日本のメンバーが発表されてからは約2ヵ月、もうそんなに経ったのかという思いと共に最後にまた調べ物をする笑。
 そもそもはスペインの試合を視ながらバルセロナのメンバー多いなと思ったのがきっかけ。過去に自分でも調べた事はあるが、各国それぞれ代表選手を多く輩出するクラブ、地域があり(例えばフランスならパリとその周辺地域、ドイツならルール地方など)、スペインの場合、メンバー26名はどこのアカデミー育ちなのか、また同国は地方によっては独立志向が強いが、メンバーの出身地(出身州)はどこなのかと。そうしてまず調べたのだが、アルゼンチンが決勝進出を決めた後で、同様に調べてみる事にした。

スペイン代表

 まずスペインから。以下がその表となる。氏名、出身地(州/地域)、プロデビュークラブ、現所属クラブ、備考を記載。プロデビュークラブは育ったクラブとほぼ同義。

スペイン代表

- 出身クラブ
 今回はバルセロナ所属が8名いるが、ここのアカデミーに在籍歴がある選手も(10代で国外に渡ったエリック・ガルシア、ダニ・オルモも含め)7名いる。このクラスのクラブでこれだけの数をW杯に送り込んでいるのはさすがだが、一方でこうしたクラブはメッシや久保然りでアカデミーも世界中からタレントを集めている訳だが、この7名の内5名が地元カタルーニャ州出身。そのブランド力で地元のトップクラスの才能が集まるにしても、カタルーニャ出身で他クラブで育って今回選ばれた選手も4名いる訳で、同州自体がかなりのサッカーどころなんだろうなと。
 サッカーどころという意味ではバスク地域(バスク州、ナバラ州)出身も5名とカタルーニャに次ぐ勢力。A・ビルバオ、R・ソシエダの同地域2大クラブの育成力の高さが伺えるし、その他アンダルシア州の3名、そしてカナリア諸島の2名も目を引く。また意外なところではビジャレアル出身が4名もいるのは驚いた。この4名は全員クラブのあるバレンシア州以外の出身なので、国内タレントのスカウトが上手いクラブなのかもしれない。
 一方で首都のあるマドリード州出身者やR・マドリー、A・マドリー育ちの選手はあまり多くない。人口で言えば、マドリード州はアンダルシア、カタルーニャに次ぐのだがその割には。A・マドリーは現所属は4名とバルセロナに次ぐ勢力だがその中でアカデミー育ちはゼロ。R・マドリーは(今夏に移籍が決まったククレジャ以外)そもそも今回メンバー入りした選手自体おらず、アカデミー出身者も2名。両クラブとも優秀な外国人、若いタレントも国外から獲得して主力に据える事が多く、なかなかアカデミーから主力になる例が少ないのもその一因か。

- 地域性
 各地域、クラブの選手を過去に代表で活躍した選手も含めて見てみると、大まかな特長の様なものが見えてくる。例えばバルセロナ育ちならボール扱いと判断力に優れた賢い選手で、ポジションは主に中盤やサイドバック、サイド起点のアタッカーが多く、バスクなら体格を活かしたプレーが持ち味でGK、CB、センターハーフ、CFなど中央のポジションが多い、等。カナリア諸島はペドリが典型的だが、かつてのバレロンやダビド・シルバも同地出身で、テクニカルなタイプが多い。スペインの強さはこうした地域毎に様々な特長を持つ選手が育ってくる、その土壌にあるのではないかという気もする。特定のタイプばかりではなく、巧い選手、強い選手、速い選手、それら広く備えた選手等、様々なタイプが台頭してくる強み。
 勝てない頃はその地域性がチームの一体感を妨げる原因とされたりしたが、今思えばそれは言い訳に過ぎなかった。代表チームだと国内クラブのライバル関係が負の影響を及ぼす事もあるが、バルセロナとR・マドリーのライバル関係が今より激しかった2010年前後でさえ、チームはまとまってW杯やEUROで優勝し、祝勝会ではシャビとカシージャスが並んで一緒に祝ってたりしてた訳で。この2人は1999年のワールドユース優勝メンバーだが、ユース年代からそうした地域性を越えたチームの一体感が醸成され、結果も残してきたその延長線上にA代表があるという事なのだろう。

