J1第24節 横浜M×清水(日産)


 前回の観戦から3週空いた。この間マリノスは連戦で、ホーム戦も9/5川崎戦、9/13C大阪戦があったのだが別件予定だったり日曜夜ならDAZNで良いかとなって足が遠のいていた。年チケなら少なくともリーグ戦はほぼ全て行っていたが、今の様に試合の数日前に買う形式だとその都度状況を鑑みてしまう(チケ価格という要素も勿論ある)。前回に続いて水曜観戦となったのもある意味必然ではあり、日曜夜よりかは水曜の方がちょっとした気分転換にスタジアムに行こうかなという気になるんだな。

 リーグ戦はようやく折り返しという中で今日は24節。前回観たのは29節だったのだが(笑)、ACL絡みで今日も代替開催の日。ACLやコロナ感染による中止で各チーム消化試合数がバラけているが、どこかプレミアっぽさがある。マリノスは上位相手にリーグ戦3連敗という中で今日を迎えた訳だが、相手の清水の監督は去年までポステコグルーの片腕だったクラモフスキー。似たサッカーを志向する者同士、日本平の試合は4-3の打ち合いだっただけに今日もそうなるか・・・・
 と思っていたら開始早々に畠中が負傷退場し、10分経たない内にマリノスが先制、その直後に抜け出した仲川を倒した立田が一発退場と、最初の15分で試合は大きく動いた。そしてその後は一方的にマリノスが押し込む展開となり、30分経たずに3-0。前半でほぼ試合は決まった。
 後半もマリノスが押し込んではいたが最後のツメが甘くノーゴール。後半から出た天野、大津といった選手はこの展開だから出場出来たと言っても過言では無く、例えば直近3試合の様な均衡、あるいは押される展開での起用はちょっと厳しいなと。逆に中盤の渡辺、畠中の負傷で急遽3バックの中央に入った喜田は押し込む展開でありがちなカウンターからのピンチの芽を未然に防ぐクレバーなプレーが目立った。喜田もドリブルでボールを前に運ぶ、縦パス入れるなど攻撃面で絡もうとすると空回りすることが多いが、目の前の相手を潰し、素早く近くの味方にボールを回す、といったプレーなら欠かせない戦力。

 清水は1人少ない状況ではあったがあれほど押し込まれるのは意外だった。見ていてGKやCBから繋げないのはこのサッカーではキツいよなぁと。連戦で選手を入れ替えざるを得ず、出る選手によってサッカーの質が大きく変わってしまう状況なのかもしれないが。日本平で対戦した時はまさに2年前のマリノスのような目指すサッカーの原理原則に忠実な印象を受け、またそれ故の恐さもあったが、厚くは無い選手層でやり繰りしながら結果が出ない悪循環の中で今は自信を失っているのかなと。ただ今季降格が無いのは大きなアドバンテージではある。同時にマリノスがそうだったように、このサッカーに適した選手を少しづつ集めることも重要であると思うが。

 後半は冗長な内容だったが在宅が続く中で気晴らしになった。次のホームは9/23仙台戦だが連休明けで仕事を考えるとちょっと厳しいかな。その後は三ツ沢開催が続き、条件緩和後も(おそらくは席間隔を空ける為に)収容上限は3800人程度という話なのでチケ取りは難しいかもしれない。マリノス戦に拘らず、先月のYSCC戦の様に近隣で開催される試合に行こうか。