伊勢・岐阜行(2日日)

 2日目の午前は伊勢市から名古屋への移動に費やし、名古屋到着後はそのまま東海道線で岐阜へ。快速で19分と言う意外な近さ。
 今まで岐阜城に行った事が無かったから行ってみようという唯それだけの理由で向かったのだが、岐阜駅からバスで20分程で城のある金華山の麓に到着。行く途中バスがやけに進みが遅い箇所があったのだが、よく見たら大通りのレーンを1つ使っての反原発デモによるものだった。デモと言っても参加者は20名足らずのその内4〜5人は子供というものだったが。
 着くと城は想像を超える遥か高い山の頂上に位置しており、これは信長と言えど攻略出来んわと心から実感した。ロープウェイで山頂まで登り、少し歩いて天守閣に辿り着いてその最上階から周囲を眺望したのだが、濃尾平野を一望するその景色はまさに絶景であった。


暑さで霞んではいるが、遠く名古屋駅のツインタワーも確認できた位で。高層ビルなど無かった戦国時代には、ここから景色を眺められる事そのものが一種の権力だったんだろうな、と信長や道三も見たであろうこの景色を望みながらふと思った。
 その後は名古屋に戻り帰路へ。ニュースだとUターンラッシュで混雑と言う話だったが新幹線は自由席でも余裕で座れた。名古屋〜品川は名古屋〜伊勢市とほぼ同じ時間なので車内でしばし読書している内に何時の間にか東京に。