J1第22節 川崎×横浜M(等々力)


 土曜にしては珍しく早く起きたので、部屋の掃除をした後はその辺を走りに行こうかと思ったらとんでもない猛暑で身の危険を感じたのでスポセンに変更した。思いの他混んでいたけど、顔ぶれの半分位は見覚えの有る人ばかりで、俺が初めて使う筋トレ器具の使い方が分からないでいると初老の方が親切に教えてくれたりと、心が和む一時であった。
 スポセン後はそのまま昼食や読書で時間を潰しながら余裕を見て14時半には等々力(の席)に着くつもりで向かったら、アウェー側ゲートは過去見た事の無い長い行列。結局席に着いた時は15時になっていた。今日は試合前に等々力改修についてのアナウンスや市議会関係者の挨拶が有ったが、もし本当に3万5千規模のスタジアムを建てるならば喜んで賛成したい。勿論、出来れば専スタで。
 試合について。今日もいきなり開始1分に川崎が先制したし、その後もパスミスや消極的なプレーの連発でとても勝てそうには思えなかったが、前半終了間際に山瀬が同点ゴール、そして後半開始早々に兵藤が素晴らしいミドルを決めて逆転。これで完全に(いつも先制した時のように)相手に攻めさせながら、時折鋭いカウンターを仕掛ける自分らの十八番に持ち込む事に成功し、山瀬の突破から再び兵藤が追加点を挙げて3−1。いつも3−1というスコアは(2−1、1−0というスコアの内容が辛勝であったり、完勝であったり様々であるのとは違って)大概結果・内容共に“快勝”、“完勝”という表現が相応しいと思ってるんだけど、その通りの内容・結果になった。
 新潟戦でもそうだったが、今のマリノスは最初から強さを感じさせる訳では無いのに、いつのまにか決定機を作って点を取ってしまう。そして守備もそれほど組織的に守ってる風でも無いのだが、最後の最後は相手のクロスだったりシュートをブロックする。まぁ攻撃に関しては25番が落ち着いてミドルレンジで展開出来るのが大きいんだろうけど、とにかく今はチームが自信を持ってサッカーしてるのかなという感じがする。
 この何とも捉え所の無い雰囲気はいつまで続くのだろうか?捉え所が無さ過ぎて、反動も凄そうな気がするが、次のアウェー名古屋で勝ったら本物かも。