数日前にフッキのロシア行きが決まったニュースを見て、さすが天然資源マネーと思ったんだが(ゼニトはガスプロムがスポンサー)、ふとこういったガスとか油がマネーの源泉であるチーム、要は金満クラブは何処もイタリア人監督だと気付いた。
マン・C :マンチーニ
チェルシー:ディ・マテオ
パリSG :アンチェロッティ
ゼニト :スパレッティ
短期で勝てるチーム、且つある程度戦術も教えられる監督となると必然的にイタリア人に行く着くのだろうか。こういう金で大物を集めるクラブのオーナー陣は、単に勝つだけでなく内容も要求するのが常だが、今のイタリア人監督は単に守り勝つだけではない組織的なサッカーも教えられるし、どうしても勝ちが必要な場合は躊躇無く守備サッカーを披露する芸当も出来るから(昨季のCLでのチェルシーの様に。)、最もニーズに合ってるんだろうな。
これだけでなく、チェルシー以降のチームは短期で勝てるチーム作りのノウハウが有る程度共有されているような気がしてならない。ノウハウと言うか反面教師なのだが、大物外国人を獲るだけでなく、自国人選手も獲ったり育てたりしてチームの中心に据えるという。マンCならハート、チェルシーならテリーの様な。おそらく過去の事例を研究して、少し前のインテルみたく外国人を見境無く獲りまくるとチームのまとまりを欠く事に気付いたんだろうな。
フランスはまぁパリSGが優勝するだろうけど、あのバートンがマルセイユに移籍したらしいので、パリSG戦でイブラヒモビッチと一戦交えてくれる事に期待している。