・大会前に親善試合をせず、いきなり本番に臨んだ分、コンディション調整が普段より1試合分遅れてる感じ。ヨルダン戦の動きはいかにも今年初の実戦という感じで半分調整試合みたいなものだったし(それで勝点1をゲットしたのは今思えば大きかった。)、シリア戦が本来なら大会緒戦のコンディションレベル。逆に言えばこれからコンディションがピークになっていくとも言えるので、結果オーライだが残り3試合勝ち抜く上では良かったのかもしれない。
・と言いつつ、パス回しのスピード、精度、寄せの早さ、緩急の付け方とかを見てるとレベルがワンランク上がっている気がしてならない。あまりに簡単にこなすから当たり前の様に思ってしまうけど。
・香川は南アのメッシの様になる予感。決して悪い動きでなくアシストは決めるけど、何故かノーゴールという。
・岡崎はこれで代表20ゴールを越えたはずだが、たった2年で柳沢を越え、もうすぐ高原に追い付くの見ると、点を取る能力とは何なのか考えさせられる。
・柏木が2列目のポジション争いに加わって頼もしい。これで右は藤本、左は家長、宇佐美が台頭したら凄まじくポジション争いが面白そうなんだが。
・こういう大会では、第3GK以外出来るだけ使うタイプ(トルシエ)と、メンバーをある程度固定して控えGK以外3〜4人ベンチに置いたままのタイプ(ジーコ、岡田)に分かれるが、ザッケローニは前者らしい。まぁ経験を積むのも目的だからそうなるんだろうけど。ただ残ったフィールドプレーヤーは永田と森脇なんで、出場する時は即ちレギュラーが半分以上欠けるとかの非常事態か。