2010-11シーズン展望-プレミア

 先日指摘されるまですっかり失念。W杯に浸ってたら何時の間にか開幕してた。大半のリーグは既に始まってしまったが、まだ始まったばかりだし、ここで恒例のシーズン前雑感集をば。最初はプレミアから。
■優勝
チェルシー
■CL出場権
リバプール、マン・U、アーセナル
■その他注目クラブ
マン・C


 いかにも開幕2試合で判断したような優勝予想と言われそうだが(苦笑)、消去法で行ったらここに落ち着く気がする。主力の高齢化と言っても今季は未だギリギリ持つだろうし、アンチェロッティという監督は何かハプニングに見舞われても常に取り乱さず淡々と勝点を積み重ねる印象がある。丁度昨季みたいに。そうそうチェルシーと言えば先日めでたく代表18試合出場停止を食らったアネルカ大先生の発言にはこっちが笑い死にしそうだった。 
 その他、リバプールが意外とやるんではないかとか、マン・Uは所詮ルーニー次第、アーセナルも定位置キープ以上は出来なさ気、と思いつつ、CL出場権はしっかりこの4つで独占する結末の予感。
 で、マン・Cなんだが、マンチーニは(チェルシーをいきなり優勝させた)モウリーニョとの力量の差を思い知らされるだけになると思う。俺の中で“高コスト監督”と呼んでるんだが、その意は『手持ちの戦力を上手く回すよりもポジション1つでも不満があるとすぐ補強を要求するような』監督。この手の監督は既存でもいい選手はいるのに、そういう選手にはあまり関心を寄せず、結果として補強に金が掛かって借金だけ積み重ねる。だからインテルとか、ここみたいな財布の紐が緩い所で無いと働けない非常に贅沢なタイプ。モウリーニョは補強しながらテリー、ランパードとか自国の選手を中核に据えるバランス感覚があったけども。一応インテルで優勝してるから全くの無能では無いけど、自分の中ではフリットとかクーマンみたいな、見栄えがいいから監督の引き合いはあるけど、掛けたコスト程結果を出せない1人。