これも一つの区切り

 今日はこの3ヶ月間の成果発表。SEらしい作業は殆ど行わないまま4月を迎えてしまったので当然SE的成果など何もなく、こちらとしても行わないものだと思っていた。実際そういう方向に傾きつつあったがさすがにそういう訳にもいかないらしく、開催へ。特に緊張も無かったし(営業実習の発表時の方が数倍緊張した)何点か指摘された以外は何事も無く終了したが、終わった後はさすがに何かを終えた後に感じる爽快感が感ぜられた。


 この3ヶ月間、放置プレーの日々も相当あったが、今考えるとその分ある程度時間を自由に使わせて貰っていた気がする。まとまった時間を勉強に費やせるのも今位だろうしな。それにこんなに年休使うなんて去年までの俺なら考えられなかった。多少風邪でも無理して行っていたのが嘘の様だ。おそらく今W杯期間だったら確実に行ってただろう。明日だって午前の予定が終わったら何も無いから午後半休取ろうか考えてる位だし。

 基本的に今の部署は全体的に冷めた雰囲気(特に若手)を感じるが、大ベテランも多く、その人たちは数々の修羅場を潜ってきただけあって話がとても面白いし、人間的に素晴らしい人ばかりだ(まぁ全員そうだとは言わないが・・・)。そういう人から特にアフター5で様々な話を聞けたりしたので、この点が最大の“成果”かもしれない。

 もちろんそんな事ばかりに精通していたって仕事が出来なければ無意味なのは当然。来週から今度こそ始まる修行でどれだけの事を身に付けられるか、得られるかで、俺の将来も大きく変わってくるだろう。形式的な事この上ない成果発表であったが、一区切りという意味においては今日はある種の分岐点だったと言える。