2013年最終節に向けて

 昨日の朝から少しおかしかったのだが、今朝起きると喉が完全に腫れて風邪の症状だったので今日は一日安静。
さて、最終節は残り5戦で最も難しいと思っていたアウェイ川崎戦なのだが、同節は鹿島×広島の2位3位対決が組まれており、まだ一歩有利な状況ではある。鹿島とは勝ち点3差でマリノス●鹿島○で並ばれるが、得失点差が9ある為に現実的にチャンスは2位広島まで。33節と同様にマリノス○なら他会場に関係なくマリノス優勝だが、△or●で広島○の場合は広島の逆転優勝となる。
 ここでマリノスの勝機について考えてみる。今季川崎に対してはリーグ、ナビスコで2戦2勝と相性が良いが、いずれも春先のホーム開催で、ナビスコでは中村ケンゴ、リーグでは大久保が不在だった。あれから約8か月を経た今は大分チーム状況は異なると考えた方が良さそう。ただ、相手がどのようなメンバーであれ、マリノスとしては絶対に先制を許してはならない。以下は23節以降のリーグ戦結果の一覧表だが、23節(8/28開催)で3-0で勝って以降の10試合でリーグでは2点以上取れていない。また24節以降先制した試合は4戦4勝、逆に先制を許した試合は4戦1分3敗。先制さえすれば上手く試合をコントロールして逃げ切る事が出来るが、逆の場合は同点に追い付くのが精一杯―――そんな状況が見えてくる。
 選手個々のコンディション低下や相手に研究されている事もあるだろうが、やはりFWマルキーニョスのコンディション低下というのが一番影響が大きいだろうな。この10試合は見事にノーゴールで、昨日もシュートチャンスはあったものの、夏頃までの鋭い一撃では無かった。控えの藤田も昨日述べたようにレギュラーとして使うには厳しいので、現在はFW陣の得点力低下の影響をモロに浴びている状況。

23節:浦和 (H)○3-0(中村2、マルキーニョス
24節:大宮 (A)●0-1
25節:C大阪(H)△1-1(ドゥトラ
26節:清水 (H)○1-0(中村)
27節:仙台 (A)△0-0
28節:甲府 (A)△0-0
29節:広島 (H)○1-0(齋藤)
30節:大分 (A)○1-0(中村)
31節:名古屋(H)●1-2(兵藤)
32節:磐田 (A)○1-0(中澤)
33節:新潟 (H)●0-2
34節:川崎 (A)

 最終節のポジティブな要素を挙げてみると、マリノスは今季広島、浦和の様な“どんな相手であれ自分たちの形(主に攻撃面で)を貫く”チームに対しては研究の成果か勝率が良く、風間フロンタもそっち系統なので上手く相手の長所を消してプレー出来そうだという面はある。逆に不安な要素としては上で述べたように、大久保、レナト、中村の3人が揃った川崎を相手にするのは初めてで、アウェイで果たして上手く守り通せるか(先制を許さずに守備が耐えきれるか)という点。

 何はともあれリーグは残り1試合という事で風邪を治して自分もベストコンディションで最終節を迎えたい。昨日も日中は陽射しが強かったが、さすがに朝晩は冷え込んだ。