2010Jレビュー vol.4

今週は長い。
■FC東京

GK:権田
DF:徳永、森重、今野、長友
MF:米本、梶山、羽生、石川
FW:リカルジーニョ、平山
控え:塩田、金英權、椋原、中村、鈴木、松下、赤嶺
その他:平松、田邉、大竹、重松etc

 いやーバランス取れてるわ。主力が揃いさえすれば。
 失点は少ないだろうけど、攻撃陣はシーズンフル稼働の計算が出来ない分、内容の割に勝点を取り逃して、それが積み重なって例によって5〜8位辺りに落ち着くのではなかろうか。


■名古屋

GK:楢崎
DF:田中、千代反田、闘莉王、阿部
MF:三都主、金崎、マギヌン
FW:小川、ケネディ、玉田
控え:高木、増川、ダニルソン、中村、ブルザノビッチ、杉本、巻
その他:竹内、吉村、花井etc

理論上「三都主闘莉王+アジア枠+外国人枠=6人」が可能だとは思ってたが本当にそうするとは。闘莉王の陰に隠れてるが、千代反田、高木の補強は地味に効いてる。控えは攻撃シフトで選んだが、守備に気を使いたければ竹内を入れてもいい。
 いつもの名古屋ならこういう補強はかえって不安要素、というか中位力への壮大な前フリになったものだが、ストイコビッチなら何かを成し遂げてしまうんでないかという予感が・・・。途中で二兎を追わずに何か一つに狙いを絞れば、ひょっとするかもしれない。
 余談だが、千代反田の福岡(J2)⇒新潟(J1中位)⇒名古屋(J1上位)と一歩ずつステップアップしてきた堅実さは何気に凄い。高校時代に頂点を極めたその直後にプロ入りしてたら数年で第一線から退いてたかもしれない。代表には縁遠いけど、こういうキャリアを経る人がいたっていい。