ブラジル戦

 ブラジル戦はTVで試合前のブラッターと大統領の開会宣言?と入場→国歌を視た記憶はあるのだが、その後4時間ほど意識が飛んでいた。気付くと目の前のTVで流れてる日本ーブラジル戦が“まだ”前半10分過ぎの割に外が明るく、状況把握に手間取ったのだが、8時からBSで再放送していたらしい。そのまま試合を視てしまった。寝落ち前の記憶だがあのFIFA会長が何か言っている時は会場からブーイングを浴びていた。去年のロンドン五輪女子サッカーの表彰式でもそうだったし、本当に世界中から嫌われてるんだな(苦笑)

 ネイマールのゴールは時間帯といい、インパクトといい、アテネ五輪デ・ロッシに決められたバイシクルを思わせるものがあった。ゴールそのものの衝撃よりも、国際大会(公式戦)でそのプレーを狙う判断と実際に決めてしまう技術に半ば呆れるというか。
 大会の勝ち抜けを考えると最後の失点は余計だったが、これも全て経験として積み上げられるかがチーム力かと思う。強豪相手の試合の価値は、フランス戦みたく勝利して掴む自信も勿論あるだろうが、今日の様な試合でも何かを掴む事にも意味があるのだろうし。その点で言うと今の代表はそういう常に何かを学び取る器を持った選手が多いので、残り2戦も楽しみ。

 負けて言う事でもないが、ブラジルはコンフェデは優勝するかもしれないが、現時点では来年の優勝は無いと思う。94年も02年も、守備ベースにロマーリオ&ベベト、3Rみたいなワールドクラスで点を取って手堅く勝つパターンだったが、今はそこまでのタレントは居ない。ネイマールも年齢的に18年がピークかなと。南アでも同じ様に手堅いサッカーだったけど、結局L・ファビアーノロビーニョ、後は本調子ではないカカしか居ないのが最後に響いたので、それに似ている。