北海道行(最終日)

 2日目は札幌泊だったものの、最終日は時計台やすすきの、旧道庁などの札幌観光はスルーして小樽へ向かった。7年前に来た時はタクシー運転手に祝津という小樽市街の先にある地区の展望台に連れてってもらった記憶があったのでそこに向かおうとしたのだが、道を間違え、別の展望台に来てしまった。ただ、そこからでも小樽市街やオホーツク海の眺めは良好で、遠く札幌市内のビル群も見えた。

 その後は市街地に向かい、運河など定番のスポットを周りつつ、小樽駅傍の三角市場という市場内にある定食屋で海鮮丼とカニ汁、牡蠣の刺身を。

 駅からは再び堺町通りに戻ってルタオ等色々散策していたのだが、ここで今旅初の雨が。旭川でも単発的に雨雲が通過したりしていたのだが、上手い事回避していた中でついに食らってしまった。ただ10分程走って駐車場に戻り、難を逃れた。
 旅の最後に小樽から新千歳空港に向かう途中も雨は続いていたのだが、札幌市内に入ると雲は晴れて日射しが戻ってきて夏の夕日の中で新千歳空港着。レンタカーは飛行機が出る2時間前に返却という条件だったので空港内でどう時間を潰そうか考えていたのだが、新千歳は店舗が充実していてそれは杞憂に終わった。7年前に比べても更に施設は充実しており、ロイズのチョコレートワールドという施設は店舗だけでなく製造デモ展示やチョコ資料館等飽きさせなかった。

それ以外にも土産の購入などしていたらいつの間にか飛行機の時間が近付き、羽田へ。帰りも窓側だったのだが、離陸すると彼方の地平線はまだ明るく、着陸前には東京湾の夜景が眼下に広がり、また季節柄所々に花火が上がっているのも見えた。

今回は行き帰りともJALだったのだが、ここ最近はANA利用が多く、羽田の第2ターミナルで降りてから出口までかなり歩かされた記憶が残っていたのだが、第1ターミナルは降りてすぐ出口に到着するので便利だ。何処に旅しても思う事だが、各地それぞれ独特の自然・気候があるもので、北海道もまたその雄大さは他に無いものだった。都道府県制覇行は高知を残すのみなのだが、いつ行こうか。そんな事を考えつつバスに乗り込み、帰宅した。