J1第16節 横浜M×名古屋(日産)


 空港から実家に直行し、しばしの休息の後でスタジアムへ。よく考えたらこの出張期間中、日産での試合は先々週の瓦斯戦以外全て行ってたり。反面等々力や埼スタ等近隣アウェイや平日三ツ沢はことごとく逃しているのだが。

 マリノスはこの試合までに失点はリーグ最少、得点はリーグブービーという結果だったのだが、試合を見てまぁ納得。押されながら守備は踏ん張って、攻撃は時折鋭いカウンターでチャンスを作るのだが、最後の詰めが甘く、先制しながら追い付かれ、そのまま試合終了。今日は20周年記念ユニ着用試合(=対戦相手がJオリジナルメンバー)で、試合前には歴代の名古屋戦のハイライトを始め懐かしい映像が流れてたんだが、95年だったり03〜04年のチームなら、今日のような試合なら2点目を奪ってそのまま2−0か2−1で逃げ切っていた試合だった。今日の試合がそうではなかった理由が個人の能力の違いに帰せられてしまう所が厳しい所ではあるのだが。

 名古屋は“身体能力のチーム”という感じ。永井の速さ、闘莉王、増川(途中出場)、ケネディの高さetc基本的な身体能力に優れたメンバーを並べて押しまくるという戦法。マリノスも中央の守備は中澤、栗原が構えて簡単にクロスを通さなかったのだが、例えばこのCB2人に闘莉王ケネディが抑えられてもまだ増川がいる、てな具合な物量作戦だった。しかも藤本、小川とセットプレーで良いボールを供給する面子にも事欠いてないし。

 このような内容だったが、マリノスとしては今後も1点が結果を大きく左右する試合が続くと思われる。言い換えればどんな相手にも結果予想は五分五分という綱渡り状態。丁度リーグの折り返しに差し掛かる頃だが、ベテランが多い現状を鑑みると、体力面でこれから夏場が厳しいか・・。

 今日は誕生日から直ぐの試合だったという事で、ハーフタイムに去年同様に祝って貰った。出張からの帰還後初の試合、レバ刺し禁止前最後の日(笑)等等色々な記念日が重なって、試合内容以外でも記憶に残る試合だった。観戦仲間に感謝。