展望2-プレミアリーグ

 あまりにも暑すぎて掃除と自転車の洗車以外何もする気が起きなかった。


■マン・U
 ここは実績の割に海外の大物に対するブランド力がスペイン辺りに比べるとワンランク落ちるのか、移籍市場で結構苦戦してる。リベリやベンゼマにも振られてしまった。英国系やプレミアでプレーする外国人に対するブランド力は絶大だけども。全体的に小粒になったので、タイトルは厳しいかと思うが、あの監督の事だから唯では引き下がらないだろうという気もする。
 あと、ハーグリーヴスの引退危機はとても心配だ。まるで明神か橋本かという(イングランドにあまりいない)気が利くプレーは結構好きなので、快復祈願。


リバプール
 毎年それなりに選手を獲ってるのに、一向に選手層が厚くならない。移籍の「外れ」の多さ、毎シーズン誰かしらが大怪我で長期離脱してしまう、と色々理由は考えられるけど、結局ジェラードとトーレスが生命線だからか。心情的には優勝して欲しいけどまた2位かな。


チェルシー
 優勝するのはここじゃないかと思う。戦力はキープしてるし、監督もあのベルルスコーニの下で8年も耐えたんだから、アブラモビッチとだって上手くやっていけるだろうし。


アーセナル
 若い選手をトップチームで起用するのは勇気がいるし、それは評価すべき事だと思うけど、言われてるほどここのユースはレベルは高くないと思う。セスクとかウォルコットとか、殆どが他のクラブである程度育成され、将来のブレイクが見えていた所でアーセナルが獲った選手ばかり。セスクなんてU17W杯でMVPを獲った後の移籍だしな。ここのユースが本当に1から育てて大成したのはA・コールが最後じゃないかと。
 若い選手を獲って育てて強化という目論見が、全員が順調に育つ訳では無く、また大成した途端に給料の良い他クラブから狙われるという現実の前に苦しんでる印象。方針を変えない限り、どのタイトルもベスト4が限界か。つまり昨季と同じ。


■マン・C
第2のチェルシーになりたいのならまず監督選びから始めるべきかと。ヒューズはEL出場権やカップ戦タイトルを狙う中堅クラブに相応しい印象で、リーグやCLを狙うには・・・。


■その他
 エバートンとかアストン・ビラみたいな、優秀な監督の下で若い有望株や外国人を少しづつ集めて強化していくチームは好感が持てるので、是非リーグカップでも良いからタイトルと言う形で報われて欲しいと願ってる。


 夜、走った帰りにあまり車も通らず照明も薄暗い裏道を歩いていたら、道路沿いの民家からこの時期らしく線香の匂いが漂ってきた。すると唐突に庭の犬の吠えたてる声。次の瞬間、半ば本能的に早く明るい幹線道に出るべく走り出していた。何なら今日でなく月曜休んで味スタを心置きなく楽しんだ方が良かったかもしれない。