アルゼンチン

続いてアルゼンチン。

アルゼンチン代表

- 出身クラブ
 アルゼンチンはボカ、リーベル、インディペンディエンテ、ラシン・クラブ、サン・ロレンソが5大クラブとされている様で、これらのクラブを中心に色分けしたが、この5クラブ出身はボカ、リーベル中心に計10名とやはり多い。一方でマラドーナを輩出したアルヘンティノス・ジュニオルス、シメオネ(父)を輩出したベレスなど中堅クラブ出身者も多く、国内の輩出クラブは(E・マルティネスが17歳まで在籍したインディペンディエンテも入れて)15にも及び、アルゼンチンの育成土壌の幅広さを感じる。その他父親も元代表で欧州で生まれた2世選手(ニコ・パス、ジュリアーノ・シメオネ)や10代で欧州クラブに青田買いされたメッシの様な選手もいるが、こうしたアルゼンチンで育った選手がベースにあるからこそ、あの南米特有の荒々しさと抜け目なさが同居したスタイルなのだろう。2世選手はその中でも比較的プレーが“綺麗”だなとは思うが笑、ずっと欧州で育ったニコ・パスと、アルゼンチンで生まれ育ったマカリスター、イタリア生まれだがリーベルのアカデミーにいたシメオネはその点で少し違うようにも思う。

- 所属クラブ
 メンバーリストを見て驚いたのはA・マドリー所属が6人もいる事。スペイン(4名)より多い。まず監督がアルゼンチン人なのは大きいと思うが、選手の出身クラブも幅広く、アルゼンチンの特定クラブとだけパイプがあるのではなく、様々なクラブと関係築いてるんだろうな。
 他に思ったのは、意外と非スペイン語圏でプレーする選手も多いなと。昔からリーガやスペイン語に近いイタリアでプレーする選手が多かったイメージだが、A・マドリー勢以外でリーガとセリエAでプレーするのは3名のみ。その分プレミア6名、リーグアンも4名と結構多い。

終わりに

 両国メンバーを見てきたが、出身クラブや地域、そのキャリアはどちらも幅広く、様々なキャリアパスを通して集まった26名という印象を強くした。日本もそうだが、グラスルーツ含む各地のクラブあってこその代表であり、特定のルート、クラブ/学校に偏らない育成の重要性。
 一方でスペインを見ていると、丁度メッシが台頭してきた2006年頃のアルゼンチンを思わせる。10代の特別な才能(ヤマル)を擁してはいるもののその才能に依存している訳では無く、チームには他に何人も際立ったタレントがいるという意味で。ヤマルがキャリアのピークを迎えて突出した存在になった時にチームはどうなるのかは興味深い所。丁度今のフランスの様になるのかもしれない。エムパべが若手で、他にグリーズマン、ジルーらがいた頃の方がチームのバランスは良く、W杯、EUROも好成績だったよなと。アルゼンチンはメッシを100%活かすメンバー構成と戦い方なので、“メッシ後”は個々の才能はともかくチームとしてここまで一体感を持って戦えるのかどうか。まぁそれは先の話なので、まずはこの決勝を楽しみたい。

南房総の旅

連休日帰り旅

 今週末は3連休なんで日帰りで関東近郊に行こうかなと思っていて北関東、伊豆など色々考えたが最終的に房総に決めた。他地域は車を借りないと移動に融通効かなそうだったが、こちらは公共交通機関だけで何とかなりそうだったというのが最大のポイント。
 7:50の高速バスで房総半島に向かう。八重洲は高速バス乗り場が色々分かれているが、今回は地下のバスターミナル東京八重洲のBゾーン。今日乗る便は特に予約せずとも空いてればICカードタッチで乗れる仕組み。定刻通り出発したが、首都高の混雑でルート変更もありつつ定刻より20分ほど遅れて最初の目的地大多喜に到着。

大多喜観光

ここは徳川家康の関東移封時に重臣本多忠勝が拝した地で、大多喜城は続日本百名城にも選ばれているのでまずここに立ち寄る。ただバス停から2km以上かつ丘の上にあるので、まず1kmほど歩いた場所にある大多喜駅前にある観光案内所に寄り、ここで電動自転車を借りて向かう。

大多喜城

自転車で5分ほどの場所にある。数年前から改修中で天守閣には入場出来ないが、その周りは歩ける。その後は丘を下って大多喜の城下町を見て回ったが、古い街並みの風情があるのは通りにして1~2本といったところ。街の外れにある川の畔には本多忠勝の像もあった。

