昨日の甲府戦ではスタジアムのBGMに欧州各国のサッカーアンセムが数多く流れていたのが意外であると共に選曲者であろうクラブ関係者のセンスが伺えた。例えばイングランド代表の応援歌“Football is coming home”や、最近はバイエルンのゴールアンセムで有名な“Severn Nation Army”など。その中で“All together Now”のリミックスが流れたのだが、これは初めて聴くバージョンだった。
調べれば調べる程、この曲はサッカー関係で数多くのカバーやリミックスが成されている。原曲は90年代初頭のイギリスのバンドThe farmの同名の曲。以下時系列に沿って並べてみる。
1990:“All Together Now”/The farm(原曲)
2002:“together”/Woody Van Eyden
オランダのDJ、Woody Van Eydenによるリミックス版。自分も埼スタの浦和ホーム戦のBGMで使われていたこの曲を聴いて、存在を知った。
2004:“All Together Now 2004”
The farmによるセルフカバーで、EURO2004のイングランド代表公式応援ソング。
2006:“All together Now”//Goleo VI & Atomic Kitten
06年ドイツW杯の公式アルバムに収録された、イギリスのポップユニットAtomic Kittenと公式マスコットGoleoVI名義のカバー。
で、昨日のスタジアムで聴いた曲だが、調べると2010年のバンクーバー冬季五輪に合わせてリリースされたダンスリミックス版らしい。
2010: “All together Now(American Hands Up Dance Mix)”
特にサビがそうだが、“All together Now”という歌詞やメロディがサッカーと上手くシンクロしてるんだろうな。サッカーは打ち込み系との相性も良いから尚更に。これからも様々なカバー、リミックス版が作られる事と思う。