前々からお伊勢参りをしてみたく、且つ三重県は未踏破だったんで是非行きたかったんだが、ようやく機会に恵まれた。
新幹線で名古屋、名古屋からは近鉄の特急で伊勢市駅へ。伊勢神宮外宮は駅のすぐ傍に有り、名だたる神社だけにさぞ賑やかなんだろうなと思ったら思いの外閑散とした佇まいであった。
駅から5分も歩けば外宮なのだが観光客はそれほど多く無く、少し拍子抜け。外宮内は正宮の他に幾つかの別宮が散在しており、以前行った出雲大社と比べてもその構成は独特だった。
お伊勢参りは外宮⇒内宮と周るのがルールらしく、次は外宮前からバスで20分程で内宮へ。ここは山沿いの奥まった場所にあるのだが、着くと外宮より遥かに人で溢れていた。所謂“お伊勢さん”というのはこちらを指すのかな。
既に昼を過ぎており、腹が減って来たので名物と言う伊勢うどんを食した。
太麺で今までに無い程の濃口のタレだったがコシは弱め。惜しい。やはりうどんはコシの強いのがいいわ。
遅い昼食後は内宮を回り、伊勢市駅に戻る前に内宮脇にあるおかげ横丁という通りをしばし散策。とても賑わっていて先月行った清水の二年坂の様だった。
バスで伊勢市駅に戻ったものの、ここでまだ16時という事でホテルに向かう前に近くの二見浦まで行く事にした。JRで10分弱という距離で、着くと駅前には何も無かったが、海に向かって歩くと海沿いに旅館が立ち並ぶちょっとした観光地が。
海の向こうには陸地が見え、地図で確認すると愛知の知多半島、渥美半島だった。渥美半島など目と鼻の先という感じで。そんな(今年何度目かの)海の景色を心に留めつつ伊勢市駅に戻り、ホテルに向かって初日の終わり。