気付いたら

 もう9月。さっき外に出たら、思いの外涼しく、虫の音もセミから秋らしい音に変わっていた。9月になったからってすぐ秋になる訳では無いが、確実に季節は変わりつつあるらしい。と言う事でデザイン変更。当分これでいきたい。
 夏を歌った歌は無数にあるが、“夏の終わり”“夏の夕暮れ”でまず思い浮かぶのが、桑田の“悲しい気持ち(Just A Man In love)”。イントロが流れると、何故かまだ暑さの残る、夕暮れ時の情景が思い浮かぶ。夕暮れ時には一日の終わり、物事の終わりの寂しさが付きものだが、この曲からそんなネガティヴな感情は無く、むしろ何故かこれから何か楽しげな事が始まるかのような、ポジティブな思いすら湧き起こる。特に夏を歌った訳では無いのに、曲だけでそんな思いを起こさせる(特に80年代の)桑田には脱帽。新デザインからそんな事を思いつつ、久々にカラオケ行きたくなった。