08-09展望 その2 最終回

 最初に気合いを入れて書き過ぎた。後は自分が見る時のポイントだけ簡潔に。


■リーガ
 エトー15、アンリ15、メッシ10、ボージャン10=計50ゴールが最低ライン。途中まで首位に引き離されずに食らいついて、最後のラストスパートで追い抜くのが理想。
 いつの間にかレアルの方がオレンジ化してるのが感慨深い。この調子だとその内に監督もオランダ人になるだろう。


ブンデス
 ここ数年、ブンデスの優勝争いよりドイツ勢の欧州での成績(特にCL)の方が気になってる。今年は早くもシャルケがA・マドリーの前に散って本戦進出は2クラブのみ。悲しいかな近年の成績を考えるとこの数が妥当に見えてしまう。スペインなんて出場枠(4)以上にレベルの高いところが犇めいてて、セビージャでさえUEFA杯に回る位なのに。
 GL組分けはバイエルンフィオレンティーナ、リヨン、S・ブカレストで、ブレーメンインテルパナシナイコス、ファマグスタ。バイエルンはともかくブレーメンはこれで突破出来ないと本当に枠が2になりかねない。今季は久しぶりに強豪に勝つ所が見たい。
 あ、そうそう先日のWSDでホッフェンハイムの大富豪オーナーがSAPの創業者てのを知って、仕事でERPに多少関わってる身として少し親近感が。


セリエA
 今年もインテル、2位ローマなんだろうな。ユベントスは手堅いけどラニエリって最低限のノルマは達成するけど、それ以上の結果を出す為の勝負強さ、勝ち運が無い印象なのでまた3位だと思う。て去年と全然変わらんな。ミランロナウジーニョを獲ってる裏でフラミニザンブロッタセンデロスとなかなか良い補強してるんだが、ここ数年あまりにもメンバーを固定し過ぎた弊害で、チームを根本的に作り直さないといけなくなってるのが痛い。まさかいきなりホームで負けるとは思わなかったけども。
 ただこのクラブはジラルディーノロナウドが追われたみたいに、結果の出せない者を容赦無く切るドライな部分がある反面、マルディーニ現役続行、シェフチェンコ復帰とか、妙に情緒的というか人間臭い面もあって、そのバランスがここまでビッククラブであり続けた一因なのかなと思ったりもする。
 ローマはCL決勝会場が地元だから、ベスト8の壁を越えられたらひょっとするかも。


ポルトガル
 フッキがどこまでやれるのか興味有り。チアゴ・ネーベスがJ2でパッとしなくても今やブラジル代表なように、チームにプレースタイルが合うか、チームメイトと馴染めるかとかも活躍する上で重要だと思うんだが、Jで別次元だったプレーが欧州でどうなるのか見てみたい。少なくとも3強以外だったら日本と同じように個人技見せつけられると思ってるんだが。