仏戦

・前回のサン・ドニも雨でぬかるんだピッチで、まともに動けたのは中田英だけだったが、今日は全員落ち着いていて、少なくともしなくていいミスでピンチを招くというシーンは無かった。確か11年前は楢崎のキャッチミスでの失点があったが、今日の川島は一度ボールを滑らせてCKにした以外はほぼ完璧だったし。最終ラインもよく落ち着いてたな。
・向こうも親善試合モードだったがこちらも前田、本田、岡崎がおらず右SBも内田→酒井(ゴリ)だった訳で、よくここまで戦ったわ。後半に乾inで香川、清武のセレッソトリオで2列目にした時は絶対ザックは狙ったな(笑)
・全体的に押されてはいたが1対1を作られて、というよりは向こうが無理な体勢からでもシュートを打ってきた面が強く、数字ほど失点の恐怖があった訳ではなかった。まぁどんどん打ってくる積極性とミドルを枠に飛ばす技術は見習いたい所だが。
・今野のドリブルはまるで闘莉王(あるいはマリノスでの松田)の様だったが、アシスト長友、ゴール香川ってのは、やはりビッグクラブで相手の一瞬の隙を逃さない嗅覚を磨いてきた故なのか。特に長友は後半対面の15番を圧倒していたが、この選手はパリSGの選手だった。少なくとも名前負けはしない。
・フランスは身体能力は高いが、サッカーに必要な+αが無い印象。今日はホームで攻勢だったけど、4日後のスペイン戦(アウェイ)は今日の日本の様な展開になる可能性が高い。