本多忠勝像

以前ネットでもっと大きな銅像を見た事があるが、あれは関ヶ原後に転封された桑名だった。

外房→内房へ

 観光案内所に戻って自転車を返却しつつ土産を買い、次の目的地に移動。大多喜を通るいすみ鉄道は一昨年の脱線事故以来運転見合わせが続き代行バスによる運行となっており、11:20発のバスで外房に向かう。12時前に大原駅近くに到着。ここは外房線との乗換駅となっており、このまま上り電車に乗って帰るか、房総を周遊か少し考えた結果、下り電車に乗車。20分ほど乗って安房小湊駅で降りて、駅近くの店でランチ。

黒ムツ塩焼き定食+なめろう

色々調べた結果、駅近にランチの店があって海にも近い駅は意外と少なく、この安房小湊になった。レストランから道路一本挟んで砂浜が広がる。

外房の海

 食後は↑のように海を眺めつつ駅に戻る。駅からビーチまで徒歩数分だが、途中のコンビニは海の家を兼ねた様な場所になっていた。

安房小湊のコンビニ

 ここで木更津行きの各停に乗って、外房から内房に向かい、途中館山などを経由して2時間在来線を乗り通して17時前に木更津駅で下車。さすがに在来線で2時間乗りっぱなしはあまり経験が無い。まぁ途中タブレットで本を読みながらではあったのであまり長くは感じなかったが。

帰路へ

 木更津からはアクアラインを経由する川崎行きのバスに乗って帰る。乗車時に運転手さんから渋滞が予想されている旨伝えられてはいたが、実際にアクアラインに入ると渋滞とは言え全く動かないという訳では無く、低速で前に進む流れ。

アクアラインから東京湾岸を望む

結局予定より15分ほど遅れた程度で川崎駅前に到着。今回もそうだが、関東近辺に出掛けると近場でもまだまだ知らない場所、見た事の無い景色はあるのだなと気付かされる。次は北関東方面を検討中。

W杯初出場国に見る代表強化パターン

W杯直前で色々調査

 日本時間12日早朝からいよいよ北中米W杯が始まる訳だが、こういったメジャートーナメントが開催される度に、個人に気になるトピックについて日本に限らず様々な国を調べて来たが、今回はSNSや各サイトでそういった分析の類が充実していてそれを見るだけで面白い。
例えば↓など。出場国別の国外で出生した選手一覧。


こういったルーツに関する調査は自分もこれまでに調べてきたが、今回は少し角度を変えて、初出場国がどの様に強化され予選突破に至ったかを概観してみる。勿論、強化は初出場国に限らず久々に出場する国、日本の様にここ数年で一気にランキングを上げている国の例も見る必要はあるが、ひとまず、「最初」の壁を打ち破った国を見れば、強化のパターンの様なものが見えてくるのではないかと。

 今回の初出場国はカーボベルデ、キュラソー、ヨルダン、ウズベキスタンの4ヶ国/地域なので順番に。

カーボベルデ

 カーボベルデは元々ポルトガルの植民地で1975年に独立。FIFA加盟は1986年、アフリカ以外のチームと初めて対戦したのは2002年と比較的歴史は浅い。
 W杯予選に参加したのも2002年日韓大会からだが、次の2006年ドイツ大会からは最終予選に進出して3勝するなどW杯には遠いもののアフリカの第3集団くらいの位置付けにはなっていた。2010年代以降は親善試合で旧宗主国ポルトガルとアウェイで引分け(2010年)、その5年後には初勝利を上げ、アフリカ選手権ではベスト8に入るなど(2013年)、徐々に力を付けていた中でついにW杯出場。
 現チームは国外出身が過半数を占めるが、関係の深いポルトガル生まれは3人に対して、フランスも3人、オランダは6人もいる。ただ本国出身でもユース時代にポルトガルのクラブにスカウトされてプロキャリアを始める選手が多く、サッカー選手としてはポルトガル育ちをベースにオランダ、フランス育ちもミックスした構成。余談だが、ポルトガルリーグは日本人選手にとってステップアップしにくいリーグだが、このリーグ自体、外国人はブラジルやこのカーボベルデ、アンゴラなど関係の深い国々の出身者が多く、そうした国の選手達の発掘、育成に特化しているからではと思ったりもする。

