J1第19節 横浜M×清水(日産)


 今日も20周年記念試合と言う事で、てっきり93年のJオリジナルメンバーが相手の時は全て着用するのかと思っていたが、この20年ずっとJ1(一部)にいるチームが相手の場合限定らしい。
 このイベントでは試合前に過去の名選手が激励に来るのだが、今日は久保だった。最近の様子を幾つか動画で視たが、この人が子供らを元気に指導してる姿を視ると何故か現役時代の化物プレーが思い出されて感傷的になる。今日も笑顔で良かった。

 試合は前半は清水が組織的に攻めて何度か惜しいシーンがあったが、最後の力強さに欠ける感じで、これなら今のマリノスの守備は失点しないだろうという内容。逆に攻撃は殆どチャンスが無く、中村がいればセットプレーで先制してる可能性もあったが、今日は累積警告で欠場してキッカーは兵藤だったからその芽は無かった(苦笑)まぁいつも通りの内容。
 で、後半にパスミスを拾ってマルキーニョスが決めて先制し(名古屋戦もそうだったが、こういうワンチャンスを決めるのはさすがだ。)、清水のラインが高い裏を突いて大黒が抜け出してGK林もかわして追加点、そして最後はPKも取って兵藤が決めて3−0と理想的な展開で快勝した。
 
 清水は前半は良かったけど、後半失点を重ねる度にバランスを崩していった。ここら辺が最近勝ててない原因かね。(確かこれで9戦未勝利だったはず。)組織的だがあまり恐くないというか。小野が象徴的で、さすがのテクニックで狭いゾーンでも慌てずにプレーしていたけども、ゴールに繋がる鋭さには欠けていた。