U17

 今朝方試合を視ていたら、アルゼンチン相手に前半の半分も過ぎない内に2点先行してビビッた(笑)結果3−1で快勝してGL1位突破決定。前回の宇佐美とか柴崎、宮吉らの世代に比べて飛びぬけた個人能力を持つ選手はいないけど、今回の方が攻撃でも守備でも11人全員が互いをフォローするのが徹底されていてチームとしての完成度はより高い。後はやっぱCBが段違いに強いわ。2点目を決めた植田と、今日は温存された岩波のCBコンビは高さ、強さ共に過去のU17世代最強なんではないかと。この世代はこれまでフィード力とか足元の器用さが優先されて高さは重視されず、世界大会に出るといつも相手のパワープレイを抑え切れずに失点してたけど、後ろがそれを撥ね返せれば結果が出る確率もより高まる。南アの中澤&闘莉王然り。今日の全ゴールともベンチに駆け寄って歓喜の輪が出来たりと雰囲気も良さそうなんで是非ベスト4以上を。
 その一方でこの試合ではアルゼンチンがその名前の水準では無く、というかあまりの酷さに衝撃を受けた。1点目、3点目はGKが正面の大して強く無いシュートをキャッチ出来ず、3点目のきっかけになったのは信じられないような凡ミスが発端だった。メッシの存在で一見トップレベルを維持しているように見えるけど、実は結構足元は揺らいでいるのかな。