キュラソー

 今回のW杯に出場する国/地域で最も人口が少ないのはこの国。人口約15万。元々周辺の島々と共にオランダ領アンティル諸島代表として活動していたが、2010年にキュラソーとして独立し、代表も2011年から活動とかなり新しい代表チーム(ただし過去のオランダ領アンティル時代の記録はキュラソーが継承)。W杯はCONCACAFの最終予選前に敗退する事が多かったが、今予選は10戦7勝3分と無敗、ジャマイカ、トリニダード・トバゴというW杯出場歴を持ち、この地域ではキュラソーより格上の存在だった国を破って出場。
 と言う中でやはりW杯メンバー26名中25名がオランダ生まれという構成が目を引く。オランダ出身選手の多さ自体は以前からの傾向で、2019年のCONCACAFゴールドカップでは23名中12名が該当。しかし裏を返せば11名はキュラソー出身でもあった訳で、当時から更にオランダ化を進めた結果が今。
 ただそれ以外にもアドフォカートというオランダ代表監督経験も有る大物が就いたのも大きかったのではと思う。オランダで生まれ育ち、サッカーもオランダサッカーが身に付いた選手達を、オランダの大物監督が指揮する図式で、サッカー的にブレが無かったのではないかと。
 帰化戦略、欧州育ちの自国ルーツ選手を取り込む国は数多いが、多国籍はそれ故に言語などサッカー以前の共通基盤の不足、様々な国で育ってきた故にサッカースタイルの違いも出てくる訳で、キュラソーはある意味そうした多国籍のリスクを排除しつつ海外出身選手を取り込む事に成功したパターン。
 余談だが、キュラソーの成功を一番意識しているのはインドネシアなのではと。オランダ以外の欧州出身者もいるがあれくらいやればW杯行けるんだと思ってそうだなと笑。ただインドネシアはTDはオランダ人、監督はイングランド人だったりでキュラソーほどの振り切りは無い。またアジアは出場枠広がったとは言え、西アジアを中心に層は厚いし、今回のキュラソーは予選にアメリカ、メキシコ、カナダがいなかったという面は考慮する必要がある。

ヨルダン

 ヨルダンは長年西アジアの中堅国、第2集団の一つというイメージだったが、今回ついに予選突破。国外出身もいるが3名に止まり、その内欧州育ちは1人、他の西アジア諸国の様に帰化戦略や欧州への移民2世3世を積極的に招集している訳でも無い。長年競争の激しい西アジア内で揉まれてきて一定の力はあった中で、そこに優秀な監督と選手が偶々揃い、一気に予選突破まで行った、と言う印象。欧州においてEUROの出場枠拡大でジョージアや北マケドニア、アルバニア、アイスランドといった国がメジャー大会初出場を果たした、そのアジア版というか。
 元々今のチームはモロッコ出身のフセイン・アムタ前監督がアジアカップで準優勝、それを引き継いだのは同じくモロッコ人のセラミ監督(現役時代は代表で1998フランス大会に出場)で、北アフリカや西アジアのクラブでしっかり結果を残してきた人を監督に任命してきたのが功を奏したか。その意味でも堅実な強化と言う印象。

ウズベキスタン

 ウズベキスタンは元々ソ連崩壊でAFCに加盟し、国際大会デビューの1994広島アジア大会でいきなり金メダルを獲ったが、その後はW杯最終予選の常連ながら勝負弱さで常にあと一歩という状態が続いてきた。しかし近年ユース世代がアジアで結果を残すようになり、それがついにA代表に結実して今回3次予選ストレートインでの予選突破。
 ユース年代の実績を見ても2010年以降、特に2020年代は各世代で結果を残している。

U17アジアカップ:2012、2025優勝、2010準優勝
U20アジアカップ:2023優勝
U23アジアカップ:2018優勝、2022、2024準優勝

 ユース世代から着実に積み上げてきた点において日本に似たものを感じる。そうした若い世代の中からフサノフ(マンチェスター・C)などメガクラブに移籍する選手も現れている辺りも。日本もここ数年U代表がかなりウズベキスタンに遠征したり、また日本に招いたりしているが、協会としてもかなり同国をベンチマークしているのだろう。ベースが築かれた上で結果を残し始めているだけに、今後しばらくアジアにおいて日本の強敵の一つとして存在感を示すと思われるが、国内リーグ、クラブがアジアの他地域と比較して競争力が高くない点は弱点かもしれない。

