J1第19節 横浜M×山形(三ツ沢)


 今日は空が白く靄が掛かって見えるほど蒸した夜で、最初から両チームの動きは重かった。それでも山形の選手は全員が必死に走って、しかもボールを奪うポイント(中盤の小椋、清水の辺り)が共有されてるから動きに迷いが無い。さすがにラスト15分は足が止まってたけど、そんな中でもFW長谷川は最前線で走り回ってたし、試合終了の瞬間には山形の選手が何人もその場に倒れ込み、死力を尽くしたというのが伝わってきた。ゴールもセットプレーからCBが決めた展開といい、去年のデジャヴかと。
 今日は古橋が欠場したけど、セットプレーでは左石川、右増田のキックは正確だし、その増田も労を惜しまず走り回ってる位だから、いいチームだ。去年よりもサッカーのレベルは上がってる気がする。

 清水戦を観て“後半戦は内容が伴った試合が見れそう”と書いた直後にこういう試合とは思わなかった。一応“先制すれば”と付け足しておいてはいたが、やっぱそういう事なのかね。先制すれば首位にアウェーでも勝てるが、先に失点したらどんな相手にも追い付くのがやっと、という。