2日目はまず旭川から南下して美瑛・富良野エリアに向かったのだが、途中セイコーマートという北海道で高いシェアを誇るコンビニチェーンで買い物をば。昔高校の修学旅行で来た時からやたら見かけるなと思っていたのだが、中に入ると弁当類は一部店内製造で、弁当パックのデザインなどは他のチェーンで見られない独特の形状をしていた。
美瑛に入るとまずはぜるぶの丘と言う幹線道路沿いにいある花畑に向かい、
その後は山に向かって走って四季彩の丘へ。2つの丘は共に観光客の半数以上は主に中国系、東南アジア系の観光客で占められていた。まぁ日本でもこんな気候、景色は北海道独特なので、より南の国々からしたら観光スポットとしての価値は高いんだろうな。
花畑を見た後は更に山奥に入って青い池というスポットへ。基本的に今旅では殆ど渋滞にはまらず、車の数も信号も少ないので常にカーナビの予定時刻より巻いて到着していたのだが、この青い池だけは渋滞にハマってしまった。それでもまぁ15分程度ではあったのだが。
ここは水が独特の青色をしており、アップルの壁紙にも採用されたとの事だが、てっきり長い時間を掛けて形成された北海道の自然の結晶なのかと思っていたら、ダムの堤にたまたま水が溜まって出来たもので、まだ25年程度しか経っていないらしい。
その後は平野部に戻って富良野に向かった。ファーム富田というラベンダーで有名な農園に行ったのだが、ラベンダーは見頃を過ぎていたものの、その他の花が満開だった。またここは花畑だけではなく、遠方の十勝岳など山々がそびえているのがこれまでに見た花畑とは違う点で、周囲に高い建物が無いせいか空と雲も東京より大きく見える。たまたま友人が同時期にこの十勝岳など付近の山に上っていたらしいのだが、天候が悪く登山は断念せざるを得なかったらしい。平野は晴れ渡っていた中でやはり山の天候は変わり易かったようだ。
富良野の後は札幌へ向かった。一般道で山を越え、途中の芦別の道の駅で休憩しつつ滝川という所で高速に乗ったのだが、札幌が近付いて市街地のビル群が前方に広がる様はそれはそれで迫力があった。札幌到着後、藻岩山という市南部にある山に上って夕景を。丁度暗くなりかけの時間帯で徐々に街の明かりが点いて行く様に思わず見入ってしまった。
山を下りた後は中心部に向かい、サッポロビール園でジンギスカンを食して2日目が終わった。ここは以前来たような気がしていたのだが、あれはキリンのビール園だった。サッポロのは中に博物館も併設され、レストランは数百人は収容出来る程広い施設だった。