J1第19節 川崎×名古屋(等々力)


 試合前は2−2の打ち合いを予想してたんだが、序盤は名古屋がやや慎重で、川崎の方が少し動きが活発だった。良い時の川崎はパス回しに独特のリズムがあるな。左右にボールを回して相手を揺さ振りながら徐々に前に進み、突然テンポを上げ、縦パス1本で決定機創出、という感じで。中村ケンゴがいるから出来る芸当なんだろうけど。前半終わり頃、まさにそういう展開で先制。
 名古屋は先制された後やっとギアチェンジして、前半に一度、後半にも混戦からあとほんの少し足を伸ばしてボールを突けば入るようなシーンが一度あったが、あれが入ってれば俺の予想は当たってたかもしれない(苦笑)しかしながら、追いつく為に小川を入れた直後に2点目を失い、その後増川が黄紙2枚目で退場と、今日はやる事が全て裏目に出る日だった。そういえば試合の終わり頃になって、玉田がスタメンだった事に気付いたが、早めに交代カードを切っていた中で、あの出来で何故フル出場出来たのか今でも謎だ。
 逆に川崎は交代策が全て上手く行ってさらに2点追加で4−0。こういう狙いが全て的中するような試合なのを差し引いて考える必要はあるが、点取り屋と正GKを失ってもここは揺がない軸があって、それが上位をキープしてる理由なのかもしれない。

 武蔵小杉のバス列の長さを見た時も嫌な予感がしたが、着いたらやっぱり席は空いておらず立見だった。後で発表されたが今季最高の入りだと。早く3万収容の専スタを。