J1第7節 浦和×大宮(埼スタ)


 車で会社に行って、作業を終えた時はまだ11時にもなっていなかった。折角車で都内まで来た事だし、どこかへ行こうかと思案していると、ふと心に埼スタという文字が浮かび上がった。開始時間を確認すると14時。はい決定。先日の代表戦で散々苦しめられた山手通りも首都高もさすがにこの日はスムースに流れ、結局会社から1時間もしない内に着いた。いつもこうだと良いのだが。

◆試合
・水曜のナビスコで大宮がメンバーを落としてたのは、この試合の為だったか。0−0だったけど決定機の数、内容は大宮が上回ってた。特に後半外国人2トップにしてからはあと一本、あと一歩ていうシーンの連発。
トゥーリオの役割は、例えるなら今野の様でもあり、中村(憲)の様でもあった。中盤の潰し役でありながら機を見て攻め上がってもいたし、両サイドにボールを散らしてもいた。責任感、意志はあるものの、あの役割は適正ではないな。
・浦和の2トップのコンビネーションは開幕の頃とあまり変わって無かった。結果、永井がトップ下(の辺り)に位置する事に。早くあの2トップを機能させる為には我慢して使い続けなくてはならないが、好調の永井も最初から使いたいから結果こうなった、て感じ。パス出しのタイミングが遅かったり、このトップ下もあまり機能してなかったが。
・高原の悪い時というのは昔から変わってない。ペナルティエリア内に入る回数が調子を測る尺度と言って良い位、ゴール量産時はいつの間にかエリア内で待ち構えてるし、悪い時はエリア外でボールを持って強引に突破→囲まれて奪われる、の繰り返し。前半に強引に3人位かわして惜しいシュートがあったけど、過去そんなゴールシーンが幾度あったか。大体ヘッドかエリア内でシンプルに決めるパターンだから、まだまだ状態は良くないというのが伺えた。

 帰りは埼玉を抜けるまでに1時間、そこから家まで1時間。荒川を越える時、橋から臨む薄暮の都内はこの日のベストシーン。