神奈川県社会人サッカー選手権 1次T2回戦(マリノスタウン)


 友人達が出場する試合を観にMMへ。さすがと言うべきか、隣のピッチで金根煥がランニングしていて、最近韓国語を勉強しているという某女史に、在り来たりな挨拶以外の言葉を掛ければ少なくともこっちは見てくれるかもよ、と言ってみたのだが、実際に声を掛けたかは定かではない。


 試合序盤は、トーナメント大会らしい、互いに牽制し合いながら少しづつ前に出ようと駆け引きを繰り返す痺れる展開。押しているのは友人チームだったし、相手がカウンターを狙ってもしっかり複数でカバーしてその芽を摘んだり盤石だったのだが、なかなかシュートまで持ち込めず、その時点では1点勝負になるのかなと。そんな中で前半終わり頃、右サイドを駆け上がったSBが斜め45度からミドルを決めて友人チームが先制した。ちなみにこの右SBの彼を観る度に、背格好やプレースタイルから内田篤人を思い出す。
 先制してそれまでの緊張状態が解けたのか、ここから友人チームはパス回しとかにも余裕が感じられるようになり、相手ゴール前のシーンが増えていく。後半は開始から相手が飛ばしてきて少し受けに回っていたが、ここでも常に数的優位を保って決定機を作らせない。こういうシーンに代表されるように、このチームはとても組織立っていた。かといって個人が目立たない訳でなく、23番氏の様に独特のリズムで小笠原のようにピッチの幅広く使ってプレーするタイプもいたりして、最近の代表もそうだが、こういう組織と個人が良い按配にミックスされたサッカーは自分好みなので、友人というのを抜きにしても面白かった。
 後半の半ば過ぎからはONIやハラD、M野などの面々も次々に途中出場し、スタメンのSONEを含め同年代の仲間が4名もピッチ内にいるのも何だか嬉しかった。試合もサイドから何度も相手ゴールを脅かしたのだが追加点は奪えず、そのまま1−0で終了。
 来週の試合に勝てば昇格との事で、次の相手は相当強いらしいが是非それを乗り越えて昇格を果たして欲しい。


 ここに来るといつも写真を撮ってる気がする。今日も横浜駅から日産本社を抜けると、目の前に高層マンションがそびえ立つ、何と言うか非現実的な光景で、思わず撮ってしまった。帰りは同じ場所が見事な夜景に変わり、また1枚。来週は今日以上の防寒対策でまた。