独仏・独伯

 昨晩は準々決勝2試合を視聴するつもりが、会社の飲み会からの帰宅後に爆睡してしまい、目覚めてTVを付けたら丁度ブラジル×コロンビアでD・ルイスがFKを決める瞬間だった。
 特に1時からの独仏戦を視たかったのだが、正直負けもあると思っていた。フランスが今大会バランスが取れたサッカーで安定感がある一方で、ドイツは前の試合で決定力に欠ける不安定な試合運びで、しかもインフルエンザ蔓延というニュースも入っていたので。ハイライトを視ても内容はほぼ互角かフランスがやや押していたようだが、それを無失点で抑えて勝てたのは大きい。フンメルスのゴールはヴァランに競り勝ったものだが、CBとしての(現時点での)実力と経験の差がそのまま出たシーンだったな。

 で次はついに開催国が相手となるのだが、ここにきてネイマールが負傷離脱でT・シウバも出場停止という状況。守備はダンテがいるからまぁどうにかなるとして攻撃=ネイマールだっただけにブラジルにとってこれは痛い。まぁこういう大会では延長、PK、セットプレーからの1発等々どんな事も起こりえるので楽観は出来ないが、先制点を奪えれば一気に有利になると思う。
 ただ先制点、という意味ではここ数試合の決定力の低さが懸念材料ではある。フランス戦もシュールレがカウンターからの決定機を何度か外していたし、アルジェリア戦もミュラーが外しまくり、エジルの2点目も本当ならその直前のGKとの1対1で決めておくべきものだった。クロース、ゲッツェシュバインシュタイガーエジルが並ぶとボールは回るのだが、最後のフィニッシュが甘いんだよな。クロース以外得点力はある方だが、シュバインシュタイガーはここ数年ポジションを下げてゴール数が減り、ゲッツェエジルは今大会は1点づつ決めてはいるがチャンスの数を考えたら少ない。
 ここで嘆いても仕方の無い事だが、やはりロイスの直前離脱は痛かったなと。この選手は上記の選手達と遜色無い技術を持つと同時にシュールレの様な縦への推進力と得点力を兼備するタレント。シュールレポドルスキを抑えてレギュラー確実だっただけはある。

 準決勝は水曜朝5時か。今日でようやく1時開始の試合が終わるので、ラスト4戦(準決勝×2、3決、決勝)は早起き健康生活が出来る(笑)