まとめ

ここまで見た4ヶ国の強化を類型するとこんな感じか。

①ユース世代からの継続強化:ウズベキスタン
②元々一定の地力はある中堅国に優秀な監督、選手が上手く噛み合った:ヨルダン
③自国にルーツのある欧州育ちを積極招集
 ③-1:欧州の特定国出身者に完全振り切り:キュラソー
 ③-2:地元出身との折衷+育成を欧州に依存:カーボベルデ

最も時間と金が掛かるのは①だが、基盤を構築、運用が回れば日本然りその効果も長く続く。②はある意味運任せの要素もあるし、元々一定の力が無いとそこに辿り着けないとも言える。これから初出場を狙う国が狙うのはやはり③になるんだろうな。③-2パターンはフランス出身を数多く呼んでいるアフリカ諸国がその先例になるが、ルーツのある選手を招集するという事はそもそもの海外移民の多さが前提ではあるが。

 まぁ大会が始まったら気になった国についてまた色々調べ始めると思うが、そんな感じで約1ヶ月楽しむ事にする。

城南~渋谷エリアを散策

土曜の外出

 今日は東急線の御朱印巡りの続きを行う。この日は百年構想リーグのPO最終戦で17時からは日産で清水戦だが、DAZN観戦にして試合時間までに帰宅出来るよう調整。

東急花御朱印巡り

 まずは池上線沿線の雪ヶ谷八幡神社を参拝し、

雪ヶ谷八幡神社

続いて旗の台駅からシェアサイクルで周辺の対象寺社を巡る。まず向かったのは自転車10分弱の場所にある小山八幡神社とそれに隣接する摩耶寺。初めて訪れる場所で、特に23区南部の主な寺社は訪れたつもりだったが、まだまだ未訪の場所は多い。初めての場所なのでイベント用花御朱印の他に通常の御朱印も書き入れて貰ったが、小山八幡では神職さんが埼玉出身らしく、自分の御朱印帳を見て先日の埼スタ観戦前の神社巡りの話で盛り上がった。

小山八幡神社
摩耶寺

 そこから自転車で北上し、今度は目黒付近の寺院へ。五百羅漢寺と大圓寺。ここも過去の花御朱印巡りの対象となっており、これで3度目の参拝。

五百羅漢寺
大圓寺

 ここで自転車を返却しようとしたが、目黒駅周辺にサイクルスポットが無く、恵比寿駅方面まで行って返却。計1時間半ほど利用して800円。丁度昼時だったのでここで昼食。

 食後はバスで渋谷方面に向かい、対象の2社を参拝。

渋谷氷川神社
金王八幡宮

 渋谷氷川神社は以前行った時もそうだったが、若い女性の参拝客が他に比べて多い。場所柄かとも思ったが、絵馬を見ると大きく「縁」と書いたデザインだったので、縁結びで有名てことなのかね。

渋谷でW杯を感じる

 金王八幡宮は渋谷駅から徒歩圏内なのでそのまま駅方面に向かい、買い物などしつつ散策。W杯間近だけあって関連店舗やスポンサー等のディスプレイは代表関連が目立った。

みずほ銀行
渋谷西武
宮下公園アディダスフラッグシップストア

アディダスの店内も少し見てみたが、かなりの人出で、レジに並ぶ長い列を見てみると、手にしているのはアウェイユニが多かった。ファッションとしての人気があるらしいが、もはや「人気だから買う」という更に一歩上の段階に突入している感もある。その他今回のW杯でアディダスが発表した各国の復刻ユニのラインナップもあり、日本は1993ドーハモデル。

復刻版1993ユニ

 渋谷は非常にインバウンドの多いエリアだが、街行く外国人観光客の中にはサッカーのユニを着ている人も多い。自国代表ユニやスペイン、アルゼンチンなど人気のある強豪国ユニ、あるいは日本のユニなど。そんな事を思いながらKAMOにも寄ると、ここはインバウンドがアディダス店舗より多かった。自分も海外旅の時は現地でサッカー用品店をチェックしてしまうが、海外でも日本でサッカー関連商品を買える店として知名度あるんだな。

KAMO渋谷

 KAMOの近くには11月での閉店が発表されたこの店もあり、見納め。

ハンズ渋谷

 そのまま駅まで歩き、帰宅。天気も良く出掛けるには最適な日だった。16時過ぎに帰宅し、無事17時からの清水戦を視聴。