最終回は中国、四国、九州・沖縄地域を。
■中国代表(岡山、広島、山口、鳥取、島根):人口744万
GK:増田(広島)
DF:槙野(浦和)、森脇(浦和)、森重(FC東京)
MF:田坂(川崎)、青山(広島)、原川(鳥栖)、川辺(磐田)
FW:永井(FC東京)、久保(ヘント)、田中(達)(新潟)
控え:岩政(東京U)、野津田(清水)、茶島(広島)、平繁(熊本)、渡(徳島)
人口は香港(731万)、ヨルダン(760万)位の規模。と言うか香港はあの狭い地域(東京23区の2倍、札幌市と同規模)にそんなに人口を抱えているのかと驚いたが。この地域のJ1クラブは広島だけで、アカデミーも実績が突き抜けているのでやはりここの出身者が多い。なのでフォーメーションも広島らしく3バックで(笑)槙野や森脇らだけでなく、森重も中学まで広島ユースだった。そんな中で意外と山口の出身者がいる。久保、原川の京都U18出身コンビに田中達也、そして昨季で引退したのでここには入れなかったが元大分の高松(今度大分市議会選挙に立候補するらしい)もそうだった。
■四国代表(香川、徳島、愛媛、高知):人口388万
GK:楢崎(名古屋)
DF:長友(インテル)、塩谷(広島)、實藤(福岡)
MF:鎌田(鳥栖)、丸岡(C大阪)、楠瀬(松本)、高木(讃岐)
FW:川又(磐田)、小松(北九州)、平井(北九州)
控え:表原(愛媛)
人口は最小の388万でこれはオマーン(384万)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(386万)と同規模で横浜市(373万)とそう変わらない。J2レベルまで広げてもクラブでレギュラーで試合に出ている選手で11人集めるのに難儀したのだが、長友、塩谷、鎌田といったタレントがおり、過去にも黒部光昭、福田健二、藤本主税、福西崇史、伊藤宏樹といった選手を輩出している。楢崎は奈良出身と思いきや徳島生まれという記載があり、これを信用してこちらにエントリー。
上記でJ2まで広げて探したと書いたが、イギリス内のウェールズ(人口約306万)、北アイルランド(約187万)の代表選手が2部、3部所属が多いのにも通じる。
■九州・沖縄代表(福岡、佐賀、長崎、熊本、鹿児島、大分、宮崎、沖縄):人口1448万
GK:西川(浦和)
DF:徳永(FC東京)、植田(鹿島)、谷口(川崎)、松原(横浜M)
MF:清武(C大阪)、井出口(G大阪)、遠藤(G大阪)、東(FC東京)
FW:大迫(ケルン)、大久保(FC東京)
控え:六反(清水)、伊野波(磐田)、岩下(福岡)、山村(C大阪)、車屋(川崎)
梅崎(浦和)、兵藤(札幌)、田口(名古屋)、興梠(浦和)、渡邊(千)(神戸)、赤崎(鹿島)
人口規模はジンバブエ(1414万)とセネガル(1497万)の間に位置する。関東、関西に並ぶ豪華な顔ぶれだが(ガンバの井出口は福岡出身と知った。昨日のエントリーも併せて修正。)、上手いだけでなく“強い”、“当たり負けしない”という印象もある。まぁその印象の源は国見から来ているのだとは思うが(笑)、国見以外にも九州の高校、ユースは他地域に比べてよく走って力強いサッカーをする。そういう点もプロで生き残る選手、代表に選ばれる選手が多い理由かなと。
そう言えばロンドン五輪世代は九州出身者が結構多かった。清武、山村、大迫、東、永井(高校は福岡)など。最終予選の緒戦を鳥栖で開催したのもそういう背景があったからだろうか。
ようやく終了。今回もwikip○diaに世話になり通した。海外組もいて難しいとは思うが、いつかチャリティマッチ等で、こうしたガチメンバーでの地域代表同士の試合を見てみたい。